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貧乏神が!
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Sunrise |
桜は周囲の人々や物から大量の「幸せエネルギー」を吸収し、世界のエネルギーバランスを崩してしまった。世界の均衡を取り戻すため、貧乏神のもみじは桜のエネルギー吸収能力を奪うために動き出す。もみじは桜の吸収能力を止められるのか、それとも神も桜の幸せに飲み込まれてしまうのか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
桜市子は容姿も成績も運動神経も恵まれた、何ひとつ不自由のない高校生。しかしその幸運は、周囲の人々や物から大量の「幸福エネルギー」を無自覚に吸い上げることで成り立っていました。市子一人に幸せが偏った結果、世界全体のエネルギーバランスは崩れはじめます。均衡を取り戻すため、貧乏神の紅葉が市子の吸収能力を奪い取ろうと動き出しました。だが幸運に守られた市子は一筋縄ではいきません。果たして紅葉は市子の能力を止められるのか、それとも神までもが彼女の幸せに飲み込まれてしまうのか。神と人間の全力バトルコメディが幕を開けます。みどころ・魅力
① 神 vs 人間の全力ドタバタバトル
貧乏神・紅葉と幸運の少女・市子がぶつかり合う構図がそのまま作品の推進力です。能力も性格も真っ向から対立する二人の攻防は、手段を選ばないハチャメチャな展開へと発展し、テンポよく繰り広げられるバトルコメディとして最後まで飽きさせません。② 勢い重視のハイテンションなギャグ
畳みかけるようなツッコミ、誇張された作画、容赦のない掛け合いが本作の持ち味です。シリアスになりすぎず、勢いとノリで押し切るコメディ演出が徹底されており、難しいことを考えず笑って観られる気軽さが大きな魅力になっています。③ 衝突から芽生える不思議な関係性
敵同士として始まった市子と紅葉ですが、ぶつかり合ううちに少しずつ距離が変化していきます。互いを認め合うような瞬間がギャグの合間に差し込まれ、単なるドタバタでは終わらない人間ドラマとしての厚みも感じさせてくれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 藤田陽一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 下山健人 |
| キャラクターデザイン | 田辺謙司 |
| 音楽 | 浜渦正志 |
| 美術監督 | 渋谷幸弘 |
| 音響監督 | 小林克良 |
| OP | ピコ「Make My Day!」 |
| OP | ハッピーバースデー「恋暴動」 |
| ED | ハッピーバースデー「恋暴動」 |
| ED | ピコ「Make My Day!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルで完全に油断していた。「貧乏神が!」なんて、どうせ貧乏神に取り憑かれた女がドタバタやるだけの安いギャグだろう、と。実際、最初の数分はその予想どおりで、桜市子という主人公の性格の悪さに笑った。ところが見続けるうちに、このアニメの本体がギャグじゃないことに気づいてくる。2回目で見直したとき、序盤のあのバカ騒ぎの裏に、ちゃんと「持ちすぎた人間の空っぽさ」が仕込まれていた。第一印象を裏切られるのが好きな人間としては、まんまとやられた一本。見る前のナメた態度を、わりと本気で反省した。
持ちすぎた女と、持たざる神——「対等な喧嘩相手」という救いの話
桜市子は、周りの人間から無意識に幸福エネルギーを吸い上げて生きてきた。金も美貌も才能も、全部が向こうから勝手に集まってくる。一見すると最強の設定だ。でも裏を返せば、市子の周りにいる連中は、市子そのものではなく市子が振りまく「おこぼれ」に群がっているだけ、ということでもある。誰も彼女と対等じゃない。誰も本気で彼女に逆らわない。だからこの女は、笑えるくらい性格が悪いまま育った。守られてきたんじゃなくて、放っておかれてきたんだと思う。
そこに現れるのが、もみじだ。貧乏神という立場上、もみじは市子から幸福を奪いに来た側なんだけど、市子にとっては生まれて初めて「自分のエネルギーに屈しない相手」になる。殴り合いみたいな喧嘩をして、騙し合って、それでも翌日にはまた顔を合わせる。この関係が、ギャグの皮をかぶった本筋なんだと思う。
この作品は、超能力バトルでも貧乏神ホラーでもなくて、「持ちすぎたせいで誰とも対等になれなかった女が、初めて手に入れた喧嘩相手の話」だ。バランスを直しに来たはずのもみじが、いつのまにか市子の孤独に付き合わされていく。世界の均衡を取り戻しに来た神が、その女の人生にいちばん足りなかったピースだった——という構造が、笑いながらじわじわ効いてくる。終盤になって序盤の能天気なテンションを思い返すと、最初からこの話はずっとそこを描いていたのか、と納得する。
特に刺さったシーン
花澤香菜の芝居が、とにかく振り幅で勝負している。市子の高飛車な早口と、ふとした瞬間に漏れる素の声のギャップで全部持っていく。序盤、もみじと初めて本気でぶつかる展開で、勝ち気な声がほんの一瞬だけ揺れる芝居があって、そこで思わず巻き戻した。ギャグアニメの主役にここまで仕込むのか、と。脇も濃い。釘宮理恵の箕輪胡桃が出てくるとテンポが一段跳ねるし、杉田智和の剛狸原柳次みたいなふざけた配役が平然と機能しているのも面白い。犬神桃央役の下野紘や、龍胆巌十郎役の置鮎龍太郎みたいな、無駄に良い声の連中が全力でくだらないことをやっているのも効く。パロディ全開の作画が突然崩れて顔芸になる、あの緩急そのものがこのアニメの体力だと思う。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 第一印象がギャグでも、その下に人間の話が敷いてある作品が好きな人
- 主人公が性格悪いまま魅力的、というタイプのキャラに弱い人
- パロディとスピード感のあるギャグのテンポに乗っていける人
合わない人
- 落ち着いたトーンで一つの物語をじっくり追いたい人
- 下ネタ・パロディ・楽屋オチ的なノリが苦手な人
- 主人公にまず好感を持てないと入り込めない人
次に見るなら
斉木楠雄のΨ難:持ちすぎた力をもてあます主人公が、ひたすら乾いたツッコミを入れ続けるギャグ。市子の毒舌と早口に笑えたなら、こっちの淡々とした地獄もハマるはず。
べるぜバブ:不良と超自然のドタバタに、ちゃんと情が混ざってくるバランスが近い。喧嘩しながらいつのまにか腐れ縁ができていく関係性が、市子ともみじの距離感と地続き。
這いよれ!ニャル子さん:パロディ機関銃の物量とテンポで殴ってくるタイプのギャグ。Binbougamiのあの一秒も止まらないノリが好きなら、相性は相当いい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作については、現時点で確定している配信サービスの情報はありません。視聴を検討される場合は、各配信プラットフォームの最新の取り扱い状況をご自身で確認していただくのが確実です。配信状況は時期によって変わることがありますので、公式サイトや各サービスの検索でこまめにチェックすることをおすすめします。
