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つうかあ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | SILVER LINK. |
Silver Linkの10周年記念アニメ。本日は高校部門のレーシング膝立て展示会のオープニング。全国から集まった女性たちが「膝立てレース」での優勝を目指す。今日は今シーズンの出場者紹介レース。まだ限界まで頑張る者はいないが、競技ではそれが期待される。さあ始まり。
作品概要・あらすじ
あらすじ
Silver Linkの10周年記念作品として制作された、サイドカーレースを題材にしたスポーツアニメ。全国から腕に覚えのある女子高生たちが集い、ドライバーとニーラーが二人一組で臨む「膝立てレース」での頂点を目指す。本大会では今シーズンの出場ペアが顔を揃えるお披露目レースが開幕。まだ本気を出す者はいないが、互いの実力を測り合う火花散る戦いが幕を開ける。
みどころ・魅力
① 二人の阿吽の呼吸が生む独特のスポーツ描写
サイドカーレースはドライバーとニーラーが言葉を交わす間もなく息を合わせる競技。「つうといえばかあ」の関係性がそのままスポーツの勝敗に直結する緊張感は、他のスポーツアニメにはない独自の魅力です。二人の絆が深まるほどタイムが縮まるという構造が、ドラマとスポーツを自然に融合させています。
② Silver Link 10周年の気合が詰まった映像クオリティ
スタジオの節目作品として、レースシーンの躍動感と女の子たちの表情描写に力が注がれています。スピード感あふれるカメラワークと、コーナリング時の身体の動きをリアルに捉えた作画は見応え十分。スポーツアニメとしての迫力を十二分に堪能できます。
③ 個性豊かなペアたちのキャラクター群像
全国から集まった複数のペアがそれぞれ異なる関係性・戦略・バックグラウンドを持ち、群像劇としても楽しめます。幼馴染コンビ、ライバル関係から組んだペアなど、「二人の間柄」のバリエーションがドラマに厚みをもたらしています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 田村正文 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高山カツヒコ |
| 原案キャラデザ | Tiv |
| キャラクターデザイン | 澤入祐樹 |
| 音楽 | 高橋諒 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | スフィア 「Heart to Heart」 |
| ED | 田中あいみ「Angelica Wind」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
バイクもので女の子、という時点でまず「これは珍しいな」と思った。オートレース系の作品は男性主人公がほぼ全部で、女子がレースに参加するとしても添え物的な位置が多い。少し懐疑的なまま一話を開いたら、競技の構造が予想と全然違っていた。サイドカーで息を合わせて走る「膝立てレース」——「つうかあ」というタイトルが、ここで初めてちゃんと機能していると気づく。言葉なしに通じ合う「つうかあの仲」から来ているわけで、競技の仕組みとテーマが最初から一致している。2回目に見たとき、1話冒頭でさりげなく提示されていたそのことを完全に見逃していたと分かって少し恥ずかしかった。Silver Linkの10周年記念作品という肩書きより、「誰かこれを企画した人、ちゃんとわかってるな」という印象のほうが残った。「言葉がいらない」は最大の嘘であり、最大の誠実さである
「つうかあの仲」というのは、普通は長い時間をかけて積み上げた親密さを指す言葉だ。ところがこの作品は、その「言葉なしに通じ合う関係」をスポーツとして競技化することで、まったく別の問いを立てている——本当に言葉がいらない関係って、どうやって作られるの?という。 サイドカーレースは、ドライバーとニーラー(膝立ちの選手)が身体感覚だけで意思疎通しなければならない競技だ。声も出せない、ハンドサインも速すぎて間に合わない。体重移動と呼吸だけで曲がり切る。それは確かにロマンチックに聞こえるけれど、現実には何百回も擦り合わせて、やっとできるようになる話だ。 「つうかあ」が単なる百合スポーツものにとどまらないのは、この「擦り合わせの痛み」を省略しないところにある。二人が以心伝心に見えるシーンの裏には、うまくいかなかった練習と、そのたびに積み上げた小さな信頼の記録がある。言葉がいらなくなった瞬間は、言葉を尽くした時間の後にしか来ない。 このことがスポーツアニメとしての誠実さになっている。「仲がいいから速い」ではなく、「速くなろうとしてきたから仲が深くなった」という順序。どんな関係論を語るより、これを競技の文脈で見せることのほうが、ずっと説得力が強い。特に刺さったシーン
序盤の展示走行、はじめて二人のラインが一致した瞬間の描写が好きだ。花守ゆみりの声がここで一段落ち着く。「あ、できた」という確信が声の質感だけで伝わってくる演技で、台詞の内容よりそっちに耳が行く。 古賀葵が担当する宮田ゆりの、ちょっとだけ強がっているときの声のピッチも細かい。うまく隠しているつもりなのに隠せていない不安——それを古賀葵がしれっとやっているから、キャラクターに説得力が出る。高垣彩陽の井関ひとみは対照的に落ち着いた芯のある声で、二人の関係性のバランスが声だけで成立している。 三木眞一郎の棚橋は出番としてはそう多くないが、ベテランの存在感がある。競技の背景を語るシーンで妙に重みが出るのは、声の経験値というかたちで出演作355本が滲んでいる感じ。読んで見たくなったら——『つうかあ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 女の子同士の関係性が好きで、ロマンチックに流しすぎないものを求めている人
- スポーツものだけどバトル・逆転より「チームの息合わせ」に興味がある人
- ニッチな実在競技をアニメで初めて知る体験が好きな人
- ゆっくり距離が縮まっていく描写を楽しめる人
合わない人
- スポーツアニメにハラハラする試合展開と逆転劇を求める人
- 主人公が急成長していく「強くなっていく物語」を期待している人
- テンポが速い作品でないとつらい人
次に見るなら
ばくおん!!はバイクつながりで外せない。ギャグ成分が強くてジャンルは全然違うが、バイクへの愛情のかけ方が本物なので、「つうかあ」でバイクに興味が出た人には向いている。女子高生がバイクに乗るという設定の親戚みたいな作品でもある。 ろんぐらいだぁす!は自転車ロードバイクを舞台にした女子スポーツもの。「つうかあ」と同じく実在するニッチ競技を丁寧に描く路線で、ゆっくり関係が深まっていく描写が好きなら刺さりやすい。 ヤマノススメは登山を題材にした日常系。競技こそ違うが「二人の女の子の距離が、一緒に何かを続けることで変化していく」という構造が近い。「競技の話」より「二人の距離の話」として見るといい。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『つうかあ』はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVにて配信中です。サブスクを利用していればすぐに全話視聴できます。サイドカーレースという珍しい競技を舞台にした本作は、二人の絆とスポーツ描写を同時に楽しめる作品です。
