うさぎドロップ

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2011うさぎドロップ

うさぎドロップ

★ 3.9 / 5.0日常系
放送年2011年
フォーマットスペシャル
話数4話
原作漫画
制作Production I.G

DVD/ブルーレイに同梱される4つの短編エピソード。第1巻:エピソード2.5「葉の水族館」、第2巻:エピソード3.5「親愛なるサンタクロース」、第3巻:エピソード6.5「空に咲く満開」、第4巻:エピソード8.5「帰路」

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

本編の合間を彩る、DVD/ブルーレイ各巻に収録された4本のショートエピソードです。30歳の独身・大吉と、彼が引き取った幼い少女・りんの何気ない日常を、本編とは少し違った角度から切り取ります。第1巻「葉の水族館」、第2巻「親愛なるサンタクロース」、第3巻「空に咲く満開」、第4巻「帰路」と、季節や行事に寄り添った小さな出来事が描かれ、ふたりの距離が少しずつ縮まっていく様子をやわらかな筆致で映し出します。本編を観たあとに観ると、登場人物たちへの愛着がいっそう深まる構成です。

みどころ・魅力

① 本編では描かれない“すきま時間”の尊さ

SPの主役は、大きな事件ではなく日常のささやかな一場面です。水族館で見せるりんの表情や、サンタクロースを待つ気持ちなど、本編では拾いきれなかった瞬間がていねいに描かれ、キャラクターの素の魅力がにじみ出ます。

② 季節・行事に寄り添ったあたたかな構成

クリスマスや満開の景色など、各話に季節感がしっかり織り込まれているのも見どころです。1本数分のショートながら、観終わったあとにじんわりと余韻が残り、本編の世界観をそのまま延長したような心地よさを味わえます。

③ やさしい作画とパステル調の空気感

水彩を思わせるやわらかな色彩と、力の抜けた等身のキャラクターデザインは本編譲り。短い尺の中でも『うさぎドロップ』らしい穏やかな空気が保たれており、ファンが安心して浸れる仕上がりになっています。

キャスト・声優一覧

二谷ゆかり
二谷ゆかり
メイン
大原さやか
河地大吉
河地大吉
メイン
土田大
鹿賀りん
鹿賀りん
メイン
松浦愛弓
二谷コウキ
二谷コウキ
メイン
乃碧 酒井
前田 春子
前田 春子
サブ
植田佳奈

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スタッフ

シリーズ構成岸本卓

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

独身の三十男が、ある日いきなり六歳児と暮らし始める。あらすじだけ取り出すと身構える設定で、最初は軽い気持ちで——疲れて帰った夜に、頭を空っぽにして流せるものを探していて——本編を見始めた。それが思いのほか刺さって、結局一周したあと、円盤特典のこの短編四本までたどり着いた。本編で描かれた毎日の、ほんの隙間の話だ。事件は起きない。りんが水族館をのぞき、サンタを待ち、花火を見上げ、家へ帰る。それだけ。なのに二回目に見たとき、この「それだけ」の手触りこそ本編の体温だったんだな、と気づいた。特典だからと油断していたら、いちばん素のいい部分を四本ぶん渡された感じだった。

血のつながりじゃなく、毎朝の支度が人を親にするという話

大吉とりんの関係は、世間でいう親子じゃない。血縁をたどればりんは大吉の祖父の子で、つまり立場としては叔母にあたる。なのに本編を通して大吉は、誰がどう見ても「りんの親」になっていく。その変化を支えているのは、感動的な決意の場面なんかじゃなくて、もっと地味なものだ。早起きして弁当を詰め、保育園に送り、熱を出した夜にうろたえる。子育てアニメとしてこの作品が信頼できるのは、その地味さから逃げないところにある。 特典の四本は、その地味さだけを抜き出して並べたような短編だ。水族館で魚をのぞくりん、サンタの存在を本気で気にするりん、花火を見上げるりん。物語を前に進める用事は何ひとつない。けれど親になるというのは、たぶんこういう用事のない時間の積み重ねのことで、本編が走っていた裏でこんな日常が確かに流れていた、と差し出される感覚がいい。 単なる癒し系として処理してしまうには、この作品は責任の描き方が誠実すぎる。誰かの生活を丸ごと引き受けると、自分の時間割が書き換わる。残業を諦める、飲みの誘いを断る、それでも嫌な顔をしない自分に少し戸惑う——その手応えが短編の端々ににじむ。原作漫画の後半がどう転がったかは、正直なところ記憶から外している。この四本が描くのは、まだ何も決まっていない、ただ純粋に手のかかる毎日だ。それで十分だと思っている。

特に刺さったシーン

いちばん戻って見たのは、サンタを待つ話だ。りんがサンタの実在を真剣に値踏みする顔——子どもが世界の仕組みを疑い始めるあの一瞬を、作画がちゃんと拾っている。大吉が親代わりとして、嘘をつくでも突き放すでもない、絶妙に下手な対応をするのがいい。完璧な親じゃないから信じられる。 声では、二谷ゆかりを演じる大原さやかが効いている。子を持つ大人同士の、力の抜けた距離感。あの落ち着いた声が一段低いところから響くだけで、画面の生活感がぐっと増す。子どもたちの側では、前田春子を演じる植田佳奈の、年齢相応に少し背伸びした喋りが微笑ましくて、りんの世界がちゃんと外へ広がっているのが伝わってくる。 花火を見上げる短編では、セリフより環境音のほうが雄弁だった。遠くの破裂音と、りんの小さな相づち。二回目でようやく、ここで泣きそうになっている自分に気づいた。

読んで見たくなったら——『うさぎドロップ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 子育ての経験がある人、これから親になる人
  • 派手な事件のない、生活の手触りを描く日常系が好きな人
  • TVシリーズを見終えて、あの空気をもう少しだけ味わいたい人

合わない人

  • 強い起伏やドラマチックな展開を求める人
  • 円盤特典の短編に、本編級の密度や物語の前進を期待する人
  • 原作漫画の結末を知っていて、それが引っかかってしまう人

次に見るなら

甘々と稲妻がいちばん近い。料理を軸に、不器用な父親と幼い娘が食卓を一から組み立てていく話で、うさぎドロップの「毎日の支度」が好きなら確実に効く。 家族になっていく過程そのものを味わいたいならうどんの国の金色毛鞠。正体のわからない子どもを男が引き受ける導入が近くて、地方の景色とごはんの湯気が画面を満たしてくる。 血縁じゃない家族という主題をもっと賑やかに見たいならSPY×FAMILY。トーンはまるで違うけれど、「親をやる」ことが人を変えていく芯の部分は同じだ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『うさぎドロップ』のSP(ショートエピソード)は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアをはじめ、複数の配信サービスで配信されているため、ご自身が普段お使いのサービスから手軽に楽しめます。本編とあわせて観ることで、作品の世界をより深く味わえます。

よくある質問

Q. うさぎドロップのSPはどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。普段お使いのサービスから手軽に楽しめます。
Q. SPは何話収録されていますか?
A. 全4話のショートエピソードです。「葉の水族館」「親愛なるサンタクロース」「空に咲く満開」「帰路」の4本が収録されています。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 日常の一場面を描いた内容のため単体でも雰囲気は伝わりますが、本編を観てから視聴すると登場人物への愛着が深まり、より楽しめます。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. 大吉とりんの何気ない暮らしを描いた日常系のショート作品です。季節や行事に寄り添った、やさしくあたたかな雰囲気が魅力です。

まとめ

『うさぎドロップ』のSP(ショートエピソード)は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアをはじめ、複数の配信サービスで配信されているため、ご自身が普段お使いのサービスから手軽に楽しめます。本編とあわせて観ることで、作品の世界をより深く味わえます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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