ウィッチブレイド

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2006ウィッチブレイド

ウィッチブレイド

★ 3.4 / 5.0アクションSF
放送年2006年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作その他
制作GONZO

真田雅音とその娘・梨穂子は、娘を奪おうとする政府の児童福祉機関から逃げていた。だが捕まり、梨穂子は連れ去られる。一方、真田は人間に化ける高度な武器に襲われる。危機的状況で、彼女の手首から奇妙な光が放たれ、彼女は強大な存在へと変身する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

大災害から復興を遂げた東京。記憶を失った真田雅音は、娘・梨穂子とともに慎ましくも幸せな日々を送っていた。だがある日、二人は娘を保護しようとする政府の児童福祉機関に追われ、梨穂子を連れ去られてしまう。さらに雅音は、人の姿に化けた高度な兵器に襲撃される。絶体絶命のその時、彼女の手首から不思議な光があふれ出し、雅音は強大な力を宿した戦士へと変身を遂げる。母として娘を取り戻すため、そして自らに秘められた宿命と向き合うため——「ウィッチブレイド」と呼ばれる謎の力を手にした一人の女性の戦いが、いま幕を開ける。

みどころ・魅力

① 母性とバトルが融合した唯一無二のヒロイン像

雅音は強大な力を振るう戦士であると同時に、何よりも娘を想う一人の母親。敵を圧倒する迫力のアクションと、梨穂子との温かな日常が交互に描かれることで、ただ強いだけではない人間味あふれるヒロイン像が浮かび上がる。戦う動機の中心に「母性」を据えた点が、本作最大の個性となっている。

② GONZO制作による迫力のSFアクション

スタイリッシュな変身シーンと重量感のあるバトルは、当時のGONZOらしい作画と演出が存分に光る。人の姿に化ける兵器との攻防はスピード感にあふれ、毎話見応え十分。近未来都市を舞台にしたSFアクションとしての完成度の高さが、物語をぐいぐいと牽引していく。

③ 親子の絆を軸にした重厚なドラマ

派手なアクションの裏側で丁寧に描かれるのは、雅音と梨穂子の親子の絆、そして二人を取り巻く大人たちの思惑。力の代償や母娘に課された運命が少しずつ明かされていく構成は、終盤に向けて感情を強く揺さぶる。アクション以上にドラマが胸を打つ作品だ。

キャスト・声優一覧

天羽雅音
天羽雅音
メイン
›
能登麻美子
天羽梨穂子
天羽梨穂子
メイン
›
神田朱未
鷹山澪士
鷹山澪士
サブ
›
小山力也
蘇峰玲奈
蘇峰玲奈
サブ
›
園崎未恵
まりあ
まりあ
サブ
›
水樹奈々
サブ
›
渡辺明乃
瀬川 弘樹
瀬川 弘樹
サブ
›
鈴村健一
斗沢 祐介
斗沢 祐介
サブ
›
松風雅也
都築 栞
都築 栞
サブ
›
伊藤静
マイケル
マイケル
サブ
›
桐井大介
サブ
›
小野涼子
ノーラ
ノーラ
サブ
›
弓場沙織

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スタッフ

監督大橋誉志光
シリーズ構成小林靖子
キャラクターデザインうのまこと
音楽宅見将典
音響監督鶴岡陽太、明田川仁
OPサイキックラバー「XTC」
OPクーロギ「Dear Bob」
EDサイキックラバー「あしたの手」
ED能登麻美子「Kutsu Himo」
EDサイキックラヴァー「鼓動~get closer~」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

存在は知ってた、くらいの距離感だった。アメコミ原作で、露出多めのビジュアルが先に目に入ってくるやつ、という雑な認識のまま長らく放置していた作品。2006年、Gonzo。最初は「変身ヒロインのお色気アクションでしょ」と高をくくって再生したら、序盤の数話で空気が変わる。娘を奪おうとする機関から逃げる母親、そして連れ去られる娘。1回目は雅音の戦いばかり追っていたのに、2回目はもう完全に、親子の物語として見ていた。

武器になった母親が、それでも母親でいられるかという話

ウィッチブレイドは、骨格だけ取り出せば派手な変身バトルものだ。手首から光が放たれ、天羽雅音は強大な存在へと姿を変える。けれど何度か見返してみて、記憶に残るのは戦闘の見せ場じゃなくて、戦いの合間に雅音が娘の梨穂子へ向ける視線のほうだった。

この作品の力——ウィッチブレイドは、宿主を内側から食い潰していく類のものとして描かれる。強くなるほど人でなくなっていく。戦えば戦うほど、母親としての自分から遠ざかる。この構造が、ただのバトルアニメに見えていたものを、静かにひっくり返していく。政府の児童福祉機関が「保護」の名目で娘を取り上げようとする展開も、よく考えると怖い。力を持った母親は、社会の側から「母親として不適格」と見なされて子を引き離される。守る力を得たことが、そのまま子を失う理由にすり替わっていく。

単なる変身ヒロインものではなく、これは「母であること」と「武器であること」が両立しないという、わりと残酷な前提の上に立った話だ。雅音が台所に立って梨穂子に飯を作る、その何気ない日常の重さが、終盤に効いてくる。バトルの派手さに気を取られていると見落とすけれど、この作品がずっと描いていたのは、消耗していく母親が、それでも最後まで母親でいようとする姿だったんだと思う。

特に刺さったシーン

刺さったのは、戦闘シーンよりも、雅音が梨穂子と過ごす生活のディテールだった。大食いで、がさつで、よく笑う。能登麻美子といえば静かではかなげな役の印象が強いけど、ここでの雅音はその真逆をいく。声を張って、豪快に飯を食って、子供みたいにはしゃぐ。この明るさが、力に飲まれていく後半との落差をつくっていて、終盤に近づくほど、序盤の能登さんの笑い声がじわじわ効いてくる。

特に、戦いから帰ってきた雅音が、何事もなかったような顔で梨穂子の前に立つ場面。守るために人でなくなりかけている自分を隠して、ただの母親の顔をしてみせる——そこの芝居が苦しい。1回目は流して見ていたのに、2回目で気づいて、思わず巻き戻した。派手な変身バンクよりも、こういう日常側の芝居のほうにこの作品の芯がある。

読んで見たくなったら——『ウィッチブレイド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 変身ヒロインものの皮をかぶった親子ドラマが見たい人
  • 2000年代Gonzo作画のケレン味と、お色気込みの濃さを許容できる人
  • 終盤で感情を持っていかれる覚悟がある人

合わない人

  • 序盤から続くお色気・露出の演出が苦手な人
  • 落ち着いた日常会話劇を求めていて、ケレン味の強い演出が肌に合わない人
  • バトルの設定や理屈の整合性を細かく詰めたいタイプの人

次に見るなら

クレイモアが好きになれそうなら相性がいい。女が人ならざる力を背負い、戦うほど人でなくなっていく——力と引き換えに何かを失う構造が、雅音の話とまっすぐ重なる。喪失と業の手触りが近い。

家族の軸が刺さった人にはBLOOD+。同じく2000年代、戦う少女と家族の物語で、守るべき存在のために戦い続けることの重さを長尺でじっくり描く。雅音と梨穂子の関係に持っていかれた人に。

痛みの描写ごと飲み込めるならエルフェンリート。暴力と無垢、力と母性的なものが同居する作品で、表現はかなり激しめだけど、力を持った女性の悲劇という一点でつい並べたくなる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ウィッチブレイド』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで視聴できます。アニメ作品を数多く扱うdアニメストアをはじめ、いずれのサービスでも配信されているため、ご自身が使いやすい環境で楽しめます。母と娘の絆を描く骨太なSFアクションを、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ウィッチブレイドはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで配信されています。いずれもアニメ作品を多く扱うサービスなので、普段お使いのものから選んで視聴できます。
Q. 原作はありますか?
A. アメリカン・コミック『Witchblade』を原作とした作品です。本アニメは日本のGONZOがオリジナル設定で再構築しており、原作を知らなくても問題なく楽しめる内容になっています。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. 変身ヒロインの戦闘を中心としたSFアクションです。同時に母娘の絆を描く人間ドラマとしての側面も強く、迫力のバトルと感動の物語を両方味わえる作品となっています。
Q. 全何話ありますか?
A. 全24話で構成されたTVアニメです。2クールにわたって放送されたため、キャラクターの心情や物語のドラマがじっくりと丁寧に描かれています。

まとめ

『ウィッチブレイド』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで視聴できます。アニメ作品を数多く扱うdアニメストアをはじめ、いずれのサービスでも配信されているため、ご自身が使いやすい環境で楽しめます。母と娘の絆を描く骨太なSFアクションを、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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