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ヤッターマン
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 60話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Tatsunoko Production |
世界最大の金鉱脈の位置を明かすという伝説の謎の宝石「スカルストーン」。名声、権力、富を求める多くの人々、そしてドロンボ団もこの伝説に魅了された。しかし、スカルストーンの捜索は想像以上に困難だった。主な理由は、彼らが受け取る情報の多くが不正確だったからである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界最大の金鉱脈の在処を示すという伝説の宝石「スカルストーン」。その謎を追い求めるのは、悪の三人組「ドロンボー一味」だけではない。名声と富を夢見る者たちが各地でスカルストーンの欠片を追い続ける中、正義のヒーロー・ヤッターマンが立ちはだかる。ドジでお茶目なドロンボーたちとの抱腹絶倒のバトルを軸に、スカルストーンをめぐる大冒険が繰り広げられる。
みどころ・魅力
① ドロンボー一味の笑える悪役ぶり
ドロンジョ・ボヤッキー・トンズラーの三人組は、毎話ヤッターマンに懲らしめられながらも懲りずに悪事を働く憎めない悪役たち。お仕置きシーンや漫才のような掛け合いが笑いのツボを突き、子どもから大人まで楽しめるコメディ要素が満載です。
② ド派手なメカバトルと必殺技の爽快感
ヤッターワン・ヤッターペリカンをはじめとする巨大メカが毎回登場し、ドロンボーのメカと激突する。2008年版では映像クオリティが大幅に向上しており、スピーディーなアクションと迫力のバトル演出が視覚的な見どころとなっています。
③ 往年の名作を現代風にアレンジしたリメイクの魅力
1977年放映のオリジナル版を原作とした2008年リメイク作品で、当時を知るファンへのオマージュを随所に散りばめながらも、新世代の視聴者にも入りやすい構成に仕上がっています。懐かしさと新鮮さが同居する独自の世界観が楽しめます。
キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 監督 | 笹川ひろし |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 上北ふたご |
| 音響監督 | 清水勝則 |
| OP | 音屋吉右衛門「ヤッターマンの歌」 |
| OP | イーティーキング「ヤッターマンの歌」 |
| OP | 西尾 由紀「ヤッターマンの歌」 |
| OP | 西尾 由紀「ヤッターマンの歌 (演歌バージョン」 |
| OP | 風男塾「ヤッターマンの歌」 |
| OP | 高見沢俊彦「ヤッターマンの歌」 |
| OP | 山本正之「ヤッターマンの歌」 |
| ED | ワカバ「diverge」 |
| ED | 玉置成実「皆既日蝕」 |
| ED | mihimaru GT「恋想曲」 |
| ED | 風男塾「今」 |
| ED | 玉置成実「GIVE ME UP」 |
| ED | 風男塾「勝つんだ!」 |
| ED | 若葉「ZEROからはじめるストーリー」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ヤッターマンという名前だけは知っていた。「チャチャチャ」という記憶の断片と、黄色いロボット犬のシルエット。でもリアルタイムではなく、友達の兄の部屋で見かけたビデオテープとか、深夜の再放送の最後の5分くらいとか、そういう形でしか触れていない世代だ。
2008年版が始まったとき、「ああ、あれがリメイクになるのか」と思いながら見始めた。正直なところ、期待値はそれほど高くなかった。昭和のロボットアニメをなぜ今更、という気持ちが半分。でも見始めたら、すぐに飲み込まれた。
2回目に見て気づいたのは、このシリーズの「笑いの密度」が異常だということ。1話に詰め込まれたボケの数と、それが全部ちゃんとオチまでついていること。ドタバタに見えて、構造は意外とちゃんとしている。
悪役がいちばん輝いている、という構造の話
ヤッターマンの主役は、実質ドロンボー一味だと思っている。建前上の主役は高田ガンとアイちゃんのふたりだけど、物語の「引力」はほぼドロンボー側にある。ボヤッキー、トンズラー、そしてドロンジョ様という三人組が回を重ねるごとに愛着を増していく構造は、2008年版でも健在だ。
スカルストーンという「お宝」を追いかけるフォーマットは、表向きには冒険譚に見える。でも実態は「毎回失敗する悪役たちの受難記」であり、視聴者はむしろその失敗を楽しみにしている。この倒錯した構造こそが、ヤッターマンというシリーズの核心だ。
2008年版でおもしろいのは、この「悪役を主役にする」倒錯を、現代のアニメ文法で再解釈したところだ。ドロンジョ様の色気と悲哀を引き出した演出、毎回失敗しても凹まない(凹んでいるけど立ち上がる)バイタリティ、そしてお仕置きシーンに象徴される「負け方の美学」。このシリーズが長く愛されてきた理由は、悪役たちのキャラクター設計そのものにある。
「ヒーローが勝つのは当然」という前提のなかで、負け続けるキャラクターがどうやって画面に求心力を持つか。その答えがこの作品には詰まっている。義務教育で教えていい。
特に刺さったシーン
山寺宏一がヤッターワンの声とナレーターを兼任しているという贅沢な構成が、このシリーズの変なところのひとつだ。ヤッターワンが喋るシーンとナレーションが同じ声で響いてくるとき、「ああ、全部山ちゃんだ」と気づいてから、毎回それが少しおもしろくなる。二役の切り替えが自然すぎて、最初の数話は気づかなかった。
高田ガン役の吉野裕行は、熱血と抜けた感じを絶妙なバランスで演じている。正義の主人公として必要な「まっすぐさ」を保ちながら、コメディのテンポも崩さない。ドロンボー一味の策略にまんまとひっかかる序盤のシーンで、彼の声のトーンが一瞬だけ間抜けな方向に転ぶ瞬間があって、そこが妙に好きだ。
伊藤静のアイちゃんは、ヒロインとしての健気さと、微妙な「つっこみ担当」感を両立させている。主役コンビのやりとりはテンポよく、見ていて疲れない。たかはし智秋のオモッチャマは、ドロンボー側のマスコットポジションながら、全員が失敗を確信する瞬間の一言が笑いの引き金になる構造が何度見ても機能する。声の使い方がうまい。
読んで見たくなったら——『ヤッターマン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 昭和〜平成初期の特撮・アニメの空気感を懐かしめる人
- 悪役に肩入れしがちなタイプ
- 1話完結で気軽に見たいが、毎回ちゃんと笑いたい人
- ドタバタコメディの「密度」を評価できる人
- 山寺宏一の声を聞くたびにちょっとテンションが上がる人
合わない人
- シリアスなストーリーラインを求めている人
- 同じパターンの繰り返しに飽きやすい人
- 昭和ギャグのテンポが肌に合わない人
- キャラクターに「成長」を求めるタイプ
次に見るなら
ドロンボー一味のような「愛される悪役三人組」のフォーマットが好きなら、タイムボカン24もおすすめだ。同じタイムボカンシリーズのリバイバル作品で、悪役三人組の構造をそのまま現代に持ち込んでいる。ノスタルジーと新鮮さの配合がヤッターマン2008と近い。
コメディの構造よりもキャラクターの「濃さ」に反応したなら、ルパン三世 PART4が受け皿になる。主人公が実質「泥棒」という倒錯した構造で、毎話のテンポと笑いの質がヤッターマンと通じるものがある。ヒーローとアウトローの境界線が曖昧なところも近い。
山寺宏一の仕事をもっと追いたいなら、カウボーイビバップは外せない。スパイク・スピーゲル役での存在感は、ヤッターワンやナレーターとはまた別の引き出しが開いていて、同一人物の声域の幅が実感できる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
ヤッターマン(2008年版)は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数の主要配信サービスに対応しているため、すでに利用中のサービスがあればすぐに視聴を始められます。懐かしのタツノコ作品をぜひお手持ちの環境でお楽しみください。


