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タイムボカン24
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Tatsunoko Production |
トキオという中学生が、24世紀の時間管理局の一員に突然任命される。彼は教科書の歴史が間違っていることを知り、実際の歴史はより興味深いものであることを学ぶ。そこではクレオパトラは実はコンビ芸人で、桃太郎はより異なる存在だった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
中学生のトキオはある日、24世紀からやってきた時間管理局のエージェント・カレンとともに過去の世界へ飛ばされる。そこで明らかになったのは、教科書に書かれた歴史が「嘘」だったという衝撃の事実。クレオパトラはコンビ芸人、桃太郎は鬼ヶ島の住人…本当の歴史は想像をはるかに超えるものだった。真実の歴史を取り戻すため、トキオたちは悪の組織ワルサーGを相手に時空を駆け巡る!みどころ・魅力
① 歴史の「本当の姿」が笑いに変わる史実コメディ
各話で取り上げる歴史上の人物や出来事が、予想外のコミカルな実態として描かれる。クレオパトラがコンビ芸人など、知識があるほど笑える構成になっており、子どもから大人まで幅広く楽しめる教育的要素も絶妙に盛り込まれている。② タツノコプロが誇るメカアクションの迫力
タイムボカンシリーズ伝統の巨大メカバトルが現代のクオリティで復活。主役メカと敵メカの派手な戦闘シーンは見応え十分で、昔のシリーズを知るファンへのオマージュも随所に盛り込まれ、新旧どちらの視聴者にも響く演出が光る。③ テンポよく展開するギャグとキャラクターの掛け合い
気弱な主人公トキオと頼れるカレン、個性的な悪役たちの絡みが軽快で飽きさせない。1話完結型のため気軽に視聴でき、随所に挟まれるボケと突っ込みのリズムが小気味よく、通勤・通学のスキマ時間にもぴったりの作品となっている。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 稲垣隆行 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 吉松孝博 |
| 美術監督 | 吉田美千子 |
| OP | 「Fantastic Time」 |
| OP | Hey! Say! JUMP「Over The Top」 |
| ED | 妄想キャリブレーション「TRUE LOVE」 |
| ED | 篠崎愛「激ヤバ∞ボッカーン!!」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイムボカンというタイトルは知っていた。知っていたが、オリジナルは見ていない。タツノコアニメは「名前だけ刷り込まれている世代じゃない世代」の典型的な状態で積んでいた。2016年のリメイクも最初は流した。配信に並んでいたのが目に入って、特に理由もなく1話だけ見るつもりで起動した。
最初の印象は「意外とちゃんとしてる」だ。教科書の歴史がウソだった、という設定、どうせギャグの薄い口実だろうと思っていたら、そこそこ設定を真面目に使ってきた。クレオパトラがコンビ芸人で、桃太郎が別の何かで、という歴史パロディが回ごとに差し替わるフォーマットが思ったより機能している。1話見て2話を勝手に起動していた。2周目で気づいたのは、笑いに乗っかって流していたシーンに意外と説明が詰まっているということで、子ども向けに見えて情報密度が計算されていた。
「公式の歴史」を誰が決めているのか——笑いに包まれた権威への問い
教科書の歴史がウソだった、という設定は一見コメディの枕に見える。でもタイムボカン24の芯にあるのは、「公式な物語を誰が作っているのか」という問いをドタバタ喜劇に包んだ構造だと思う。
24世紀の「時間管理局」が存在し、現代人は「管理された歴史」を知らされている。クレオパトラの本当の姿、桃太郎の実態、そういう「隠された事実」を暴くのが主人公たちの役割だ。これは子ども向けの設定に見えて、「正史とは誰かの都合で書かれるものだ」というラインまで踏み込んでいる瞬間がある。
タイムボカンシリーズの伝統的な「三悪」構造——悪のトリオがドタバタを引き起こすフォーマット——が、この作品では「歴史を隠したい側と暴く側」の対立にそのまま対応している。面白いのは、どちらが本当に正しいのかが曖昧に保たれている点で、「実は管理局の方が正しいのかもしれない」という含みが時折出てくる。歴史の「本当」に絶対的な正解があるのか、という問いを笑いで薄めながらも手放していない。
2回目を見ると、主人公トキオが任務を重ねるたびに「管理された世界観」への疑いを少しずつ内面化していく流れが見えてくる。1周目はギャグの文脈でしか見ていなかったシーンが、実は世界観の根幹を説明していた。タツノコのレガシーを引き継ぎながら、現代的な「公式への懐疑」を乗せた作品として、思ったより射程が長い。
特に刺さったシーン
序盤の「歴史の真実」が明かされるくだりで思わず笑った。教科書的な厳粛な語り口で始まって、そこから急角度でズッコケる落差が気持ちいい。このシリーズ、ボケとツッコミの間の取り方が古典的なタイミングで、今見るとそれが逆に効いている。
喜多村英梨が演じるビマージョは「高飛車だけど実は切れ者」ポジションで、台詞のテンポ感の制御が丁寧だ。コメディの台詞は読み方が1テンポずれると笑えなくなるのだが、そこをきれいに処理している。鬼頭明里のカレンは若手の頃の出演で、声の使い方の幅がこの時点でもちゃんとある。
平田広明のツブヤッキーは出てくるたびに妙な安心感がある。あの声で何を言っても「ちゃんとしてそう」に聞こえるというバフが全力で発動している場面があって、そこの笑いは声優の技術あってこそだと思う。三宅健太のスズッキーは体格のいい声質で、コメディの対比リズムが生きている。声のキャスティングがドタバタ劇の構造とちゃんと合っている。
読んで見たくなったら——『タイムボカン24』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- タツノコプロのレガシーに思い入れがある、または「名前は知ってるが見たことない」状態で入門したい人
- 歴史パロディをギャグとして笑い飛ばせる人
- コメディのテンポが軽く、1話完結に近いフォーマットが好きな人
- 喜多村英梨・平田広明の声でコメディを聞くのが好きな人
合わない人
- シリアスな展開・感情的な深みを期待して見る人
- 作画水準を視聴の基準にしている人
- ギャグのパターンが繰り返されることにストレスを感じる人
- オリジナルシリーズへの強い思い入れがあり、リメイクに構えてしまう人
次に見るなら
歴史上の人物が別の文脈で動き回る系が好きなら、ノブナガンもおすすめ。現代の女子高生が信長の魂を宿してバトルするSFで、歴史×突飛な設定の組み合わせを真面目にやっている。タイムボカン24より熱量が高めで、少し毛色が違う。
メタなギャグとパロディのテンポが好きならポプテピピック。こちらはほぼ全方位に向けたカオスだが、「公式のフォーマットを笑いに使う」という意味では近い感覚がある。タイムボカン24より攻撃的だが、笑いの構造として親戚関係にある。
タイムボカンの続きをそのまま追うならタイムボカン:逆襲の三悪人が2017年に放送されており、配信も充実している。三悪側が主役になるという構造の逆転をやっているので、24を気に入ったなら確認する価値はある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『タイムボカン24』はdアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Hulu・Disney+で配信中です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。コメディとメカアクションを手軽に楽しみたい方は、ぜひお気に入りのサービスからチェックしてみてください。

