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遊☆戯☆王SEVENS
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 92話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Bridge |
遊戯王シリーズの7番目のアニメ作品。未来都市ゴーハを舞台に、発明とデュエルが好きな小学5年生・遊我が主人公。彼は現在のデュエルモンスターズのルールが窮屈だと感じ、独自に考案した「ラッシュデュエル」という新しいルールの導入に成功する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
未来都市ゴーハに暮らす小学5年生・王道遊我は、発明とデュエルが大好きな少年。現在のデュエルモンスターズのルールに窮屈さを感じた遊我は、独自に考案した新ルール「ラッシュデュエル」の実現を目指す。ゴーハ6兄妹や個性豊かなライバルたちとの激しい戦いを経て、デュエルの未来そのものを変えようとする遊我の冒険が描かれる。みどころ・魅力
① 爽快感満点の新ルール「ラッシュデュエル」
従来の遊戯王とは一線を画す「ラッシュデュエル」は、毎ターン手札を5枚まで補充できる豪快なシステム。大量ドローによるダイナミックな展開が持ち味で、デュエルのテンポが速く、初見でも直感的に楽しめる爽快感が魅力です。② 明るく前向きな主人公・遊我のキャラクター
主人公の遊我は歴代シリーズの中でも特に底抜けに明るく行動力のあるキャラクター。どんな相手にも臆せず挑み、デュエルを純粋に楽しむ姿が視聴者を引き込みます。シリアスになりすぎない軽快なストーリー展開も本作の特徴です。③ 低年齢層にも親しみやすいポップな世界観
SF×未来都市という設定で、ビジュアルやキャラクターデザインがポップでカラフル。遊戯王シリーズ初心者や小中学生でも入りやすい作りになっており、シリーズ経験者には新鮮な雰囲気、初心者には入門作品として楽しめる一作です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 近藤信宏 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 竹内利光 |
| キャラクターデザイン | 只野和子、松下浩美 |
| 音響監督 | 山本浩司 |
| OP | 佐伯ユウスケ「ナナナナナナナ」 |
| OP | ザ・ブロウ・ビート「ハレヴタイ」 |
| ED | 王道悠雅「ゴーハ第7小学校校歌」 |
| ED | 霧島楼亜「ミニスケープ」 |
| ED | ルーク「ゴーハ第7小学校校歌(ルークver.」 |
| ED | 王道悠雅「ゴーハ第7小学校校歌」 |
| ED | 王道悠雅「ゴーハ第7小学校校歌(遊我ver.」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
遊戯王って何シリーズあるんだっけ、と数えかけてやめた。DM、GX、5D’s、ZEXAL、ARC-V、VRAINS……で、これが7作目のSEVENSということらしい。もう追えていない、という後ろめたさを抱えたまま1話を再生したら、主人公が小学5年生だった。あ、これ子供向けのラインに振り切ってきたやつだ、と思った。
ところがその印象、2周目で少し変わる。遊我というキャラクターが「今のデュエルモンスターズのルールが窮屈だから自分で作り直した」という話の骨格は、子供番組のテンションでやるには結構えげつないテーマで、最初に見たときはそこを流してしまっていた。声優と夜あそびでおなじみの花江夏樹さんと江口拓也さんが主要キャストに名を連ねているのも、あとから「あ、そういう布陣か」と思った部分。
「ルールそのものを作り直す」という、子供にしか許されない暴力
遊☆戯☆王SEVENSが描こうとしているのは、ひとことで言えば「制度に対する反乱の正当性」だと思う。ただし、それを実行しているのが小学5年生の主人公・遊我であることが全部を決定している。
大人がやったら単なる迷惑行為だ。「既存のルールが気に食わないので独自ルールを作り、それを周囲に普及させた」というのは、社会でやれば炎上案件に等しい。でも子供がやると、それがエネルギーに見える。フィクションの魔法というやつで、遊我の無邪気な確信——「面白いほうが正しい」——が、視聴者にとって批判の対象ではなく応援の対象になる。
ゴーハという管理された未来都市を舞台に選んでいるのも意図的な設計だろう。デュエルのルールは都市の秩序と同じ構造で機能していて、遊我が「ラッシュデュエル」を持ち込むことはシステムそのものへの異議申し立てになっている。江口拓也さんが演じるゴーハ・ユウロは、その秩序側を代表するキャラクターとして立ちはだかるわけだが、江口さんのどこか余裕を含んだ声の質が、権威の側の人間のもつ「正しさの慢心」をうまく表現していた。
気になったのは、このテーマが「反乱は結局のところ正しかった」という方向に着地しがちな点で、制度を壊すことのコストや、壊した後に何が残るかという問いはあまり掘り下げられない。でもそれはたぶん、この作品が選んだ誠実さの形だ。子供向けの枠で「反乱にも代償がある」という話をやるのは別のアニメに任せて、こっちは「面白いことをやれ」を貫く。松岡禎丞さんが演じる西園寺ネイルの存在感も、そのカウンターとして面白い位置に置かれている。
特に刺さったシーン
序盤の最初のラッシュデュエル、遊我が新ルールを初めて実戦で展開するシーン。ここで八代拓さん演じる上城龍久との絡みが、思ったより緊張感があった。八代さんの声は柔らかい成分があるぶん、本気になったときの質量の変化が際立つ。「あ、これ本気でやってるな」と気づくタイミングが視覚より耳で先に来る感じで、2回目に見てそこに気づいた。
楠木ともりさんが演じる霧島ロミンについては、終盤の展開でその立ち位置が変化していくあたりの演技の微妙な温度差が印象に残った。明るいキャラクターとして機能しながら、どこかずれた熱量を持っている、という難しいバランスを、楠木さんの独特の声の密度感が支えていたと思う。「この人がこういう役をやるとこうなるのか」という発見があった。
読んで見たくなったら——『遊☆戯☆王SEVENS』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 遊戯王シリーズを途中で離れたが「また入口から入り直したい」と思っている人
- カードゲームアニメのフォーマット自体が好きで、世界観の造り込みより対戦シーンのテンポに価値を置く人
- 花江夏樹・江口拓也・八代拓のファンで、彼らが同じ作品に揃っているという事実だけで視聴動機が成立する人
- 子供向けフォーマットの中に「制度への反抗」という骨格を読み取る作業が好きな人
合わない人
- 過去シリーズの重厚な世界観(特にDMや5D’s)を期待している人——トーンが明確に違う
- キャラクター心理の掘り下げや、物語の陰影を重視して見る人
- 「なぜそのルールが正しいのか」を丁寧に説明してほしい人——この作品は勢いで乗り越える
次に見るなら
ルールや制度の外に飛び出していく子供の話として、カードファイト!! ヴァンガードも近い位置にある。カードゲームアニメとしての構造は似ているが、こちらは少年が「世界の仕組み」に気づいていく過程が丁寧で、SEVENSより内向きの温度感。遊我のような外向きのエネルギーに飽きてきたタイミングで補完的に見ると面白い。
未来都市×子供の反乱というテーマ軸で引っ張るなら、デジモンアドベンチャー:も候補に入る。管理された世界のロジックに対して主人公たちが抗っていく構造が共通しており、松岡禎丞さんがキャストに名を連ねていることも含めて、声優ファン的な層に刺さる。
「ルールを作り直す」というモチーフそのものが好きなら、遊☆戯☆王ARC-Vも観直す価値がある。SEVENSより複雑で、多元世界の中でゲームのルールと人間の感情が絡まり合う構造はシリーズ屈指の密度。SEVENSで軽く助走をつけてから戻ると、以前見たときより発見が多いかもしれない。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『遊☆戯☆王SEVENS』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれも各サービスの見放題プランに対応しており、手軽に全話視聴できます。新感覚のラッシュデュエルを体験したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
