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BAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝~
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Studio DEEN |
幕末は、国の未来を憂い、青年たちの魂が燃え盛る時代だった。長州の傭兵・高杉晋作は、同志の桂小五郎と共に政府船に密かに乗り込む。政府が独占しようとしていると恐れる、時間を操る神秘的な「時計」を探すため。そのような力が悪用されることを防ぐため、彼らは行動を起こす。
作品概要・あらすじ
あらすじ
時は幕末。国の行く末を憂う若き志士たちが、歴史の表舞台で命をかけて戦っていた。長州の傭兵・高杉晋作は、盟友・桂小五郎とともに政府船への潜入を決行する。彼らの目的は、時間そのものを操る力を持つとされる謎の「時計」の奪還。その力が為政者に独占・悪用されることを阻止すべく、二人は時代の渦中へと飛び込んでいく。歴史上の志士たちが躍動するSF×幕末アクション。みどころ・魅力
① 歴史上の人物がアクションヒーローとして活躍する痛快さ
高杉晋作・桂小五郎ら実在の幕末志士たちが、原作乙女ゲームの美麗なビジュアルそのままにスクリーン上でアクションを繰り広げる。史実のイメージを活かしながらも、フィクションならではの豪快な立ち回りが随所に盛り込まれており、歴史ファンにもキャラクターファンにも楽しめる構成になっている。② 「時計」をめぐるSF要素と幕末ドラマの融合
時間操作という非現実的なガジェットを軸に、幕末という激動の時代背景を絡ませたSFアクションとして展開する。単なる歴史ものでもSFものでもない独自のジャンルミックスが本作最大の個性であり、物語の緊張感とスケール感をうまく引き出している。③ 乙女ゲーム原作ならではのキャラクター造形
「恋愛幕末カレシ」を原作に持つ本作は、個性豊かなキャラクターたちの関係性や感情の機微が丁寧に描かれている。アクション路線の外伝でありながら、各キャラクターの魅力や人間的な深みはしっかりと継承されており、原作ファンはもちろん初見の視聴者にも親しみやすい。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡辺正樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横谷昌宏 |
| キャラクターデザイン | 島村秀一 |
| 音楽 | 川﨑龍 |
| 美術監督 | 佐藤豪志 |
| 音響監督 | 藤野貞義 |
| OP | ミコト「Spiral Maze」 |
| ED | 佐々木恵梨「遥かなる旅」 |
| ED | 佐々木恵理「Part of Me」 |
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「外伝」という言葉に少し身構えながら再生した。乙女ゲーム原作の幕末もの、というジャンルの組み合わせは決して珍しくないのだけど、本編を知らずにいきなり外伝から入るのは、途中の駅から新幹線に乗るような心地がある。それでも三木眞一郎が坂本龍馬をやると聞いたら見ないわけにいかない。
最初の数分は「幕末の人名が矢継ぎ早に出てくる系か」と少し身を引いていたが、時間を操る「時計」という設定が出てきたあたりで気持ちが切り替わった。歴史ものにSFギミックを持ち込む構造は、うまくはまれば歴史知識を要求しすぎずに話を動かせる。2周目で確認すると、序盤の台詞にちゃんと後半への伏線が埋められていて、作り手が尺の使い方を考えていたことが伝わった。
歴史の流れに抗う青年たちの話ではなく、「何かを守るために動く」という選択の話
幕末を舞台にしたフィクションはとにかく多い。そのほとんどは「時代の波に乗れるか乗れないか」「革命か保守か」という大きな対立軸を使って人物を描く。この作品もその構図を下敷きにはしているが、核心にあるのはもう少し手前の話だと思っている。
高杉晋作と桂小五郎が政府船に潜り込むのは、「時計」という力が悪用される前に先手を打つためだ。革命を起こしたいからではなく、悪用を防ぎたいから動く——この動機の設定が、この作品を単なる「歴史群像劇」から少し外した位置に置いている。
中村悠一が演じる高杉は、あの低く乾いた声質で「やると決めたら止まらない人間」を体現していて、理屈ではなく感覚として「この人は本気だ」と伝わってくる。松岡禎丞の岡田以蔵は、史実でいえば「人斬り以蔵」として知られる人物で、その剣の鋭さと背後に滲む孤独感が声の演技に重なっていた。2周目で聞き直すと、台詞の端々に妙な静けさがあって、そこに人物の複雑さが乗っているのがわかる。
「守る」という動機は、ヒーロー的な攻撃性よりも一段内向きだ。だからこそキャラクターの個人的な部分——何を守りたいのか、守れなかった時に何が残るのか——が物語の温度を決める。外伝という構造上、キャラクターの掘り下げには限界があるけれど、その限界の中で「行動の理由」を丁寧に置いていた点は評価している。
特に刺さったシーン
終盤、高杉と桂が時計の前で対峙する場面。二人の間に走る緊張感は台詞の量より沈黙の取り方で決まっていて、中村悠一と江口拓也の呼吸の合わせ方が妙に生々しかった。江口拓也は「声優と夜あそび」でのMCイメージが強い人だが、桂小五郎という役では声の重心を落として、知性と抑制を同時に出していた。あの二人が同じ画面にいると、情報量が増える感じがする。
もう一点、鈴木達央の徳川慶喜。歴史上の人物として「幕府の最後の将軍」という背景を持ちながら、作品の中では別の圧を担っていた。鈴木達央の声は独特の「余裕を装っているが内側に何かある」質感があって、慶喜という人物の二面性にちょうどはまっていた。序盤に見たときは「飾りの役かな」と思っていたが、2回目でその台詞の置き方の意図に気づいて少し見直した。
読んで見たくなったら——『BAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「恋愛幕末カレシ」本編をプレイ済みで、キャラクターへの愛着がある人
- 中村悠一・三木眞一郎・松岡禎丞あたりの声が好きで、とにかく聴きたい人
- 幕末×SFという組み合わせに抵抗がなく、ゆるく歴史フィクションを楽しめる人
- 全12話前後でさくっと完結する短尺アニメを探している人
合わない人
- 本編未プレイで、いきなり外伝から入ろうとしている人(人間関係の前提が足りない)
- 歴史考証や史実の再現を重視する人(作品の優先順位はそこにない)
- 乙女ゲーム原作特有のキャラクター配置に違和感を覚える人
- SFギミックが歴史ドラマに入ってくることを許容できない人
次に見るなら
薄桜鬼——乙女ゲーム原作の幕末アニメの中で最も完成度が高いと思っている一本。新選組を軸に、人間と鬼の間で揺れる構造が本格的に描かれている。BAKUMATSU同様「歴史上の人物が動く」快感があり、こちらは本編の尺も十分あるためキャラクターの掘り下げも深い。
刀剣乱舞-花丸-——史実の刀が擬人化するという設定で、歴史とファンタジーの混合具合がBAKUMATSUと近い。こちらもアンサンブルキャスト前提で、声優の演じ分けを楽しむ視聴に向いている。
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス——幕末ではないが、三木眞一郎と中村悠一が主要キャストとして共演しており、二人のやり取りに馴染みができた後に見ると新鮮な距離感がある。ゲーム原作×アニメ化という構造への慣れにも使える。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『BAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝~』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。幕末とSFを組み合わせた独自の世界観を手軽にお楽しみいただけます。各サービスでの見放題配信をご確認のうえ、ぜひチェックしてみてください。

