※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2020

ざしきわらしのタタミちゃん
★ 2.2 / 5.0コメディ超自然
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Zero-G |
岩手県出身の皮肉屋幽霊・畳ちゃんが、東京で他の幽霊や超自然的存在、人間たちと暮らす日常を描く「心地よいホラーギャグコメディ」。無職の畳ちゃんは、異世界の問題に対処しながら、就職活動やガス、水道、電気代の支払いという現実的な悩みにも直面する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
岩手県出身の座敷童・畳ちゃんは、上京して東京で暮らす皮肉屋の幽霊。人間や妖怪・幽霊など多種多様な存在たちと共同生活を送りながら、日々の出来事に翻弄される「ゆるゆるホラーギャグコメディ」。就職活動や光熱費の支払いといった現実的な悩みを抱えつつ、異世界絡みのトラブルにも巻き込まれる畳ちゃんのぐだぐだな日常を描く。みどころ・魅力
① 「幽霊×リアル貧乏生活」というシュールな設定
座敷童という日本の伝統的な幽霊が、ガス代・水道代・就活に頭を悩ませるというギャップが最大の笑いどころ。超自然的な存在がひどく現実的な問題に直面するコントラストが、独特のシュールな笑いを生み出している。② サクッと観られるショートアニメ形式
ONA(オリジナルネットアニメ)のショート作品として配信されており、1話あたりの尺が短いため、隙間時間に気軽に観られる。テンポよくギャグが展開されるため、1話完結でも十分楽しめる構成になっている。③ 個性豊かな妖怪・幽霊キャラクターたちの掛け合い
畳ちゃんを取り巻く人間以外のキャラクターたちがひと癖もふた癖もある面々ばかり。彼らとの日常的な(しかし非日常的な)やり取りが物語の核となっており、キャラクター同士のボケとツッコミが笑いのテンポを支えている。キャスト・声優一覧

メイン
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| 監督 | 押切蓮介 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 山下敏成 |
| 音楽 | 小島英也 |
| 美術監督 | 椎野隆介 |
| 音響監督 | 阿部秀平 |
| ED | オレサマ「CATCH YOUR SWEET MIND」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ざしきわらし」というタイトルを見た瞬間、岩手の民話のあれか、と思った。でも「タタミちゃん」というあだ名の時点で何かがズレている。座敷わらしのくせに「タタミちゃん」。妙にくだけている。ONAということで短尺だろうと軽い気持ちで再生したら、冒頭から光熱費の話をしていて、思わず止めた。幽霊が電気代の心配をしている。それが成立している。 2周目でわかったのは、この作品が最初から「超常現象」に一切の重みを置いていないということ。怖くもなく、神秘的でもなく、幽霊も妖怪も東京の一室で普通に生活費に困っている。それが徹底されているから笑えるし、笑いながら「これ、わりと自分の話だな」という感覚が来る。幽霊でも逃げられない、東京の生活コストという地獄
この作品の核心は、ホラーでも幽霊コメディでもなく、「地方出身者が東京でサバイブしようとする話」だと思っている。 畳ちゃんは岩手の座敷わらしだ。本来は古い家屋に宿る福の神的な存在で、昔ならそこにいるだけで価値があった。でも東京には古い家屋がない。縁側もない。畳の部屋が年々消えていく都市で、座敷わらしはどうやって存在意義を保てばいいのか。その答えが「就活」というのが、この作品の一番面白いところだ。 皮肉屋という設定も効いている。岩手から出てきた子が東京の空気に馴染めず、でも地元には帰れず、表面上は斜に構えた態度で生き延びている——そういう人間を何人か知っているから、畳ちゃんの言動がリアルに見える瞬間がある。幽霊であることはほぼどうでもよくて、「東京に来てしまった人」として機能しているシーンが多い。 水道代、電気代、家賃、就活——これは2020年の若者の現実そのままだ。配信オリジナルという形式もあってか、一話ごとの密度は高く、説明なく飛ばしていく展開がある。それがかえって「こういうの、いちいち説明しなくてもわかるよな」という共犯感を生んでいる。 超常的な存在と日常の摩擦を笑いにする作品は多いが、タタミちゃんが面白いのは「超常側が日常に負け続ける」構造を崩さないことだ。幽霊だから何かが解決するわけではない。むしろ不利だ。その徹底した不条理さが、笑いながらじんわりと痛い。特に刺さったシーン
杉田智和が演じるくすぐり坊主の存在感が、見るたびに妙に残る。あの声で「くすぐり」という機能しか持たない霊的存在をやられると、笑っていいのか呆れていいのかわからなくなる。杉田さんの低体温な芝居が、そのキャラクターの理不尽さをちょうどいい温度で包んでいる。 新井里美演じる大家との絡みが積み重なってくるあたりで、「この作品、キャラクターに愛情があるな」と気づいた。大家という役柄がこういう不思議系作品に出てくると規則にうるさい邪魔者になりがちなところを、新井さんの芝居がちゃんと人間として成立させている。 そして藤原啓治さん。カラオケ店長という役だが、その声を聞くたびに少し複雑な気持ちになる。2020年に亡くなった方の声が、同じ2020年公開のONAに収録されている。演じ方自体はコメディトーンで軽いのに、妙に重みがある。書くべきことなのかどうかわからなかったが、書かずにいられなかった。読んで見たくなったら——『ざしきわらしのタタミちゃん』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 地方から東京に出てきて「馴染めてる気がしない」感覚がある人
- 妖怪・民俗ネタへの親しみがある人(座敷わらし伝説を知っていると倍楽しい)
- オチがなくて終わる不条理コメディが得意な人
- 杉田智和・新井里美の芝居をどんな役でも聞きたい人
- 短尺で完結するONAを流し見感覚で楽しみたい人
合わない人
- 「幽霊もの」と聞いてホラー要素を期待した人(皆無です)
- 起承転結のしっかりしたストーリーラインを求める人
- キャラクターが成長したり何かを達成したりするのを見たい人
- ギャグのテンポが速い短尺アニメが体質的に合わない人
次に見るなら
有頂天家族は京都の狸一族が人間社会に紛れながら生きる話で、「超常的な存在が都市の現実に揉まれる」構造がタタミちゃんと近い。こちらは文学的な風格があるので、タタミちゃんの乾いた笑いが好きなら、次の一本としてちょうどいい温度感の違いを楽しめる。 墓場鬼太郎は2008年の作品だが、霊的な存在が昭和の東京に侵食していく様子を描いていて、ユーモアと毒の配合がタタミちゃんに通じるものがある。水木しげるの原作に近いダークさがあるので、タタミちゃんの不条理さが物足りなかった人に試してほしい。 パリピ孔明は「三国志の軍師が現代渋谷で就活(的なもの)をする話」で、設定の文脈は全然違うが、「異なる時代・文脈の存在が東京の生活に揉まれる」という笑いの骨格が重なる。雰囲気はずっとポップだが、切り口は同じ場所から来ている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ざしきわらしのタタミちゃん」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVにて視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで幅広いアニメ作品を楽しめるサービスです。お気に入りのプラットフォームからぜひチェックしてみてください。
