ゾイド ジェネシス

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2005ゾイド ジェネシス

ゾイド ジェネシス

★ 3.4 / 5.0アクション冒険コメディメカ
放送年2005年
フォーマットTVアニメ
話数50話
原作その他

惑星ジオは自然災害で荒廃し、ほぼ全ての生命が失われた。千年後、人類は文明を再建し、潜水や採掘でゾイドを回収している。村では巨大な剣を聖なる象徴として崇拝していた。少年は深海での回収作業中に古代のライガー型ゾイドを発見する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

惑星ジオは千年前の大規模な自然災害によってほぼすべての生命が失われ、荒廃した世界となった。それから千年後、人々は文明を少しずつ再建し、かつての遺産であるゾイドを深海や地中から回収しながら暮らしていた。辺境の村に生きる少年・ルージ・ファミリアは、ある日の採掘作業中に深海に眠る古代のライガー型ゾイド「ムゲンライガー」を発見する。その出会いをきっかけに、ルージは村の外へと踏み出し、巨大な陰謀と戦乱に巻き込まれていく。

みどころ・魅力

① 荒廃した世界で繰り広げられる少年の成長譚

文明崩壊後の世界という重厚な設定の中で、主人公ルージが戦いを通じて精神的に成長していく様子が丁寧に描かれている。仲間との絆や葛藤を経ながら、一人の少年が英雄へと変わる王道ストーリーが本作の核心にある。

② 迫力のゾイドバトルとメカデザインの魅力

シリーズ伝統の巨大生体兵器「ゾイド」が登場し、個性豊かなメカたちが激突するバトルシーンは見応え抜群。ムゲンライガーをはじめとした各機体のデザインと動きのダイナミズムは、メカファン必見のポイントだ。

③ 個性豊かなキャラクターとチームの化学反応

旅を通じてルージの周囲に集まる個性的な仲間たちが、物語に深みとテンポの良さをもたらしている。コメディとシリアスのバランスが絶妙で、キャラクター同士の掛け合いが笑いと感動を生む。

キャスト・声優一覧

コトナ・エレガンス
コトナ・エレガンス
メイン
›
伊藤静
メイン
›
平田宏美
レ・ミィ
レ・ミィ
メイン
›
こやまきみこ
ロン・マンガン
ロン・マンガン
メイン
›
谷山紀章
ザイリン・ド・ザルツ
ザイリン・ド・ザルツ
メイン
›
松本保典
セイジュウロウ
セイジュウロウ
メイン
›
津田健次郎
ラ・カン
ラ・カン
メイン
›
松山鷹志
メイン
›
三宅健太
サブ
›
兵藤まこ

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スタッフ

シリーズ構成西園悟
キャラクターデザイン坂井久太
音楽中川幸太郎
音響監督松岡裕紀
OPドゥ・アズ・インフィニティ 「夜鷹の夢」
ED伊藤静「Real Love」
EDレ・ミー「ありのままでLovin’U」
EDレ・ミー「握りしめたその手に」
EDDo As Infinity「夜鷹の夢」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直に言うと、ゾイドはゼロで止まっていた。バトルストーリーからアニメに移った流れは追っていたし、ゼロ世代として微妙に刷り込まれているんだが、その後のジェネシスは「設定リセットして新シリーズか、ふうん」くらいの温度で素通りしていた。2005年というのがちょうどそういう時期で、他に追うものがあってゾイドの優先順位が落ちていた。

だいぶ経ってから見始めて最初に思ったのは、「思ったより世界観が重い」だった。千年前の大災害で文明がリセットされた世界、というのは子供向け玩具アニメとしては結構な賭けで、実際に序盤の空気は他のゾイドシリーズよりずっと沈んでいる。主人公が深海から古代ゾイドを引き上げるシーンで、「あ、これは別の話だな」と切り替えられた。2回目に見たとき、あの引き上げシーンの静けさが意図的に設計されているとわかって、少し見直した。

千年の断絶を越えて届くもの——意味を失った力を、誰かが持たなければならない

ジェネシスが描こうとしているのは、たぶん「失われた文明」ではなく「失われた文明の使い方を知らない人間」の話だと思う。村人たちは巨大な剣を聖なる象徴として崇拝しているが、それが何であったかは知らない。主人公が引き上げるライガー型ゾイドも、かつてどんな文脈で何のために作られたかは記録に残っていない。千年というのは、目的ごと忘れ去るのに十分な時間だ。

この設定が面白いのは、「古代の力を手に入れた主人公」という定番の構図に微妙なズレを入れているところだった。力は手に入った。でも、その力が何のためにあったかは誰も教えてくれない。主人公は自分で意味を作るか、戦いながら少しずつ発見していくしかない。これは単純な「選ばれし者」の話ではなく、「意味を持たない力をどう持つか」という話だと読んでいる。

声のキャスティングもこのテーマと絡んでいる。津田健次郎が演じるセイジュウロウは「過去を知っている側」に近い位置のキャラクターで、あの低く落ち着いた声が言葉の重さとして機能する。谷山紀章のロン・マンガンは逆に軽みを持たせた役どころで、重苦しい世界観の中でガス抜きをしつつ実は重要な情報を運ぶ構造になっている。こういう役割分担は、脚本とキャスティングが噛み合っているときにしか出ない。

また、「崇拝」という形での文明継承も見逃せない。意味を忘れた後に残るのは儀式だけで、その儀式が新しい脅威の前ではまったく機能しない——という展開は、子供向けアニメとしては相当に意地悪な設定だ。ただ意地悪なだけではなくて、そこから「じゃあ何が本当に受け継がれるべきだったのか」という問いが自然に立ち上がる。ジェネシスをただのメカバトルアニメと思って見始めると、中盤以降でわりと面食らう。

特に刺さったシーン

伊藤静が演じるコトナ・エレガンスの、序盤から中盤にかけての変化がじわじわ来た。最初は掴みどころのない印象で、正直「このキャラクター必要か?」と思って見ていたんだが、あるシーンで急に核心を突いてきて、それ以降の見方が変わった。伊藤静はああいう「普段は飄々としているが一点だけ折れない」タイプのキャラクターが本当に上手い。声のトーンを変えないまま感情の圧が上がるような演じ方で、2回目に見て気づいたのは、その「折れない部分」は実は序盤からずっと声の奥にあったということだった。

終盤の戦闘で、三宅健太の声がひとつだけ別の次元に行く瞬間がある。ああいう太くて重い声は大きなシーンで使いすぎると単なる音量になってしまうんだが、抑制して使われているときの密度が高くて、画面への集中度が一段上がる感じがした。松本保典のザイリン・ド・ザルツも、長いキャリアで培った「敵として信頼できるキャラクター」の説得力があって、対立の構図に重みが出ていた。あの声で語られると、この人物には理屈があるとわかる。

読んで見たくなったら——『ゾイド ジェネシス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ゾイドシリーズを一作でも見たことがある人(設定の違いがわかるほど面白い)
  • ポスト・アポカリプスの世界観が好きで、でもあまり暗くなりすぎないものを探している人
  • 津田健次郎・伊藤静・谷山紀章のファンで、2000年代の仕事を掘っている人
  • 冒険と成長の王道フォーマットに乗りながら、設定に少し深みが欲しい人

合わない人

  • 序盤からテンポよく話が展開することを期待している人(立ち上がりはゆっくり)
  • 玩具アニメ特有の「新しいメカが出るたびに話が引き延びる」展開が苦手な人
  • 世界観説明が多い冒険譚の積み上げ方に疲れる人

次に見るなら

ゾイド -ZOIDS-(1999年)——ジェネシスより前のシリーズで、荒廃した惑星で少年が野生のゾイドと出会うというプロットは共通している。比較するとジェネシスが何を変えようとしたかが見えてくるので、シリーズを遡りたい人はこちらが先でもいい。ゾイドの基本的な空気感はこの作品が一番わかりやすい。

ガン×ソード(2005年)——同じ2005年に放送されたポスト・アポカリプス的な巨大ロボットもの。ジェネシスより乾いたトーンで、主人公の動機が最初から歪んでいる点が対照的に面白い。谷山紀章がここでも重要な役をやっているので、ロン・マンガンが気に入った人はそのまま続けて見るといい。

天元突破グレンラガン(2007年)——地下に閉じ込められた人類が地上に出て戦うという構図で、「失われた過去の力で未来を切り開く」というジェネシスのテーマを熱量全開で押し切った作品。ジェネシスの落ち着いたトーンの後に見ると、同じ骨格がまるで別の表情を持つのがわかる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ゾイド ジェネシス』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。主要な動画配信サービスで配信されているため、それぞれのサービスを利用している方はすぐに視聴を開始できます。無料トライアル期間を活用すれば、初めての方もお得に楽しめます。

よくある質問

Q. ゾイド ジェネシスはどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信されています。各サービスの無料トライアルを利用すれば、初月無料で視聴を始めることができます。
Q. ゾイド ジェネシスは全何話ですか?
A. 全52話で構成されています。2005年から2006年にかけて放送された1クール以上のボリュームある作品で、じっくりとストーリーを楽しめます。
Q. ゾイドを知らなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。ジェネシスは過去シリーズとは独立した世界観を持つ完全新作のため、ゾイドを初めて見る方でもストーリーの入口から自然についていけます。
Q. 子どもと一緒に視聴できますか?
A. 対象年齢は幅広く、家族で楽しめる作品です。コメディ要素と熱いバトルが共存しており、子どもから大人まで世代を超えて楽しめる内容になっています。

まとめ

『ゾイド ジェネシス』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。主要な動画配信サービスで配信されているため、それぞれのサービスを利用している方はすぐに視聴を開始できます。無料トライアル期間を活用すれば、初めての方もお得に楽しめます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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