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ゾイド新世紀/ゼロ
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Xebec |
ザイドは強力な動物型戦闘メカで、かつての戦争から組織的なスポーツ競技へと用途が変わった。ザイド対戦リーグで地位を確立しようと奮闘するブリッツチームは、放浪する廃品回収業者ビット・クラウドが現れたことで幸運に恵まれる。彼は気難しいザイド「ライガーゼロ」の操縦に優れており、チームに新たな希望をもたらす。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて戦争の道具だった動物型巨大メカ「ゾイド」が、今やスポーツ競技として世界中を熱狂させている時代。弱小チーム「ブリッツチーム」は勝利を求めて奮闘する中、流れ者の廃品回収業者ビット・クラウドと出会う。彼は誰も乗りこなせなかった伝説のゾイド「ライガーゼロ」と不思議な共鳴を見せ、チームに革命をもたらす。バトルと友情、そして成長が交差する熱血スポーツアクション。みどころ・魅力
① 進化し続ける「ライガーゼロ」の変形バトル
本作最大の見せ場は、ライガーゼロが換装ユニット「CAS(チェンジングアーマーシステム)」によって戦況に応じて姿を変えるバトル演出。ジェネシックやシュナイダー、パンツァーなど各形態の個性的なデザインと迫力ある戦闘は、メカファンを唸らせる圧巻のビジュアルを実現している。② ゆるくて熱い、個性豊かなキャラクターたち
一匹狼のビット・クラウドをはじめ、クールな実力者レオン、天才少女レイナ、陽気なジャミンジャ、整備担当のドクターと個性派揃いのブリッツチーム。コメディ色強めの日常シーンと、試合での真剣な熱量のギャップが絶妙で、キャラクターへの愛着が自然と育まれる構成になっている。③ スポーツアニメとしての白熱したバトルリーグ展開
勝ち上がり制のゾイドバトルリーグという舞台設定が、スポーツアニメ的なカタルシスを生み出している。格上の強豪チームに挑む緊張感、敗北からの再起、ライバルとの因縁など、王道ながら丁寧に積み重ねられたドラマが最後まで視聴者を引きつける。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 加戸誉夫 |
|---|---|
| 音楽 | 大谷幸 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 相川七瀬「ノー・フューチャー」 |
| ED | 「Sasuraibito” by DASEIN」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゾイドか、と思った。子供の頃にやっていた記憶はあって、ライガーゼロのプラモを一個だけ持っていた気がする。でもちゃんと通しで見たのは今回が初めてで、当時は放送時間に間に合わなかったか、途中から見ていたかのどちらかだったと思う。
見直してみると、2001年のアニメだとは思えないくらいテンポがいい。1話あたりの情報密度が高くて、バトル・ギャグ・人間関係の整理が交互にくる構成が、今の感覚でも苦しくない。最初は「懐かしいやつ」くらいの気持ちで再生したのに、3話あたりから普通に続きが気になっていた。
「気難しい機体」と「余所者」が出会うことで始まる、居場所の話
この作品の構造をひと言で言うと、廃品回収業者という底辺ポジションにいたビット・クラウドが、誰も乗りこなせなかったライガーゼロに「選ばれる」ところから始まる物語だ。ゾイドバトルリーグというスポーツ競技の文脈で語られているが、本質的にはずっと「居場所」の話をしている。
ブリッツチームはもともとパッとしないチームで、ライガーゼロは誰が乗っても言うことを聞かない機体として扱われている。そこに流れ者のビットが来て、なぜか乗れてしまう。この「なぜか」に説明をつけないのがうまいところで、技術や経験で選ばれたわけでも、特訓して克服したわけでもない。相性、としか言いようのない何かで繋がっている。
スポーツものとして読むと「弱小チームが強くなる話」だが、もう少し深く見ると、どこにも帰属していない人間がはじめて「ここにいていい」と感じるまでの話でもある。ビットが流れ者であることは序盤にさらっと描かれて、その後あまり掘り下げられないが、それでいい。説明しすぎると嘘になるタイプのテーマだから。
同じ構造は、リノン(川澄綾子)やチームのほかのメンバーにも共有されていて、彼らもまたそれぞれ「ここじゃないどこか」に居場所を置いたまま戦っている。チームという形式が、その曖昧さをうまく包んでいる。
特に刺さったシーン
ビットがライガーゼロに初めて乗り込んで、それまで誰も動かせなかった機体が起動するシーン。ここの櫻井孝宏の声が、今の彼から想像するよりずっと荒削りで、それがかえってビットというキャラクターの「磨かれていない感」に合っていた。洗練される前の声、という言い方が一番近い。今の彼の演技で同じシーンを聴いたら、たぶん別の話になっていたと思う。
藤原啓治演じるジャック・シスコとの対峙シーンも印象的だった。あの独特の間の取り方は、敵役として出てきたときの重さとして機能していて、子供向けアニメのフォーマットに対してちょっと大人びた緊張感を持ち込んでいた。
柚木涼香のクリス・タスカーは、対戦相手としての登場からして「この人はただの当て馬じゃない」という空気があって、そこの抑えた演技が好きだった。序盤の対戦シーンで、勝敗よりも感情的な手応えがあったのはキャスティングの効果が大きかったと思う。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代前後の少年アニメを原体験として持っている30代
- 競技・トーナメント形式の話が好きで、重い政治ドラマより「今週のバトル」を楽しめる人
- デザインとして動物型メカが好きな人(ゾイドのフォルムはいまだに独自の強さがある)
- 松風雅也のバラッド・ハンターみたいなやさぐれた中間管理職キャラが好きな人
合わない人
- 戦争・政治・死の重みを正面から描くロボアニメが見たい人(ここにはほぼない)
- 世界観やロア設定を深掘りしたい人(スポーツ競技のルールと試合展開が主軸なので)
- 00年代前半の作画クオリティが生理的に苦手な人
次に見るなら
競技型メカアニメの系譜としてガンダムビルドファイターズは鉄板で、実戦ではなくバトルゲームとして戦う構造が近い。ゾイドよりキャラクターの感情ドラマが厚いので、こちらを先に見た人がゾイドに戻ってきても違和感なく楽しめると思う。
同じゾイドシリーズのゾイドワイルド(2018年)は設定もキャストも全然違うが、「機体との相性・絆」というコアは引き継いでいる。新世紀/ゼロを見た後に比較で見ると、17年の間にスポーツアニメの文法がどう変わったかがわかって面白い。
流れ者の主人公が拠り所を見つけていく話としてスクライドも2001年組で、こちらはゾイドよりずっとドロドロしているが、「選ばれなかった者たちの競技」という空気感に共鳴するものがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現在、『ゾイド新世紀/ゼロ』は国内の主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴をご希望の場合は、DVDやBlu-rayなどのパッケージ版をご利用いただくか、レンタルサービスをご活用ください。今後の配信開始に備えて、各サービスの新着情報をチェックしておくことをおすすめします。
