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ゾイドワイルド
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | OLM |
ゾイドワイルドは、トミーが製造するゾイドプラモデルを原作としたアニメシリーズです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
荒廃した大地を舞台に、少年アラシとゾイド「ワイルドライガー」の出会いから物語は始まる。人類とゾイドが共存するこの世界では、ゾイドと心を通わせた者だけが「野性解放」と呼ばれる究極の力を引き出せる。仲間を集めながら各地を旅するアラシたちの前に、世界征服を狙う謎の組織「DEATH METAL」が立ちはだかる。命がけの冒険と絆を描いた、熱血バトルアクション作品。
みどころ・魅力
① ゾイドとの「絆」が生む野性解放の迫力バトル
ゾイドと操縦者が心を重ねることで発動する「野性解放」は、本作最大の見せ場。単なるメカ戦闘にとどまらず、人とゾイドの信頼関係が勝敗を左右するドラマ性が盛り込まれており、バトルシーン一つひとつに感情的な重みがある。
② 個性豊かなゾイドデザインと多彩な野生動物モチーフ
ライオン・サメ・ゴリラなど実在する野生動物をベースにした多種多様なゾイドが登場。玩具との連動を意識しつつも作中での存在感は圧倒的で、メカデザインのバリエーションを楽しむだけでも見ごたえがある。
③ 子どもから大人まで楽しめる王道冒険ストーリー
仲間との出会い・別れ・成長という普遍的なテーマを軸に、テンポよく展開するストーリーは世代を選ばない。かつてゾイドシリーズに親しんだ大人ファンへの目配せも随所にあり、親子で楽しめる作品に仕上がっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 須藤典彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 広田光毅 |
| キャラクターデザイン | 村上李香 |
| 音楽 | 朝倉紀行 |
| 美術監督 | 保木いずみ、加藤浩 |
| 音響監督 | 松岡裕紀 |
| OP | ペンギンリサーチ 「Starting Over」 |
| OP | 김재중「Defiance」 |
| OP | スカイピース「Sky Flight!」 |
| OP | ディッシュ「決闘」 |
| ED | スフィア 「少年の僕へ」 |
| ED | 中川翔子「blue moon」 |
| ED | ペンギンリサーチ 「Speed Up」 |
| ED | ヌーヴィー「best friends」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ゾイドって今もやってんだ、というのが正直な入口だった。バトルストーリー時代の記憶があって、そこから随分ブランクがあったはずなのに2018年に普通に続いていた。「どうせ玩具販促のリブートでしょ」と思いながら、なんとなく数話だけのつもりで見始めた。
最初の印象は「ターゲット年齢に対して真面目だな」という感じ。メカバトルの様式は昔と同じだが、主人公と野生ゾイドの関係性の描き方が思ったより丁寧で、中盤あたりで距離の取り方が変わった。2回目に通して見たとき初めて気づいたのは、この作品がずっと「制御する側ではなく、解き放つ側」の話をやっているということで、それに気づいてから戦闘シーンの見え方がだいぶ変わった。
「野生を消さずに隣に立つ」——支配ではなく共鳴の話
ゾイドワイルドが一本筋として持っているテーマを一言で言うなら、「力を借りる」ではなく「力を解き放つ」だと思う。主人公の嵐がパートナーにするゾイドは、調教された兵器でも従順なペットでもなく、野生の本能を持ったままの存在として描かれている。「解放」という言葉が作中で何度も出てくるが、あれは技名じゃなくて作品全体の主題を毎回声に出しているようなものだ。
この設定で面白いのは、関係性が非対称なままで進行していく点だ。人間側がゾイドを完全に制御できるようになることを「成長」としては描いていない。野生を飼い慣らすのではなく、野生のままそこにいる相手と意志を重ねる——その不完全な共鳴が、シリーズを通じたドライブになっている。
敵幹部たちがゾイドを道具として扱う側に置かれているのも、このテーマを補強する配置として機能している。関智一演じるギャラガーがその象徴で、あのなめらかで隙のない演技が「支配する側の論理」をそのまま体現している。声優と夜あそびのMCとしての関さんしか知らない層がいたとして、このキャスティングで「あ、こういう人だった」と気づくのは損じゃない。小山力也のフォアグラも、あの声の太さと威圧感が食べ物の名前の間抜けさを上書きして、ちゃんと怖い人として成立させている。
子供向けアニメの文脈で語られることが多い作品だが、「自分以外の意志との共鳴」という主題は、見る側の年齢が上がるほどむしろ刺さる部分が増える。何かを支配しようとする人間と、それでも野生でいる側の話として読むと、2018年以降の文脈でも古びていない。
特に刺さったシーン
終盤、嵐とゾイドの解放が最大瞬間風速に達するシーン。あそこのカット割りとBGMの組み合わせは、初見だと勢いで流してしまうが、2周目で「あ、ここ全部積み上げてきたんだ」とわかる構造になっていた。演出の話でもあるし、音楽の話でもある。
声優で言うと、小松未可子のペンネが個人的に印象に残っている。声優と夜あそびのMCイメージが強い人だが、このキャラクターでの使われ方を見ると「あ、こっちもあるんだ」という驚きがある。食べ物の名前が並ぶ敵幹部の中で、小清水亜美のヨウカンとの絡みは声質の対比がきれいで、作っている側がそこまで意識していたかどうかはともかく、聴いていて気持ちいい。
ベーコン役の櫻井孝宏は、一瞬映るだけで「格が上の人が来た」とわかる空気の作り方をしていて、子供向けアニメだからといってキャスティングで手を抜いていないなというのは、こういうところで感じる。
読んで見たくなったら——『ゾイドワイルド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 90〜00年代のゾイドシリーズを通ってきた人(懐かしさと新しさが両方ある)
- メカと生き物が合体したデザインのロマンがわかる人
- 子供と一緒に見たいが自分も楽しみたい親御さん
- 声優のキャスティングを見る楽しさがある人(食べ物名幹部の全員豪華という奇妙さ)
合わない人
- ストーリーの複雑さやキャラクターの深掘りを期待している人
- ガンダムやマクロスのような「大人向けシリアスメカアニメ」のノリで入ると温度差がある
- ゾイドというフランチャイズへの思い入れがまったくない人(文脈なしで入るにはやや薄い)
次に見るなら
ゾイドジェネシス(2005年)は同じゾイドシリーズの中で最もシリアスに振った作品で、文明崩壊後の世界観とゾイドの使われ方がワイルドとは対照的に重い。ワイルドで「ゾイドってこういうもの」と入った後に見ると、シリーズの幅の広さが見えてくる。
ダンボール戦機(2011年)は玩具・プラモデル原作の少年向けバトルアニメという構造が近く、機体と操作者の関係性の描き方も似たトーンがある。レベルファイブ作品なのでゲーム的なアクションのノリが好きなら合う。
シンカリオン(2018年)はゾイドワイルドと同じ2018年スタートで、「子供向けに見せながら大人にも刺さる」という設計思想が近い。親子で見られる作品を探している文脈であればこちらも候補に入る。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ゾイドワイルド』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入済みの方はすぐに視聴を始められます。各サービスとも無料トライアル期間を設けているケースがあるため、まずは気軽に試してみてください。
よくある質問
まとめ
『ゾイドワイルド』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。月額サービスに加入済みの方はすぐに視聴を始められます。各サービスとも無料トライアル期間を設けているケースがあるため、まずは気軽に試してみてください。

