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ゾイドワイルド ZERO
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | OLM |
機械生命体ゾイドが野生化した世界を舞台に、主人公たちが謎の遺跡やゾイドの秘密に立ち向かう冒険が展開される。新たな敵勢力の登場により、前シーズンより複雑化した世界観が描かれ、登場人物たちの絆と成長が中心となる物語。ゾイドとの関係性をさらに深掘りし、シリーズの核心に迫る内容。
作品概要・あらすじ
あらすじ
機械生命体「ゾイド」が野生化した世界を舞台に、少年レオとその仲間たちが謎の遺跡やゾイドの真実に迫る冒険を描くアクションアニメ。新たな敵勢力「ネオゼネバス帝国」の台頭により、世界の均衡が崩れはじめる。前シリーズより深化した世界観のなかで、ゾイドとの絆や仲間との信頼を武器に、少年たちが大きな陰謀へと立ち向かっていく成長の物語。
みどころ・魅力
① 進化したゾイドバトルとメカデザイン
前シリーズから大幅にパワーアップしたゾイドたちの戦闘シーンは圧巻。ワイルドブラストの演出もさらに磨きがかかり、メカファン必見の迫力あるアクションが毎話展開される。新登場のゾイドたちのデザインも個性豊かで、コレクター心をくすぐる魅力がある。
② 複雑化した世界観と深まるストーリー
前作より踏み込んだ設定で描かれるゾイドの秘密と古代遺跡の謎。単純な勧善懲悪にとどまらず、敵側の思想や各キャラクターの葛藤が丁寧に描かれており、子ども向けアニメの枠を超えた重厚なドラマが楽しめる。
③ キャラクター同士の絆と成長
主人公レオをはじめとする仲間たちの友情と成長が物語の核心。ゾイドとのパートナーシップを軸に、それぞれのキャラクターが試練を乗り越えながら変化していく様子が丹念に描かれており、感情移入しやすい人間ドラマが随所に散りばめられている。
キャスト・声優一覧










スタッフ
| 監督 | 加戸誉夫 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 荒木憲一 |
| キャラクターデザイン | 坂崎忠 |
| 音楽 | 平野義久 |
| 音響監督 | 松岡裕紀 |
| OP | Ivy to Fraudulent Game「blue blue blue」 |
| OP | マジック オブ ライフ「Player」 |
| ED | 千田葉月「ヒカリ」 |
| ED | ハグ「DOOR」 |
| ED | H△G「夢の轍」 |
| ED | 千田 葉月「名もなき旅」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ゾイドワイルド ZERO」というタイトルを見た瞬間、小学生のころ押し入れに積み上げたプラモデルの山が脳裏をよぎった。ゾイドシリーズは90年代後半から何度か復活していて、その都度「懐かしいな」と思いながら一歩引いて見ていたのだが、WILDシリーズの続編として作られたこの作品、ふとした気持ちで1話を再生したら止まらなくなった。
最初は「子供向けのメカアクションだろう」と半分流し見するつもりだったのに、2話、3話と進むうちに世界観の重厚さが気になり始める。ゾイドが単なる乗り物や玩具販促ツールとして描かれていない——そこに気づいたのは2周目だった。初見では見逃していた伏線の張り方が、意外なほど丁寧で、改めて1話から見直したら「あ、ここで既にそういうことか」と何度か口から出た。
機械と生命の境界線を、子供向けの皮をかぶって真剣に問う話
表面上は少年と機械生命体の冒険活劇なのだが、ゾイドワイルド ZEROが本当に掘り下げているのは「生命とは何か、意志を持つとはどういうことか」という、割と重い問いだ。ゾイドが「野生化」しているという設定は、単なるバトル演出上の都合ではなく、機械が人間の管理を離れて独自の意志を持ち始めるという状態を指している。これは旧来のゾイドシリーズが「ロボット兵器としてのゾイド」を前提にしていたのとは根本的に違う。
新たな敵勢力の登場によって前シーズンより複雑になった世界観の中で、登場人物たちが問われているのは「力をどう使うか」ではなく「なぜ一緒に戦うのか」という動機の部分だ。ゾイドとの関係性が深まるにつれ、人間側のキャラクターも変化していく——この構造は、意外なほど真剣に「共生」を描こうとしている。
日笠陽子が演じるジョー・アイセルというキャラクターは、その問いの体現者のような存在で、声の使い方がとにかく巧い。感情が爆発する場面と、静かに内側に抑え込む場面のコントラストが、キャラクターの複雑さを台詞以上に伝えてくる。あれだけ出演本数がある人でも、こういう「メカアニメの芯にいる人物」を演じるときの集中度は別格だと思う。
増田俊樹のクリストファー・ギレルも、序盤から終盤にかけての声のトーンの変化が注目点で、1周目は気にせず流してしまいがちなのだが、2回見ると「ここで既に揺らいでるじゃないか」という発見がある。こういう伏線を声で仕込んでいる演技は、テキストを追うだけでは絶対に気づかない。
特に刺さったシーン
序盤、ゾイドとの初期接触を経た主人公たちがその力の意味を理解し始める場面がある。状況説明的になりそうなシーンなのに、保村真演じるバズ・カニンガムの台詞回しが絶妙に空気を引き締めていて、重さと軽さのバランスが見事だった。保村真という人、出演本数でいえば他の二人より少ないのだが、画面に出ると存在感が変わる。声の低音域の使い方に独特のグルーヴがあって、脇を固めるキャラクターとして機能させる演出との相性が良い。
終盤、仲間たちの関係が一度ほつれていくくだりは、メカアクション作品でここまでやるかという密度で、思わず再生を止めて少し間を置いた。子供向けと割り切って流し見していたのに、ここで急に真剣になってしまった自分が少し恥ずかしかった。それくらい、キャラクターの感情の機微が丁寧に積み上げられていた。
読んで見たくなったら——『ゾイドワイルド ZERO』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 旧来のゾイドシリーズを通ってきた30代以上で、「あの頃の感覚を思い出したい」人
- メカと生命の関係性・共生テーマに興味がある人(ガンダムやエヴァ方面が好きな層)
- 声優の演技を軸にアニメを見る習慣がある人——日笠陽子・増田俊樹ファンは特に
- 子供向けフォーマットの中に本気のテーマを仕込んでいる作品を好む人
合わない人
- 前作「ゾイドワイルド」を見ていないと世界観の前提が少しつかみにくい(独立した話ではあるが)
- テンポが速くキャラクターの掘り下げを深追いしない回もあるので、人間ドラマ重視の人には食い足りない部分がある
- 玩具展開を意識した戦闘シーンの見せ方が続くため、演出の繰り返しを苦痛に感じる人には中盤がきつい
次に見るなら
ゾイドワイルド——ZEROの直接の前作。世界観の土台がここで作られているので、ZEROを見てゾイドの世界に興味が出たなら遡って損はない。こちらの方がよりシンプルな少年冒険譚の作りで、ZEROとの温度差を比べながら見るのも面白い。
ダリフラ——機械と人間・生命と意志の境界というテーマを、よりシリアスかつロマンス寄りで描いた作品。ZEROで「ゾイドが意志を持つとは何か」という問いに興味が出たなら、この作品の世界観設計が同じ感触で刺さるはず。
スクライド——ジャンルが少し違うが、能力者と機械の融合・人の意志とシステムの衝突というテーマが重なる。2000年代前半の作品で、ZEROのような「旧世代のフォーマットを今の文脈で読み直す」感覚で見ると発見がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ゾイドワイルド ZERO』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴可能です。各サービスとも見放題プランに対応しているため、月額料金内でまとめて全話視聴できます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なしですぐに楽しめます。
よくある質問
まとめ
『ゾイドワイルド ZERO』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴可能です。各サービスとも見放題プランに対応しているため、月額料金内でまとめて全話視聴できます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なしですぐに楽しめます。

