※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2004

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG
★ 4.2 / 5.0アクションミステリーサイコロジカルSF
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
近未来、インターネットと義体化技術により社会の境界が曖昧になった世界。公安9課のメンバーたちはサイバー犯罪事件の解決を支援するため再編成される。難民流入による戦争の危機が迫る中、「個別の十一人」という自殺集団による一連の同様犯罪が9課の焦点となる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
近未来、電脳化と義体化が社会の隅々まで浸透した世界。一度は解体された公安9課は、要人警護や対テロ作戦を担う組織として再始動します。世界規模の戦争を経て大量の難民が日本へ流入し、社会不安が高まるなか、「個別の十一人」を名乗る集団による連続テロ事件が発生。草薙素子率いる9課のメンバーは、模倣犯が次々と現れる不可解な事件の構造に挑みます。やがてその背後には、難民問題を利用して国家を揺るがそうとする巨大な陰謀が見え隠れし始めるのでした。みどころ・魅力
① 「スタンド・アローン・コンプレックス」現象の深化
前作で描かれた、オリジナル不在のまま模倣だけが連鎖していく社会現象を、難民問題というより重いテーマで掘り下げます。個が群れへと飲み込まれていく過程を緻密に描写し、現代社会へ鋭い問いを投げかける思索的な作品です。② 重厚な政治サスペンスと骨太なドラマ
テロ、難民、国家権力の思惑が複雑に絡み合うストーリーは、一話ごとの密度が非常に高い構成です。社会派ドラマとしての完成度が高く、観るたびに新たな発見がある重層的な物語を堪能できます。③ 進化した映像表現と神山健治の演出
Production I.Gによる精緻なアクション作画と、電脳空間の表現はシリーズでも屈指の完成度です。菅野よう子による音楽も世界観を力強く支え、緊張感あふれる映像体験を楽しめます。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


メイン
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| 監督 | 神山健治 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 神山健治 |
| 原案キャラデザ | りぱ |
| キャラクターデザイン | 西尾鉄也、後藤隆幸 |
| 音楽 | 菅野よう子 |
| 美術監督 | 竹田悠介 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| OP | オリガ「Rise」 |
| OP | イラリア・グラツィアーノ「Christmas in the Silent Forest」 |
| ED | スティーヴ・コンテ「Living Inside the Shell」 |
| ED | イラリア・グラツィアーノ「Christmas in the Silent Forest」 |
| ED | イラリア・グラツィアーノ「Snyper」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期がよかったから2期も観るか、くらいの軽さで再生ボタンを押した。続編はだいたいトーンが落ちるものだと決めつけていて、期待値はそこそこに下げていたと思う。ところが冒頭のテロ対応の場面で、あ、これ前作より重いやつだ、と座り直すことになった。1回目はとにかく難民だの政治だのの情報量に溺れて、話を追うだけで精一杯だった。2回目に観たとき、ようやく登場人物それぞれの事情が立体的に見えてきて、これは政治劇の皮をかぶった、もっと個人的な話なんだと気づく。腰を据えて観てよかったと思える続編は、そんなに多くない。難民と「個別の十一人」——原本のないコピーが、原本を引き寄せてしまう話
この作品が描いているのは、結局のところ「人は何に動かされて群れるのか」だと思っている。「個別の十一人」というのは、てんでバラバラの個人が、誰に命令されたわけでもなく同じ方向へ走り出してしまう現象で、1期の笑い男が「原本のいないコピー」だったのに対して、今回はその先を見せてくる。模倣の連鎖が、やがて本物の引力を持った一人の人間を水面に浮かび上がらせていく。社会から名前を奪われた難民たちが、クゼという一つの声に吸い寄せられていく流れは、政治の話のようでいて、もっと素朴な「居場所がほしい」という話に見えてくる。 これを単なる近未来アクションとして観ることもできるけれど、私には、素子という個が、別の個と出会って初めて自分の輪郭を確かめていく話に思えてならない。ネットの海に溶けて全体になろうとする人間と、それでも一人であろうとする人間。その綱引きを、難民キャンプの埃っぽい空気ごと描いてみせたのが2nd GIGで、だから終盤の選択はあんなに重い。画面はずっと情報過多なのに、芯にあるテーマは驚くほどシンプルなまま最後まで揺れない。そこがいい。特に刺さったシーン
終盤、素子とクゼが言葉を交わす展開で、思わず息を止めていた。二人が一度も生身で正面から向き合わないまま、それでも互いの輪郭をなぞっていく距離感が、この作品の冷たさと優しさを同時に抱えていて、何度観ても胸の奥が静かになる。大塚明夫のバトーがとにかくいい。普段は軽口ばかりなのに、素子を案じるここぞの場面で声の温度がぐっと下がる、あの落差。山寺宏一のトグサが、家庭を持つ生身の人間として9課でわずかに浮いている対比も効いていて、ウエダたちとの何気ない掛け合いがあるから、シリアスな話が息苦しくならずに済んでいる。そして林原めぐみ。複数の役で世界の影の側を声だけで運んでくるのだけれど、彼女の声が画面に入るたび、空気が一段暗く湿る。あの低さは作画では出せない。読んで見たくなったら——『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期S.A.C.のあの密度に痺れて、もう一段深いところまで潜りたい人
- 政治・社会・アイデンティティを正面から扱うSFが好きな人
- 1回観て終わりにせず、巻き戻してセリフを反芻するのが好きな人
合わない人
- 説明を待たずに進んでいく情報量に、ついていけずストレスを感じる人
- 派手なアクションでスカッと気持ちよくなりたい人
- 主人公の内面より、分かりやすい勧善懲悪を求めている人
次に見るなら
まだ1期を観ていないなら、迷わず攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXから。笑い男の事件を追ってから2nd GIGに来ると、テーマの折り返し方が何倍も効く。社会システムと個人のせめぎ合いにやられた人にはPSYCHO-PASS サイコパス。管理された街で「正しさ」が軋む感触が地続きで、夜中に観ると寝られなくなる。もう少し肩の力を抜きつつ同じ手触りを味わいたいなら、神山健治監督の東のエデン。社会と個人を扱いながら、もっと若くて切実な距離感で迫ってくる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作はdアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflixの4つのサービスで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめる可能性が高いです。前作「Stand Alone Complex」とあわせて一気に視聴したい方にもおすすめできる、充実した配信環境がそろっています。












