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2012

パパのいうことを聞きなさい!
★ 3.5 / 5.0コメディドラマラブコメ日常系
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | feel. |
大学生の瀬川勇太は、突然3人の姪たちの世話をすることになる。長女・空は中学2年生で、リボン付きの茶髪が特徴。次女・美優は金髪のツインテールの小学生。三女・陽菜は保育園に通う3歳の天使のような子ども。このホームコメディは、勇太たちの混沌とした日常を描く。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
大学生の瀬川勇太は、ひょんなことから3人の姪たちと一緒に暮らすことになる。中学2年生でしっかり者の長女・空、金髪ツインテールで生意気な小学生の次女・美優、そして保育園に通う3歳の天使・陽菜。学業やアルバイトに追われる勇太にとって、慣れない育児と家事の日々は想像以上に過酷だった。血のつながりや家族のかたちに悩みながらも、4人は少しずつ本当の家族のような絆を育んでいく。笑いあり涙ありのホームコメディとして、何気ない日常の尊さと、支え合って生きることの意味を描いていく心温まる物語。みどころ・魅力
① タイプの異なる3姉妹のかわいさ
しっかり者で家庭的な空、ツンデレで生意気な美優、無邪気で甘えん坊な陽菜。三者三様の個性が見事に描き分けられており、それぞれの魅力が物語を彩ります。掛け合いや何気ない仕草の一つひとつに癒され、見ているうちに自然と家族の一員になったような気持ちにさせてくれます。② 育児に奮闘する勇太の奮闘と成長
学生でありながら3人の保護者という重責を背負った勇太が、戸惑いながらも全力で姪たちと向き合う姿が胸を打ちます。完璧ではないからこそリアルで、失敗を重ねながら少しずつ「家族」になっていく過程に、思わず応援したくなる主人公像が描かれています。③ コメディと感動の絶妙なバランス
ドタバタとした日常のコメディで笑わせながら、ふとした瞬間に家族の絆や別れ、人を想う気持ちを真正面から描きます。軽やかさの中に芯のあるテーマが通っており、笑って泣ける構成は本作ならでは。ホームコメディの枠を超えた余韻を残してくれます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 川崎逸朗 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 荒川稔久 |
| 原案キャラデザ | なかじまゆか |
| キャラクターデザイン | 豆塚隆 |
| 音楽 | 上杉洋史 |
| 美術監督 | 小濱俊裕 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 喜多村英梨「Happy Girl」 |
| ED | 喜多村英梨「Happy Girl」 |
| ED | 堀江由衣「Coloring」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見て、てっきり頑固な父親が思春期の娘に振り回されるホームコメディだと思い込んでいた。パパが主人公で、どうせオチは「結局、家族っていいよね」あたりだろう、と。完全に外した。主人公はパパじゃない。大学生の青年で、ある日とつぜん三姉妹の面倒を見るはめになるほうだ。最初はその「思ってたのと違う」が小骨みたいに引っかかって、正直あまり身構えずに再生していた。ところが序盤の数話で、これは笑わせておいて油断したところを刺してくるタイプだと気づく。2回目に見たときのほうが、なんでもない朝の食卓の会話がきつかった。理由は後で書く。「親になる」を、血ではなく覚悟で選んだ話
この作品は、表向きは三姉妹に振り回される若い男のドタバタだ。金もない、まともな部屋もない大学生が、保育園児からティーンまで抱えて家事に奔走する。そこだけ切り取ればたしかに賑やかなホームコメディに見える。けれど一枚めくると、ここで問われているのはもっと身も蓋もないことで——「血のつながりがない相手の人生を、自分が背負う理由はどこにあるのか」という話だ。 彼には三姉妹を引き取る義務なんてない。施設に預ければいい、と周りは正論を言う。実際それは間違っていない。だからこそ、彼が「一緒に暮らす」を選ぶ瞬間には、感動的なBGMで押し切れない緊張がある。これは美談ではなく、生活の重さを承知のうえでの賭けだからだ。 そして物語の本当の主役は、長女・小鳥遊空(上坂すみれ)だと思っている。姉妹がバラバラにされることをいちばん恐れているのは彼女で、その怯えを「いい子」の笑顔で隠している。空が自分の不安を口に出せないまま気丈に振る舞う姿が、この家のもろさをいちばん正直に映している。単なる癒し系日常ものとして消費するには、この家族はあまりに「失ったあと」を生きている。笑いの底に喪失が沈んでいて、だから笑えるシーンほど、後からじわじわ効いてくる。特に刺さったシーン
忘れられないのは、空(上坂すみれ)がこらえていたものを一度だけ崩す場面だ。それまでずっと、いちばん下の子の前では泣かない、不安を見せない、を貫いてきた長女が、ふいに張りつめた糸を切らす。上坂すみれの芝居がうまいのは、ここで派手に泣き叫ばないことで、声がほんの少し湿って、語尾が引っ込む。その抑え方で「ああ、この子はずっと我慢していたんだ」と一気に分からされる。思わず再生を止めて天井を見た。 対照的に救われるのが、回想に出てくる母・小鳥遊祐理(大原さやか)の声だ。大原さやかのあの柔らかい低音が、この家にかつてあった温度をワンカットで連れてくる。失われたものほど、声で残るのがずるい。 笑いのほうも芯がある。空の友人・織田莱香(堀江由衣)が遠慮なく踏み込んでくる軽さ、仁村浩一(小野大輔)のどこか苦みのある立ち位置、そして次女・美羽(喜多村英梨)のひねくれた強がり。喜多村英梨の早口のツッコミが入ると、空気が一瞬だけ子どもらしく戻る。その緩急で泣かされる。読んで見たくなったら——『パパのいうことを聞きなさい!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 日常系の笑いの底に、喪失や責任の重さが沈んでいる作品が好きな人
- 「血のつながり」より「一緒に生きる選択」のほうに泣ける人
- 長女キャラの、気丈さの裏側が描かれる物語に弱い人
- 上坂すみれ・大原さやか・喜多村英梨あたりの声で感情を持っていかれたい人
合わない人
- 純粋に明るいだけのホームコメディを期待している人(湿り気は確実にある)
- 幼い子どもへの過剰な「萌え」演出に身構えてしまう人
- 設定の重さを生活感で受け止める描写を、まどろっこしいと感じる人
次に見るなら
血のつながらない相手を引き取って育てる構図がいちばん近いのはうさぎドロップ。独身の男が幼い子と暮らしはじめる静かな手触りが好きなら、こっちは涙腺をもっと正面から狙ってくる。三姉妹のかしましい日常そのものを浴びたいならみなみけ。喪失の影は薄いぶん、姉妹のやりとりの可笑しさだけを純度高く味わえる。
笑いの下に「もういない誰か」が沈んでいる感触に刺さったならあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。。失ったものとどう一緒に生きるか、を真正面から扱った一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「パパのいうことを聞きなさい!」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴できます。複数の大手配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスでそのまま楽しめる可能性が高い作品です。ご自身の利用環境に合わせて、視聴しやすいサービスを選んでみてください。
