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ランウェイで笑って
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Ezo’la |
千雪藤戸はパリコレモデルになることを夢見ている。しかし身長が足りず周囲に反対されている。それでも諦めない彼女は、貧困生活を送りながらファッションデザイナーを目指す同級生・津村生人に、その夢は「おそらく不可能」だと告げてしまう。これをきっかけに、彼は夢を諦めることを考え始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
藤戸千雪は、パリコレのランウェイに立つことを夢見る女子高生。しかしモデルとして致命的に身長が足りず、周囲からは「無理だ」と反対され続けている。一方、貧しい家計を支えながらファッションデザイナーを志す同級生・都村育人は、才能を持ちながらも夢を諦めかけていた。家族のために自分の夢を封じようとする育人に、千雪は思わず「その夢はおそらく不可能」と告げてしまう。互いの夢を知り、ぶつかり合いながらも、二人は誰にも譲れない目標へと再び走り出していく。身長というハンデと貧困という現実――それでも諦めない若者たちの、ファッション業界を舞台にした青春群像劇。
みどころ・魅力
① ハンデを背負った主人公たちの「諦めない」熱量
身長158cmでパリコレを目指す千雪、貧困のなかでデザイナーを志す育人。どちらも常識的には「無理」とされる夢に挑む。逆境を言い訳にせず、自分の武器を磨いて勝負しようとする二人の姿勢が、観る者の背中を強く押してくれます。
② リアルに描かれるファッション業界の世界
モデルのオーディション、デザイナーズコンテスト、業界の厳しさや人間関係まで、華やかな表舞台と泥臭い裏側の両面が丁寧に描かれます。専門的なのに分かりやすく、ファッションに詳しくなくても引き込まれる作り込みが魅力です。
③ 恋愛だけに寄りかからない対等な関係性
千雪と育人は、甘い恋愛ではなく「夢を競い合うライバル」として対等に向き合います。互いを高め合い、時に厳しい言葉をぶつけ合う関係性が清々しく、王道の青春ドラマとして安心して楽しめる一作です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 長山延好 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 金子美咲 |
| 音楽 | 片山修志、鈴木暁也 |
| 美術監督 | 林雅巳 |
| 音響監督 | 田中亮 |
| OP | 坂口あみ「LION」 |
| ED | ジェジュン「Ray of Light」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ファッションは正直よくわからない。パリコレと言われても、テレビの向こうで細い人が早歩きしている、くらいの解像度しかなかった。だから最初は「絵のきれいなお仕事ものだろう」と高をくくって再生した。ところが序盤、主人公が「身長が足りない」という、努力ではどうにもならない壁を突きつけられる場面で、見る姿勢が変わる。スポ根の顔をしているのに、扱っているのは才能と環境の不平等という、もっと身も蓋もない話だった。2回目に見返すと、第1話の何気ないやり取りに、後半で効いてくる種がいくつも埋まっているのに気づく。きれいな絵で油断させておいて、地味に重い球を投げてくる。そういう作品だ。「身長が足りない」——努力では覆せない壁の前で、それでも走る話
夢を追う物語の多くは、どこかで「頑張れば届く」と約束してくれる。挫折があっても最後はその約束が回収される、という安心感が下敷きにある。この作品が引っかかるのは、その約束を最初に手放しているところだ。藤戸千雪はパリコレモデルを目指しているが、身長が足りない。これは練習量で埋まる差ではない。本人がどれだけ走り込もうが、骨は伸びない。一方の都村育人はデザイナーを志しているのに、家の貧困という、これもまた本人の努力の外側にある条件で殴られ続けている。二人とも、自分の頑張りではどうにもならない手札を配られた人間として描かれる。そのうえで物語は「それでも」と続ける。ここで効いてくるのが、育人が千雪に向かって「その夢はおそらく不可能だ」と告げてしまう序盤の選択だ。嘘でも応援するのが優しさなのか、本当のことを言うのが誠実なのか——この一言が、二人の関係と物語全体のエンジンになっている。正直さが人を傷つけ、その傷がかえって誰かを動かしてしまう皮肉。単なる青春サクセスストーリーとして見ると物足りないかもしれないが、これは「不利な手札のまま勝負を降りないことの是非」を、わりと真正面から問うている作品だ。届くかどうかではなく、届かないかもしれないと知りながら走る人間を、ちゃんと美化しすぎずに撮っている。2回目に見て、そこが一番の芯だと思った。
特に刺さったシーン
やはり序盤、育人が千雪に「不可能だ」と口にしてしまう場面だ。ここで花守ゆみりの声が良くて、千雪は怒るでも泣き崩れるでもなく、明るさの中に芯の硬さを残したまま返す。前向きなキャラの声は油断すると軽くなるが、引っかかりのある低い芯を一瞬だけ覗かせるのがうまい。対する花江夏樹の育人は、正論を言ってしまった後の、自分の言葉に自分が削られていく感じを声だけで出してくる。攻撃したつもりが、いちばん効いているのは言った本人、というあの気まずさ。終盤、千雪がランウェイに立つ展開では、ここまでの積み重ねがあるからこそ、ただ歩いているだけの数十秒で喉の奥が詰まった。派手な見せ場より、こういう静かな瞬間で殴ってくるのが好みだった。読んで見たくなったら——『ランウェイで笑って』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 努力では覆せない条件を抱えた主人公の話に弱い人
- 夢追いものでも、無責任な「頑張れば叶う」だけでは満足できない人
- ファッション未経験でも、お仕事ものの細部を眺めるのが好きな人
- 声優の抑えた芝居で感情を読むのが好きな人
合わない人
- 主人公が最初から無双して気持ちよく勝っていく展開を求める人
- ファッションやモデル業界そのものに一切興味が持てない人
- 恋愛要素や友情が前面に来るのを期待している人
次に見るなら
身長という覆せない壁にこだわるなら、まずハイキュー!!。背が低い主人公が、その不利をどう抱えて勝負を続けるかという点で、千雪の物語と地続きの問いがある。夢を「仕事」にしていく過程の手触りが好きならSHIROBAKO。一人ひとりの才能と現実のギリギリを、群像で丁寧に描いていて、業界ものとしての解像度が高い。
不利を承知で競技に青春を全部かける話ならちはやふる。届くかわからないものに本気で手を伸ばす人間を、美化しすぎずに撮るバランスが近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ランウェイで笑って』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。アニメ作品を幅広く扱うサービスがそろっているため、すでにいずれかに加入している方ならすぐに視聴を始められます。これから契約する場合は、料金や他の配信作品とあわせて自分に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『ランウェイで笑って』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。アニメ作品を幅広く扱うサービスがそろっているため、すでにいずれかに加入している方ならすぐに視聴を始められます。これから契約する場合は、料金や他の配信作品とあわせて自分に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。



