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へやキャン△
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | C-Station |
山梨県の本栖高校には、教室の片隅を部室にする緩いアウトドアサークルがある。部員は3人。景見原撫子がついに部室で時間を潰そうとするが、そこへ大垣千明が現れる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
山梨県の本栖高校。教室の片隅を部室として間借りする「野外活動サークル」は、わずか3人のゆるやかな部活だ。各務原なでしこ、大垣千明、犬山あおいの面々は、本格的なキャンプに出かける前に、まずは身近な山梨の名所や名物を巡って情報を集めようと動き出す。スタンプラリーにご当地グルメ、ちょっとした観光スポット――大がかりな装備も遠出も必要ない、ゆるくて気軽な“へやキャン”スタイルで、3人の小さな冒険が始まる。『ゆるキャン△』の世界をもう一度楽しめるスピンオフ作品だ。
みどころ・魅力
① 本編『ゆるキャン△』を補完するスピンオフ
野外活動サークルの3人にフォーカスし、本編では描かれなかった日常やゆるい掛け合いをたっぷり楽しめる。リンが控えめな分、なでしこ・千明・あおいのテンポの良いやり取りが前面に出て、コメディ色がより強まっているのが本作ならではの味わいだ。
② 1話3分前後で気軽に観られるショートアニメ
TVショート形式で、1話あたりの尺がコンパクト。スキマ時間にサクッと視聴でき、忙しい日でも気負わず楽しめる手軽さが魅力だ。それでいて山梨の見どころや聖地巡礼ネタはしっかり詰め込まれており、満足感は損なわれていない。
③ 実在の名所を巡るご当地観光気分
山梨県の観光スポットやご当地グルメが次々と登場し、観ているだけで小旅行をしている気分に浸れる。聖地巡礼の参考にもなり、『ゆるキャン△』ファンなら思わず現地へ足を運びたくなる作りになっている。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 神保昌登 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 伊藤睦美 |
| キャラクターデザイン | 佐々木睦美 |
| 音楽 | 立山秋航 |
| 美術監督 | 海野よしみ |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | 浅香「The Sunshower」 |
| ED | 亜咲花「The Sunshower」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編を一気見したあと、最終話の「終わってしまった」感をどうにか薄めたくて、付け足しみたいに再生したのがきっかけだった。3分ちょっとのショートだし、まあ箸休めだろう、くらいの軽い気持ちで。ところが見終わるころには、こっちを延々ループしている自分がいた。本編がキャンプという目的地へ丁寧に積み上げていく話だとすれば、こっちはその手前、部室でだらだら時間を潰している部分をそのまま切り取ってくる。最初は物足りなく感じた軽さが、2回目には「これでいい、というかこれがいい」に変わっていた。疲れて帰ってきた夜、頭を空っぽにして流せる。そういう距離感の作品として、いつのまにか手元に置きっぱなしになっている。ご褒美にたどり着くまでの、なんでもない寄り道がぜんぶ
野外活動サークル、通称・野クルの三人は、とにかくお金がない。冬の大きなキャンプを目標に、なけなしの部費をやりくりして、近場をちょこちょこ巡る。この「お金がないから遠くへ行けない」という地味な制約が、実はこの作品の背骨になっている。豪華な装備もなければ、絶景の連泊キャンプもない。あるのは、バスや電車を乗り継いで、ちょっと先の名所に日帰りで行って帰ってくる、それだけの一日だ。本編が「キャンプそのもの」を描く作品だとしたら、へやキャン△が描いているのは「キャンプに行くまで」のほうだと思う。計画を立てて、地味に貯金して、どうでもいい話をしながら移動している時間。普通のアニメなら省略される“あいだ”が、ここでは堂々と本体になっている。目的地に着く前の、なんの事件も起きない移動時間。それを退屈と切り捨てず、むしろそこにいちばん人の素が出ると分かって作っているのが、見ていて妙に信用できる。
だからこの作品は、単なる本編の販促おまけではないと思っている。冬の大きなキャンプという報酬に向かって、ちまちま日帰りで足を運ぶ三人の姿は、結局のところ「すぐには手が届かないものを、地道に近づいていく」話だ。一足飛びにご褒美へ行けないからこそ、その手前の寄り道がぜんぶ思い出になる。山梨の冬の空気感、コンビニで温まる場面、バスの待ち時間——なんでもない断片の積み重ねが、最後の一回をちゃんと特別にしてくれる。短い尺の中で、その順番をきちんと守っているのが、地味にすごい。
特に刺さったシーン
個人的に毎回ニヤッとするのは、こんなに緩い世界に大塚明夫の声が普通に存在していることだ。斉藤恵那の父親役で、低くて渋い、いかにも何かを背負っていそうなあの声が、犬を撫でながら日常会話に紛れている。本来なら一国を動かしていそうな声質が、軒先の世間話に使われている違和感が、この作品の力の抜け方をいちばん象徴している気がして、序盤からずっと好きだ。それと、東山奈央の志摩リンが本編と地続きで、相変わらずソロでマイペースにやっているのを横目に見られる安心感。三人がわちゃわちゃしている隣で、彼女だけ別の温度で存在している。あの距離感がちゃんと保たれているだけで、ああこの世界はまだ続いているんだ、と妙に落ち着く。伊藤静の鳥羽先生が酒の気配を漂わせて出てくる場面も、短い登場なのに毎回しっかり持っていく。声で世界の輪郭を保っているアニメだと、見るたびに思う。
読んで見たくなったら——『へやキャン△』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を見終えて、まだあの空気の中に居たい人
- 事件が起きない、移動と雑談だけの時間が好きな人
- 寝る前や疲れた夜に、頭を使わず流せる作品を探している人
- 声優の声だけで世界の温度が決まると思っている人
合わない人
- 1話ごとに起承転結や盛り上がりが欲しい人
- 本編未見で、いきなりこのテンションに入ろうとする人
- 3分という尺に物足りなさを感じてしまう人
次に見るなら
まずは順当にゆるキャン△。へやキャン△で部室の時間を気に入ったなら、その先にあるキャンプ本番を腰を据えて味わってほしい。同じ空気のまま尺が伸びる幸福がある。事件の起きない田舎の日常をもっと浴びたいならのんのんびより。何もないことの豊かさを、これでもかと丁寧に描いてくる。移動と雑談の心地よさが好きな人にはまっすぐ届くはず。
ゆるい部活ものの呼吸が好きならきんいろモザイクも合う。テンション低めの日常会話で時間が溶けていく感覚は、へやキャン△の延長線上にある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『へやキャン△』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されており、これらのサービスに加入していればすぐに視聴できます。アニメ作品を幅広く扱う主要サービスで揃って配信されているため、視聴環境に困ることは少ないです。気になる方は、ふだん使っているサービスで配信状況をチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『へやキャン△』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されており、これらのサービスに加入していればすぐに視聴できます。アニメ作品を幅広く扱う主要サービスで揃って配信されているため、視聴環境に困ることは少ないです。気になる方は、ふだん使っているサービスで配信状況をチェックしてみてください。







