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カードキャプターさくら クリアカード編
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 22話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
クロウの力が戻ってきた。桜は普通の生活に落ち着きながら、中学という新たな挑戦に立ち向かう準備をしていた。授業は大変だが、小狼が再び現れて、ずっと留まると言ったことで状況が好転する。しかし、謎の人物についての奇妙な夢を見て目覚めると、クロウカードが完全に空になっていた。桜はカードキャプターとしての任務に戻らなければならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
カードキャプターとしての日々を経て、木之本桜は友枝中学校への進学を迎えます。中国へ戻っていた小狼も帰国し、再び同じ学校で過ごせることになり、桜の毎日は穏やかに動き出していました。ところがある夜、透明なフードをまとった謎の人物が現れる不思議な夢を見て目覚めると、苦労して集めたはずのカードがすべて透明に変わり、力を失っていたのです。やがて新たな「謎の力」が次々と姿を見せはじめ、桜はそれを封印するため、再び鍵と杖を手にカードキャプターとして立ち上がります。透明な「クリアカード」をめぐる、新章の物語が幕を開けます。みどころ・魅力
① 約20年の時を経て描かれる正統続編
1990年代に社会現象を巻き起こした名作の、その後を描く待望の続編です。中学生になった桜たちの新たな日常と、当時のファンが胸を熱くする変わらぬ世界観が同居しており、新旧どちらの視聴者も楽しめる作りになっています。美しい作画で蘇る友枝の街並みも見どころです。② 透明な「クリアカード」をめぐる新たな謎
これまで集めてきたカードがすべて透明になり、代わりに現れる「クリアカード」という新たな存在が物語の軸になります。なぜ力が失われたのか、夢に現れる人物は誰なのか――。一話ごとに散りばめられた伏線が、続きを見たくなる引きを生み出しています。③ 桜と小狼、ゆっくり深まる関係
再会を果たした桜と小狼の、初々しくも温かい距離感が丁寧に描かれます。互いを想い合いながらも照れてしまう中学生らしいやり取りは、本作ならではの魅力です。知世やケロちゃんなど、おなじみの仲間たちとの賑やかな掛け合いも健在です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 浅香守生 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大川七瀬 |
| キャラクターデザイン | 濱田邦彦 |
| 音楽 | 根岸貴幸 |
| 美術監督 | 清水友幸 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| OP | 坂本真綾「CLEAR」 |
| OP | 安野希世乃「ロケットビート」 |
| ED | 早見沙織「Jewelry」 |
| ED | 鈴木みのり「リワインド」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「今さら続編をやるのか」と、半分斜に構えて見始めた。原作も旧作アニメも通ってきた世代なので、18年ぶりに動くさくらに自分がどこまで乗れるのか、正直あやしいと思っていた。ところがオープニングが流れた瞬間、その身構えがあっさり溶けた。中学生になった制服姿、変わらない友枝町の風景、耳に馴染んだ声の数々。理屈より先に懐かしさが来る、という体験を久しぶりにした。2回目に見たときは、その懐かしさの裏で何かが静かに軋んでいることに気づいて、印象がまるごと変わった。最初は同窓会みたいな気分で、2周目は少し背筋が冷える。同じ画面を見ているのに、だ。
再会の幸福に、そっと混ぜられた喪失の予感
クリアカード編は、単なる懐かしさのファンサービスではない。むしろ懐かしさを入口に使って、別のものを忍び込ませてくる作品だと思っている。クロウの力が戻り、小狼が戻り、日常が戻ってくる——「戻ってくる」ことがこんなに連発される話なのに、見ているとどこか落ち着かない。空になったカード、夢に出てくる正体不明の人物、そして新しく現れる存在。世界はあくまでパステルカラーで、表面上は何も壊れていない。なのに、戻ってきたものの手触りが、昔とほんの少しだけ違う。その「ほんの少し」を、作品は徹底して言葉にしないまま積み上げていく。
これはたぶん、大人になるということそのものの感触なんだと思う。慣れ親しんだ場所に帰ってきても、自分も周りも気づかないうちに変わっていて、二度と同じ温度では立てない。さくらが中学という新しい段階に踏み出すこと、留まると言ってくれた相手がいること——本来なら幸福のはずの出来事が、全部どこかで「いつか終わるもの」の予感とセットになっている。幸福を描けば描くほど、その裏に喪失の影が濃くなる。旧作が子ども時代の万能感の物語だったとすれば、クリアカード編はその万能感に静かに翳りが差し始める物語だ。だからこそ、無条件に懐かしいのに、見終わるとほんの少し胸が痛い。この居心地の良さと不穏さの同居こそが、この続編の核心だと考えている。
特に刺さったシーン
特に刺さったのは、小狼が当たり前みたいに隣に戻ってくる場面。派手な再登場ではなく、ほとんど生活の続きのように現れる。その淡々とした感じが逆にぐっときた。再会を盛り上げないことで、かえって「ずっと一緒にいる未来」を信じたくなる作りになっている。あと、個人的にずっと和むのが久川綾のケロちゃんで、深刻になりかけた空気を一瞬で日常に引き戻す間合いがやはり上手い。緊張と弛緩の落差を声だけで作ってしまう。対照的に緒方恵美の月は出番こそ多くないのに、ひとこと喋るだけで画面の温度が下がる。あの静けさをまとえる声優はそういない。賑やかし担当のゆかなが演じる苺鈴が画面に入ると、それだけで旧作の記憶がどっと戻ってくるし、海を越えたエリオル家の柚木涼香の奈久留、冬馬由美のスピネルがふっと顔を出すたびに、世界がまだ続いている安心感がある。表面は明るいのに、その明るさが少しずつ怖くなっていく——そのさじ加減に何度も唸った。
読んで見たくなったら——『カードキャプターさくら クリアカード編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 旧作・原作を通ってきて、あの世界にもう一度帰りたい人
- 派手な展開より、静かに積み上がる不穏や余韻を味わいたい人
- 作画・衣装・声の芝居といった細部を愛でるのが好きな人
- 「懐かしさ」の奥にある寂しさを言葉にされるのが嫌いじゃない人
合わない人
- 1クールで物語がきっちり完結してほしい人(続きを前提にした終わり方をする)
- 旧作を未見で、いきなりこの世界に入る予定の人
- 明確な敵と決着、わかりやすいアクションを求めている人
次に見るなら
まずは原点のカードキャプターさくら。クリアカード編の懐かしさと翳りは、子ども時代の万能感を描いたこの旧作を知っているほど効いてくる。順番が逆になった人ほど、戻って見てほしい。
同じCLAMP作品ならツバサ・クロニクル。さくらと小狼の名を持つ二人が、まったく別の手触りの旅をする。クリアカード編の「同じなのにどこか違う」感覚が好きなら、その違和感を物語ごと拡張したような体験になる。
夢と静かな不穏という線でいくとxxxHOLiC。日常の隙間にそっと忍び込んでくる不気味さと、別れの予感の描き方が近い。パステルの裏側にある冷たさが刺さった人に。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「カードキャプターさくら クリアカード編」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれのサービスでも視聴できるため、すでに加入しているサービスや、ご自身の視聴スタイルに合ったものを選んで楽しめます。アニメ作品を幅広くそろえるサービスばかりなので、お好みの環境でじっくり鑑賞できるでしょう。






