ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン

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2005ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン

★ 3.6 / 5.0アクションファンタジーSF
放送年2005年
フォーマット劇場版
話数1話
原作ゲーム

ファイナルファンタジーVII終結から2年後、世界は復興へ向かっていた。しかし、ジオ・スティグマという新たな病気が蔓延し、ジェノバを求める3人の男たちが現れる。元の物語でCloudと共に戦った仲間たちは、この新たな脅威に立ち向かうため再び集結することになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

星を脅かした戦いの終結から2年。世界は少しずつ復興へと歩み始めていましたが、原因不明の病「星痕症候群(ジオ・スティグマ)」が人々を蝕み、特に子どもたちへ広がっていきます。かつて仲間とともに戦ったクラウドは、ひとり罪の意識を抱えながら運び屋として生きていました。そんな中、ジェノバを求める銀髪の3人の男が現れ、世界に新たな影を落とします。再び迫る脅威に、かつての仲間たちが集結し、過去と向き合う戦いが始まります。

みどころ・魅力

① 当時の常識を覆したフルCGアクション

2005年公開とは思えないほど緻密に作り込まれた3DCG映像が最大の見どころです。重力を感じさせないスピード感あふれる剣戟や、市街地を縦横無尽に駆けるバイクアクションは圧巻で、原作ゲームのキャラクターたちが生き生きと動き回る姿に引き込まれます。

② 原作ファンへの愛にあふれた集結劇

ティファ、バレット、シドをはじめ、原作で苦楽を共にした仲間たちが続々と再登場します。それぞれの個性や戦闘スタイルが映像で表現され、ゲームのその後を知ることができる「続編」としての満足度が非常に高い構成になっています。

③ クラウドの「贖罪」を描く重厚なドラマ

華やかなアクションの裏で描かれるのは、過去の喪失と罪悪感を抱えたクラウドの内面です。仲間や子どもたちとの関わりを通じて再び前を向こうとする姿が丁寧に描かれ、単なるバトル映画にとどまらない人間ドラマとしての深みを感じさせます。

キャスト・声優一覧

セフィロス
セフィロス
メイン
森川智之
ティファ・ロックハート
ティファ・ロックハート
メイン
伊藤歩
メイン
森久保祥太郎
クラウド・ストライフ
クラウド・ストライフ
メイン
櫻井孝宏
ザック・フェア
ザック・フェア
サブ
鈴村健一
サブ
岸祐二
バレット・ウォーレス
バレット・ウォーレス
サブ
小林正寛
イリーナ
イリーナ
サブ
豊口めぐみ
ヴィンセント・ヴァレンタイン
ヴィンセント・ヴァレンタイン
サブ
省吾 鈴木
サブ
石川英郎
ルード
ルード
サブ
楠大典
ルーファウス神羅
ルーファウス神羅
サブ
大川透

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スタッフ

監督野村哲也
原案キャラデザ野村哲也
音楽植松伸夫
ED氷室京介「Calling」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直に言うと、最初はゲームの後日談という建前の、長めのプロモーション映像くらいに思って見始めた。2005年当時のフルCGなんてそんなものだろう、と。それが冒頭、廃墟になったミッドガルに雨が降り始めた数十秒で、その油断は引っ込んだ。クラウドの伏せた目元と、肩から落ちる水の質感。あ、これは本気で殴りにきてるやつだ、と座り直したのを覚えている。二回目に見たときに気づいたのは、この映画が説明をほとんどしてくれないことだった。知っている前提で進む。だから初見は雰囲気に飲まれ、二度目で「ああ、あいつはずっと過去を抱えて動けずにいたのか」と腑に落ちる。突き放され方が、妙に心地いい。

許せないのは世界じゃなく、自分——星痕という名前の罪悪感

この映画は単なる「人気ゲームのその後を映像化した一発もの」ではなく、ひとりの男が自分を許せるかどうかだけを、二時間弱かけて見つめ続ける話だと思っている。世界はもう復興へ向かっている。戦いは終わったことになっている。なのに主人公だけが、終わったはずの場所から動けない。星痕(ジオ・スティグマ)という病が物語の表向きの脅威として置かれているけれど、あれは外から来た災いの顔をした、内側の問題だ。過去に救えなかったもの、守れなかったものを、体が膿のように覚えている。治らないのは免疫の問題じゃなく、本人が手放すことを拒んでいるから——そう読むと、この物語の湿った空気の正体が見えてくる。

櫻井孝宏のクラウドが見事なのは、強さを一切声で誇示しないところだ。剣を振るうときですら、どこか「自分にはその資格がない」と思っている人間の声で喋る。対する森川智之のセフィロスは、笑っているのに体温がない。あの声が耳元で響いた瞬間、過去はまだ終わっていなかったのだと観客にも突きつけられる。許す・許されるというテーマは説教臭くなりがちなのに、この作品はそれを台詞で語らず、戦いの最中の表情と、終盤に差し込む光だけで処理してしまう。乾いた手つきだ。だからこそ、最後に主人公がほんの少しだけ表情をゆるめたとき、こちらの肩の力も抜ける。重い荷物を一緒に下ろさせてもらった気分になる。

特に刺さったシーン

やはり終盤、複数の仲間が一瞬だけ画面に集う展開だ。各キャラの見せ場が数秒ずつ、ほとんど台詞もなく繋がれていく。説明はない。けれど、ゲームをやった人間なら全員の関係性を勝手に補完してしまう。あの省略の潔さに、初見は思わず前のめりになった。鈴村健一が演じるザックが記憶の側からそっと背中を押す場面の、声の柔らかさもいい。湿っぽくなりすぎる手前で、ふっと軽くしてくる。
映像で言えば、序盤の高速道路を疾走するバイク戦。映画館の大きなスクリーンと音響で見たとき、エンジン音とすれ違う鉄の塊の風圧が、座席ごと持っていった。家のテレビでは絶対に出ない迫力で、ここで体が震えたのを今でも覚えている。配信がどこにもないのが惜しい——FF7リメイクを遊んでいる人なら、たぶん全員これを見たくなるはずなのに。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 原作ゲームを遊んだ、もしくはFF7リメイクで世界観に触れた人
  • 台詞より表情と間で語る映画が好きな人
  • 過去を引きずる主人公の、再生の物語に弱い人
  • 映画館の音響・大画面で殴られたい人

合わない人

  • 前提知識なしで一本の映画として完結を求める人
  • 戦闘より丁寧な状況説明を重視する人
  • 湿度の高い、内省的な空気が苦手な人

次に見るなら

過去の罪と再生というテーマが刺さったなら、鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星へ。取り返しのつかない選択を抱えた人間が、それでも前を向こうとする話で、痛みの描き方の手触りが近い。
美しい映像で内省的な戦いを味わいたいなら空の境界。台詞を絞り、画と音で感情を運ぶつくりが好きならハマる。
もう少し王道のCGアクションが欲しければAPPLESEEDを。2000年代の和製フルCGがどこまで攻めていたか、並べて見ると面白い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
本作について、現時点で確定している配信サービスの情報はありません。視聴を検討される場合は、各動画配信サービスやパッケージソフトの最新情報をあわせてご確認いただくのがおすすめです。配信状況は時期によって変わることもありますので、気になる方はこまめにチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 原作ゲームを知らなくても楽しめますか?
A. 映像作品としてのアクションは十分楽しめますが、本作はゲーム本編の2年後を描いた続編のため、キャラクターの関係や背景は原作を知っているとより深く味わえます。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 劇場版として公開された作品で、おおよそ1時間半前後にまとめられています。アクションを中心にテンポよく展開するため、最後まで集中して鑑賞しやすい長さです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクションを軸に、ファンタジーとSFの要素を融合させた作品です。剣戟やバイクチェイスといった派手な見せ場と、登場人物の内面を描くドラマの両方を楽しめます。
Q. 続編やシリーズ作品はありますか?
A. 本作は人気作品の世界観を共有するシリーズの一作として位置づけられており、関連する映像作品やゲームも展開されています。世界観をさらに深く知りたい方は関連作もチェックしてみてください。

まとめ

本作について、現時点で確定している配信サービスの情報はありません。視聴を検討される場合は、各動画配信サービスやパッケージソフトの最新情報をあわせてご確認いただくのがおすすめです。配信状況は時期によって変わることもありますので、気になる方はこまめにチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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