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2017

けものフレンズ
★ 3.6 / 5.0冒険コメディファンタジー
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Yaoyorozu |
ジャパリパークという巨大統合動物園を舞台にしている。謎の物質「サンドスター」の影響で、動物が人間の姿をした「アニマルガール」に変身する。多くの来園者で賑わう園内に迷子の子どもが迷い込む。子どもは帰路につくが、次々と現れるアニマルガールたちが一緒について来たため、予期せぬ冒険へと導かれていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
巨大統合動物園「ジャパリパーク」では、謎の物質「サンドスター」の影響で動物たちが人間の姿をした「アニマルガール(フレンズ)」へと姿を変えていました。ある日、自分が何者かわからない記憶のない少女がこの地に迷い込み、サーバルキャットのフレンズと出会います。「自分がなんの動物なのか」を確かめるため、二人は園内のさまざまなエリアをめぐる旅へ。行く先々で個性豊かなフレンズたちと出会いながら、ジャパリパークに隠された秘密に少しずつ近づいていく、冒険と発見の物語です。みどころ・魅力
① ほのぼのとした空気と「すごーい!」の中毒性
本作最大の魅力は、フレンズたちの素直で前向きなやり取りが生む独特のあたたかさです。何を見ても「すごーい!」「たのしー!」と感動するサーバルの姿は観る人の心をほぐし、ゆるやかなテンポと相まって、疲れた時にこそ沁みる癒やしの時間を届けてくれます。② 進むほど深まる世界の謎
一見すると微笑ましい動物紀行ですが、回を重ねるごとに「なぜパークに人がいないのか」「セルリアンとは何か」といった謎が静かに立ち上がってきます。ほのぼのとした表層の裏にある奥行きのある設定が、視聴後に何度も考察したくなる余韻を残します。③ 動物の生態を活かしたキャラクター造形
登場するフレンズたちは、実在する動物の習性や特徴を巧みに性格へ落とし込んでいます。各話で本物の動物の生態が紹介される構成もあり、楽しみながら自然と動物への興味が深まる、エンタメと知的好奇心を両立させた作りになっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | たつき |
|---|---|
| シリーズ構成 | 田辺茂範 |
| 原案キャラデザ | 吉崎観音 |
| 音楽 | 立山秋航 |
| 音響監督 | 阿部信行 |
| OP | Doubutsu Biscuits [Common Raccoon「ようこそジャパリパークへ」 |
| OP | 「PPP [Rockhopper Penguin (Aina Aiba), Humboldt Penguin (Ikuko Chikuta), Royal Penguin (Mikoi Sasaki), Emperor Penguin (Ruka Nemoto), Gentoo Penguin (Kyouka Tamura)]」 |
| ED | ミョンハン「ぼくのフレンド」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「動物が女の子になるやつね」と高をくくって再生した。CGも正直、一話の冒頭では身構える質感だった。ところが十数分で姿勢が変わる。サバンナに迷い込んだ「かばん」が、自分が何のフレンズかも分からないまま歩き出す——その手探りの感じに、なぜか目が離せなくなった。1回目は「すごーい」の連呼に笑って終わったが、2回目で気づいたのは、この明るさの下にやけに人の気配がないことだった。あの頃、放送のたびに世間がざわついていた熱狂を、今でも覚えている。ジャパリパーク。あの空気は、もう一度作ろうとしても作れない種類のものだった。「すごーい!」は、違いを責めないための魔法だった
この作品は、ただ動物が擬人化されてわちゃわちゃするだけの企画ものではない。骨格にあるのは「得意なことが、みんな違う」という一点だ。走るのが速いフレンズ、木に登れるフレンズ、泳げるフレンズ。かばんは何も突出していない。代わりに、考える。火を扱い、道具を作り、地図を読む。普通の物語なら「無力な主人公が才能に目覚める」展開にしたくなるところを、この作品は「あなたはそれが得意なフレンズなんだね」で全部済ませてしまう。誰も、できないことを責めない。 序盤から繰り返される「すごーい!」「たのしー!」は、能天気な口癖に見えて、実は他者の差異をまるごと肯定するための呪文だ。相手が何者であろうと、まず認める。その上で、自分の得意で補い合う。言葉にすると説教くさいテーマが、ここでは一切の上から目線なしに、ただの日常会話として転がっている。だから刺さる。 そしてもう一つ。明るい声の裏で、園内には人がいない。錆びた施設、動かない乗り物、誰のものか分からない遺構。観客はうっすらと「ここで何があったのか」を察してしまう。喪われた世界で、それでも誰かと出会い、目的地を目指す——この作品の優しさは、世界が一度終わったあとに残った優しさなのだ。能天気さと寂しさが同じ皿に乗っている。その配合の妙が、当時あれだけの人を捕まえた理由だと思う。特に刺さったシーン
水辺をジャガーが渡してくれる、あの中盤の運び屋エピソードがずっと忘れられない。津田美波の声がいい。ぶっきらぼうで、面倒くさそうで、でも仕事はきっちりやる。多くを語らない態度の奥に、この世界で生きてきた者の手触りがある。短い登場なのに、一気に「ジャパリパークには色んな暮らしがあるんだ」と腑に落ちた。 そして、やっぱりかばんとサーバルの関係に尽きる。内田彩が演じるかばんの、不安げで、けれど芯のある声。最初は頼りなかった声色が、旅を重ねるごとに少しずつ落ち着いていく。その変化を耳で追えるのが、複数回見ると効いてくる。さらに彼女はラッキービースト——通称ボス——の合成音声めいた淡々とした喋りも兼ねていて、同じ役者とは思えない。終盤、追い詰められた場面で誰かを守ろうと前に出るかばんを見て、ああこの子はもう「迷子」じゃないんだ、と思わず姿勢を正した。読んで見たくなったら——『けものフレンズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 明るい表面の下に流れる寂しさや喪失感に弱い人
- 派手な対立より、他者を肯定し合う関係性を見ていたい人
- 世界観の伏線を自分で拾って考察するのが好きな人
- 声優の演じ分け——内田彩の二役あたり——を耳で楽しめる人
合わない人
- 序盤のCGの質感だけで判断を下してしまう人
- テンポの速い王道バトルや明快な勝敗を求める人
- 「すごーい!」のループ会話を冗長に感じてしまう人
次に見るなら
かばんとサーバルの旅の温度感が好きなら、少女終末旅行を。人のいなくなった世界をふたりで進む話で、明るさと寂しさが同居する配合がよく似ている。手探りで世界の謎に近づく感触が忘れられないなら、同じ作り手のケムリクサへ。荒廃した世界で生き延びる姉妹の物語で、断片から全体を組み立てる快楽がある。かわいい外見の奥に底知れない深さを抱えた冒険を味わいたいなら、メイドインアビス。明るい好奇心のまま、容赦のない世界へ降りていく感触が癖になる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『けものフレンズ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの各配信サービスで視聴できます。アニメ作品の取り扱いに強いサービスがそろっているため、自分の使いやすい環境を選んで楽しめます。気になった方は、これらのいずれかでチェックしてみてはいかがでしょうか。




