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mono
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Soigne |
天宮皐月は写真部の部長卒業で落ち込んでいた。親友の桐山杏の励ましを受け、新しく統合されたシネフォト部に打ち込むことを決意する。皐月と杏は行方不明のカメラを探すため、新しい仲間と出会いながら、素晴らしい写真と動画を撮影していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校生の天宮皐月は、写真部の部長を卒業したことで気持ちの整理がつかず、少し落ち込んだ日々を過ごしていた。そんな彼女を、親友の桐山杏が明るく励ます。やがて写真部と映像部が統合された「シネフォト部」が新たに発足し、皐月は杏とともに、この新しい部活へ思い切って飛び込むことを決意する。行方不明になったカメラを探す小さな騒動をきっかけに、二人は個性豊かな新しい仲間たちと出会っていく。素敵な写真と動画を撮りながら、日常のなかにあるきらめきを見つけていく、ゆるやかで心あたたまる青春の物語が幕を開ける。みどころ・魅力
① 写真と映像をめぐる新感覚の部活もの
写真部と映像部が統合された「シネフォト部」という設定が新鮮で、静止画と動画、それぞれの表現の楽しさが描かれる。被写体を探し、構図を考え、シャッターを切る過程そのものが物語の魅力になっており、ものづくりの初期衝動を丁寧にすくい上げている。② ゆるやかで心地よい日常系の空気感
派手な事件は起こらず、何気ない放課後や仲間との会話のなかに小さな発見が散りばめられている。穏やかなテンポと柔らかな雰囲気が全編を包み、観ているだけで肩の力が抜けていく。日常系・コメディ好きにはたまらない癒やしの時間が流れる。③ 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
落ち込みがちな皐月と、それを支える元気な杏のコンビを軸に、シネフォト部で出会う仲間たちがそれぞれの個性で物語に彩りを添える。テンポのよいやり取りとクスッと笑えるコメディ要素が、キャラクター同士の距離が縮まっていく過程を温かく描き出す。キャスト・声優一覧





















スタッフ
| 監督 | 愛敬亮太 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 米内山陽子 |
| キャラクターデザイン | 宮原拓也 |
| 美術監督 | 野村正信、藤井里咲 |
| 音響監督 | 田中亮 |
| OP | Cinephoto-bu [Satsuki Amamiya「メニメリ・メモリーズ!」 |
| ED | ハルカ「ウィークエンドロール」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「何これ」だった。タイトルが二文字、ジャンルもよくわからないまま、なんとなく再生ボタンを押した。写真部の部長を引退した女子高生が落ち込んでいる——それだけの導入で、正直、最初の数分は画面の余白ばかり眺めていた気がする。ところが二話あたりで、行方不明のカメラを探すという、どうでもよさそうな目的に妙に引き込まれていた。二回目に見たときに気づいたのは、この作品、事件らしい事件が起きないことを最初から隠していないということ。何も起きない時間を、何も起きないまま見せきる胆力がある。「何これ」は、最後まで「何これ」のまま、でも嫌いになれない「何これ」に変わっていった。
撮るというのは、過ぎていく毎日を一枚だけ引き止める作業だ
この作品を、ゆるい女子高生の部活ものとして片付けるのは簡単だ。実際そう見える。けれど何回か見返すうちに、写真と動画を撮るという行為そのものが、この物語の背骨になっていることに気づく。皐月たちがカメラを構えるとき、彼女たちは目の前の景色をただ「記録」しているわけじゃない。過ぎていけば二度と戻らない、なんでもない時間を、一枚だけ引き止めようとしている。部長を引退して落ち込んでいた皐月が、もう一度カメラを手に取る理由は、上手い写真が撮りたいからではない。たぶん、今この瞬間が、後から振り返ると取り返しのつかないものになると、どこかで知っているからだ。シネフォト部という、写真と映像が統合された半端な部活の設定も効いている。静止した一枚と、流れていく映像。止めることと、流すこと。その二つの間で揺れる時間の捉え方が、そのまま彼女たちの高校生活そのものに重なっていく。日常系という言葉は、ともすれば「何も起きない作品」の言い換えとして使われがちだ。でもこの作品は、何も起きないことを撮り続けることで、何も起きない時間がどれだけ貴重だったかを、後から効いてくる毒みたいにじわじわ突きつけてくる。単なる癒やしの部活ものではなく、過ぎ去る時間への、静かな抵抗の記録なんだと思う。
特に刺さったシーン
中盤、行方不明のカメラをめぐって新しい仲間と撮影に出かける一連の流れ。目的地に向かう道中で、誰かが何気なくシャッターを切る、あの抜けた瞬間がいい。劇的な音楽も、決め台詞もない。ただ、笑い声と風の音と、シャッターの軽い音だけが残る。ここで杏が皐月に何かを言うとき、声の温度が絶妙だった。励ますでも茶化すでもない、親友だからこそ出せる、少しぶっきらぼうな優しさ。声優陣の芝居が、過剰に泣かせにこない。上田麗奈の声は、感情を盛り上げにいかずに、むしろ一歩引いたところから支えていて、それがこの作品の乾いた空気とよく合っていた。古賀葵が演じるキャラの会話のテンポも、隙間を埋めすぎないのがいい。終盤、撮りためた写真を全員で見返す展開で、思わず自分のスマホのカメラロールを開きたくなった。あれは、ずるい。
読んで見たくなったら——『mono』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 何も起きない時間を、退屈ではなく愛おしさとして味わえる人
- 写真やカメラが好きで、日常を切り取る感覚に共感できる人
- 派手な展開より、会話の間や空気感をじっくり味わいたい人
- 過ぎていく学生時代の手触りを、もう一度なぞりたい人
合わない人
- 明確なストーリーの起伏や事件を求める人
- テンポの速い展開で一気に駆け抜けたい人
- キャラの関係性に劇的なドラマを期待する人
次に見るなら
まず迷わずゆるキャン△。同じ原作者の手によるもので、何も起きない時間をどう愛でるかという呼吸がそっくりだ。東山奈央が演じる志摩リンの、一人の時間を大事にする距離感が好きなら、こちらの空気にもすっと馴染めるはず。
次にのんのんびより。出来事の少なさを、退屈ではなく豊かさとして見せる手つきが近い。田舎の何でもない一日が、見終わるころには妙に恋しくなる。
もう少し部活と友達の距離感を味わいたいならきんいろモザイク。仲間とわちゃわちゃやる時間そのものが目的になっていく感じが、シネフォト部の連中とよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『mono』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflix、Huluで視聴できます。主要な配信サービスを幅広くカバーしているため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。ゆるやかな日常系作品をじっくり味わいたい方は、お好みの配信サービスでチェックしてみてください。
