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ガヴリールドロップアウト OVA
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Doga Kobo |
天使学校を首席で卒業したガヴリールは、人間界での修行中にゲームなどの娯楽に溺れ、自堕落な生活を送る「ダメ天使」になっていた。OVAでは、温泉旅行に出かけたガヴリールたちが、サターニャの企みやマイペースなガヴリールに振り回されながらも、それぞれの日常を送る様子が描かれる。また、別のOVAでは、目の不自由な少女との交流を通じて、ガヴリールたちの意外な一面や感動的なストーリーが展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
天界の天使学校を首席で卒業したガヴリールは、人間界での生活にすっかり馴染み、ゲームに明け暮れる自堕落な「ダメ天使」へと変わってしまっていた。本OVAでは、そんなガヴリールと、悪魔のサターニャ、天然なラフィエル、しっかり者のヴィーネといういつものメンバーが、温泉旅行へと繰り出す。マイペースなガヴリールに振り回され、サターニャの企みが空回りする騒がしくも平和な日常が描かれる。さらに別エピソードでは、目の不自由な少女との出会いを通して、彼女たちの意外な一面と心温まる交流が丁寧に綴られていく。TVシリーズのその後を彩る、ゆるくも愛おしい番外編である。みどころ・魅力
① 温泉旅行で炸裂するいつもの掛け合い
本編でおなじみの4人が温泉宿に集結。ぐうたらなガヴリール、空回りするサターニャ、マイペースなラフィエル、振り回されるヴィーネという黄金バランスはOVAでも健在で、力の抜けたコメディのテンポをそのまま楽しめる。TVシリーズのファンほどニヤリとできる一作。② 心温まる感動エピソード
別収録のエピソードでは、目の不自由な少女との交流が描かれ、ギャグ中心の本編とは異なるしっとりとした余韻を残す。ダメ天使たちの優しさや本来の天使らしい一面が垣間見え、キャラクターへの愛着がより深まる構成になっている。③ TV版の世界観を補完する番外編
本編で語りきれなかったキャラクター同士の関係性や日常の一コマが丁寧に描かれ、作品世界の解像度が一段と上がる。作画クオリティも安定しており、ゆるい空気感とコメディのキレを両立した、シリーズファン必見の内容に仕上がっている。キャスト・声優一覧










スタッフ
| OP | ガブリエル・天馬・ホワイト「ガヴリールドロップキック」 |
|---|---|
| ED | ガブリエル・天馬・ホワイト「ハレルヤ☆エッサイム」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編が好きで、円盤のおまけみたいな位置づけのOVAも一応押さえておくか、くらいの軽い気持ちで再生した。最初は「日常回がもう一本増えるだけだろう」と高をくくっていたし、その認識はそんなに外れていない。TVシリーズの続きでも前日譚でもなく、あの四人がまた緩く転がっているのを眺める補完エピソード、と思って入って大丈夫だ。ただ、2回目に見返したとき、温泉編の何気ない間の取り方とか、終盤のしんみりする一編の温度差に、思っていたより手が込んでいることに気づいた。「一応見ておこうかな」が「これ見ておいてよかったな」に静かに変わる、侮れない一本だった。
もう説明のいらない四人を、ただ眺めていられる時間の話
TVシリーズは、天使が人間界に堕ちて自堕落になる、という大きな設定をどこかで背負い続けていた。第1話なら自己紹介が要るし、要所では「天使と悪魔」という前提のおさらいも挟まる。けれどOVAは違う。ガヴリールがソシャゲに溶けているのも、サターニャが堂々と一人で失敗するのも、もう誰も説明しない。視聴者が全部知っている前提で、四人がただ転がっている。この「説明のいらなさ」こそ、OVAという尺がこの作品に与えた一番の贈り物だと思う。
特に効くのが温泉旅行の編だ。事件らしい事件は起きない。風呂に入って、飯を食って、サターニャが勝手に転んでいるだけ。なのに退屈しないのは、四人の力関係と距離感が完成しているからで、間の取り方ひとつで笑える。これは本編を最後まで見た人間にだけ届く笑いで、初見では半分も拾えないやつだ。
そして終盤、目の不自由な少女との交流を描く一編で、温度がふっと変わる。堕天して何もしない天使、というガヴリールの売りが、ここで静かに裏返る。声高に「いい話」をやらないのがいい。彼女は相変わらずやる気がないのに、根っこのところでは天使のままだ、と気づかせてくる。堕落は表層で、本性は別。この二段構えが、ギャグの蓄積があるからこそ刺さってくる。単なる日常コメディの外伝ではなく、四人を知り尽くした人へのご褒美として作られた一本だ。
特に刺さったシーン
序盤、サターニャが一人で意気込んで一人で自滅していく流れ。大空直美の声が、本気の悪役ぶりと残念さの落差をためらわず行き来していて、勝ち誇った高笑いから転落までが一息でつながる。テンポが気持ちよくて、何度見ても笑ってしまう。
ただ、一番手が止まったのは終盤の少女との一編だ。ガヴリールが、いつもの気だるい調子のまま、でも確かに優しいことをする。富田美憂の芝居が、声を作って「優しさ」を演出しにいかないのがいい。だるそうなトーンのまま、ほんの少しだけ角が取れる。その匙加減で、ああこいつ本当は天使なんだ、と腑に落ちる。横で大西沙織のヴィネットが普通にいい子をやって、花澤香菜のラフィエルは相変わらず楽しそうに毒を吐いている。四人の役割が崩れないまま、ちゃんと感情を動かしてくる。ここで思わず姿勢を正した。
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この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを最後まで見て、あの四人ともう少し一緒にいたいと思った人
- 事件が起きない、日常会話の「間」そのものを楽しめる人
- ギャグ作品がふいに見せる、静かな感情の一編に弱い人
合わない人
- 本編未見で、ここから入ろうとしている人(まず確実に置いていかれる)
- OVAに物語の進展や設定の補強を期待している人
- 速いオチの連続でないと間延びに感じてしまう人
次に見るなら
天使と悪魔が人間界でだらける、という「大層な設定と日常の落差」が好きなら小林さんちのメイドラゴン。ドラゴンが普通に家事をする可笑しさと、ふいに差し込まれる情の描き方が、本作とよく似た呼吸をしている。
事件の起きない時間そのものを味わう感覚が好きならのんのんびより。田舎の何でもない一日を、間の取り方だけで最後まで持たせる作りは、このOVAの温泉編と地続きの気持ちよさだ。
四人組の噛み合わない会話のテンポで笑えたならあずまんが大王。脱力系ギャグの源流みたいな作品で、キャラの距離感が完成しきった状態の心地よさを、もう一度味わえる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ガヴリールドロップアウト OVA」は、現在dアニメストアとU-NEXTで視聴することができます。どちらもアニメ作品のラインナップが充実した動画配信サービスで、TVシリーズとあわせて一気に楽しめる環境が整っています。初回登録時の無料期間などを活用すれば、お得に視聴を始められるでしょう。

