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number24
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | PRA |
本文 大学ラグビー部に入学したナツサ・ユヅキはエースになると期待されていたが、ある事情でラグビーがプレーできなくなる。同級生のイブキ・ウエオカはラグビーを辞めた先輩。ヤスナリ・ツルは後輩でナツサに反感を持つ。ユウ・マシロは後輩でナツサに憧れて付き従う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
大学ラグビー部に期待のエースとして入学したナツサ・ユヅキ。しかし、ある事情によってグラウンドでプレーすることができなくなってしまう。選手としての道を断たれた彼が新たに見出したのは、仲間を支えチームを勝利へ導くという、自分にしかできない役割だった。ラグビーを去った先輩イブキ・ウエオカ、反発心を抱く後輩ヤスナリ・ツル、そして彼に憧れ付き従うユウ・マシロ。それぞれの想いが交差するなか、ナツサは「24番目の存在」として、新しい形でラグビーと向き合っていく。仲間との絆と再起を描く、青春スポーツ群像劇。みどころ・魅力
① プレーできない主人公が見つける新たな居場所
本作の最大の特徴は、主人公が「プレーできない選手」であること。フィールドに立てないからこそ見えるチームの姿、仲間を支える側に回るという選択が、従来のスポーツアニメとは一味違う視点と感動を生み出していきます。② 個性豊かな部員たちが織りなす人間ドラマ
反発する後輩ヤスナリ、憧れを抱くユウ、過去を持つ先輩イブキなど、登場人物それぞれが抱える想いや背景が丁寧に描かれます。すれ違いや衝突を乗り越えて絆を深めていく過程が、物語に厚みを与えています。③ ラグビーという競技の奥深さ
ポジションごとの役割や戦術、フォワードとバックスの連携など、ラグビーならではの魅力が随所に散りばめられています。競技に詳しくない人でも、チームスポーツの面白さを存分に味わえる作品です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 木宮茂 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中瀬理香 |
| 原案キャラデザ | ゆき哉 |
| キャラクターデザイン | 崎口さおり |
| 美術監督 | スコット・マクドナルド |
| OP | 小林正則「SET!」 |
| ED | 河西健吾「君といるなら」 |
| ED | 河西健吾「COMICAL TRY!!」 |
| ED | 鈴木崚汰「Every Fight」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ラグビーアニメ、というだけで一度身構えた。野球やバスケと違って、画面で何が起きているのか掴みにくいスポーツだ、という偏見がまずあった。最初は「どうせ試合のルールも分からないまま置いていかれるんだろう」と思って見始めたら、これは試合を観せる話ではなかった。エースになるはずだった男が、グラウンドに立てなくなったところから始まる。拍子抜けして、そのまま引き込まれた。2回目に見たとき気づいたのは、第一話の時点ですでに主人公の表情がどこか作りものめいていることで、初見では明るい先輩にしか見えなかった顔が、別の意味を帯びて見えてくる。そういうタイプの作品だった。
プレーできなくなった人間が、それでも「24人目」として居場所を探す話
ラグビーは1チーム15人でプレーする。リザーブを含めて登録できるのは23人。タイトルの「24」は、その枠から外れた人間の番号だ——というのは見終わってから腑に落ちた解釈で、最初はただの語呂だと思っていた。柚木夏紗はエースになると期待されながら、ある事情でフィールドに立てなくなる。普通のスポーツものなら、ここからリハビリと復活の物語が始まる。だがこの作品はそこに逃げない。彼は走れない自分を抱えたまま、それでもチームの近くにいようとする。
面白いのは、この作品が「支える側にも価値がある」という都合のいい慰めを語らないことだ。夏紗本人がいちばん、それを信じきれていない。河西健吾の声がいい仕事をしていて、後輩の前では軽口を叩きながら、ふとした沈黙にだけ本音が漏れる。明るさが鎧なのが声だけで分かる。一度ラグビーを辞めた先輩・由布郁斗(立花慎之介)、夏紗に反感を持つ後輩・鶴(つる)、無条件に憧れてついてくる真白優(村瀬歩)——彼らはそれぞれ「ラグビーとの距離の取り方」の違うサンプルで、夏紗はその間で揺れ続ける。
つまりこれは、失った後の人生をどう設計し直すかという話だ。好きなものを、好きなやり方では続けられなくなったとき、人は離れるのか、別の形でしがみつくのか。スポーツアニメの皮をかぶった、わりと重いテーマを扱っている。単なる青春ラグビーものとして見ると物足りないが、そこを期待していなかった私には、むしろこの不器用さが刺さった。
特に刺さったシーン
序盤の、夏紗が後輩たちに自分の事情を明かさないまま練習に顔を出す一連の場面。ここで河西健吾の演技が一段ギアを変える。表向きは軽い先輩のテンションなのに、グラウンドの方を見る一瞬だけ声のトーンが落ちる。その落差で、言葉にしていない喪失を全部背負わせてくる。初見では聞き流したセリフが、2回目だと刺さって動けなくなった。
あと地味に効いていたのが村瀬歩の真白優だ。憧れだけで突っ走る後輩というのは扱いを間違えるとただのうるさいキャラになるが、村瀬歩はそこに芯の真っすぐさを通してくる。彼が無邪気に夏紗を持ち上げるたび、当人が一番つらい、という構図が成立する。終盤、チームがある決断を迫られる展開で、興津和幸の演じるイーサン・テイラーの落ち着いた声が場の温度を整える瞬間があって、ここで思わず息を止めた。声優の配置だけでドラマが回っている作品でもある。
読んで見たくなったら——『number24』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スポーツものでも、試合より人間の内面に時間を割く作品が好きな人
- 「好きだったものを諦める/形を変える」というテーマに弱い人
- 河西健吾・村瀬歩・立花慎之介あたりの芝居を声だけで追いたい人
- 派手な勝利カタルシスより、静かな葛藤の積み重ねを味わいたい人
合わない人
- 白熱した試合シーンとルール解説をがっつり期待している人
- 主人公が逆境を跳ね返して復活する王道展開を見たい人
- 2クール級の濃密さを求める人(全12話で、駆け足に感じる箇所はある)
次に見るなら
ALL OUT!!——同じラグビーものだが、こちらは体格コンプレックスを抱えた高校生が泥くさく成長していく話。number24で物足りなかった「試合の熱」を補完してくれる。競技そのものをもっと味わいたいならこちら。
ハイキュー!!——真白優役の村瀬歩が主人公を演じている。チームスポーツの中で個がどう噛み合うかを描く熱量は別格で、number24の静けさのあとに見ると振れ幅が気持ちいい。
風が強く吹いている——走ることから一度離れた人間が、もう一度競技に向き合う話。「諦めた好きなもの」とどう付き合うかというテーマが、number24と深いところで響き合う一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
number24は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、普段お使いのサービスでそのまま楽しめます。これからラグビーアニメに触れてみたい方も、安心して視聴をはじめられます。
