神無月の巫女

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2004神無月の巫女

神無月の巫女

★ 3.1 / 5.0ドラマメカラブコメ
放送年2004年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作TNK

名門の姫宮千歳は冷たく気高い令嬢で、来栖川姫子はひそかに彼女に心を寄せている。二人の学園生活は平穏だったが、やがて古い邪悪が目覚める。これに対抗するため、千歳と姫子は月と太陽の巫女の役割を担うことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

名門・姫宮家の令嬢である姫宮千歌音は、気高く冷たい雰囲気をまとう美しい少女。一方、心優しい来栖川姫子は、そんな千歌音にひそかな想いを寄せていました。同じ学園に通う対照的な二人は、穏やかな日常を過ごしていましたが、世界の滅びを企む古き邪悪「オロチ」が目覚めたことで運命が大きく動き出します。月の巫女と太陽の巫女としての力に覚醒した千歌音と姫子は、互いへの想いを胸に抱えながら、世界を救うための過酷な戦いへと身を投じていくのでした。

みどころ・魅力

① 二人の少女が紡ぐ切ない関係性

千歌音と姫子、対照的な二人の心の機微こそが物語の核です。すれ違いや葛藤を抱えながら深まっていく関係性は繊細かつドラマチックに描かれ、観る者の感情を強く揺さぶります。百合作品の金字塔として今なお語り継がれる理由がここにあります。

② ドラマとメカが融合した独自の世界観

学園ものの穏やかな日常から一転、巨大なメカ「オロチ」との戦いへ。神話的なモチーフとロボットアクションが交差する独特の設定が、本作に唯一無二の味わいを与えています。シリアスな展開の緩急も見どころです。

③ 介錯による美麗なキャラクターデザイン

原作者・介錯の手による華やかで耽美なビジュアルが全編を彩ります。少女たちの表情や感情の高まりに寄り添う丁寧な演出と相まって、ドラマチックな物語世界へ一層深く引き込まれます。

キャスト・声優一覧

姫宮千歌音
姫宮千歌音
メイン
川澄綾子
大神ソウマ
大神ソウマ
メイン
間島淳司
来栖川姫子
来栖川姫子
メイン
下屋則子
ギロチ
ギロチ
サブ
加瀬康之
ネココ
ネココ
サブ
野中藍
大田レーコ
大田レーコ
サブ
能登麻美子
ツバサ
ツバサ
サブ
松本保典
早乙女マコト
早乙女マコト
サブ
大谷育江
ユキヒト
ユキヒト
サブ
南央美
コロナ
コロナ
サブ
植田佳奈
サブ
浅井清己
如月乙羽
如月乙羽
サブ
西村ちなみ

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スタッフ

監督柳沢哲也
シリーズ構成植竹須美男
キャラクターデザイン藤井まき
音楽窪田ミナ
美術監督安原稔
音響監督岩浪美和
OPコトコ「Re-sublimity」
EDコトコ「Agony」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけは十年以上前から知っていた。百合の古い定番として名前が挙がる作品で、でもなぜか手が伸びないまま放置していた。残っているのは、月光みたいな水色のジャケットの印象だけ。いざ見始めたら、最初の数話は拍子抜けするほど甘い学園もので、気高い令嬢とその子をそっと見つめる少女、という構図をのんびり眺めていた。ところがジャンル欄に「メカ」と書いてある意味が、ある回でいきなり牙を剥く。お嬢様学校の空気と巨大ロボットが同じ画面に同居している違和感を、最初は戸惑って見ていたのに、二回目はむしろ作り手の確信犯ぶりとして楽しめた。甘さは前菜で、本題は別の場所にあった。

好きな相手に、憎まれる側を引き受けるという愛し方

巫女もので、メカもので、終末もの。いろんな顔を持った作品だけれど、芯にあるのは「相手のために、自分が悪役になる」という一点だと思っている。月の巫女である千歌音は、終始ほとんど何も説明しない。気高く、完璧で、距離がある。最初に見たときはただの高嶺の花キャラだと受け取っていたのに、二回目で見え方がまるごと変わった。彼女の沈黙のほとんどが、姫子に嫌われるための準備だったのだと気づくからだ。好きだと伝えるより、憎まれることを選ぶ。守るために、いちばん遠い場所に自分から立つ。これは自己犠牲という言葉では足りない。自己犠牲にはまだ美しさが残るけれど、千歌音がやったのは、相手の記憶の中で自分を汚すことだった。愛されたい気持ちを丸ごと差し出して、それでも相手が生きて笑っていればいい、という覚悟。中盤以降の彼女の選択を、優しさと呼んでいいのか今でも迷っている。でも、その迷いごと抱えて見続けることが、この作品とつき合うということなんだと思う。穏やかな百合だと思って入った人ほど、後半で足をすくわれる。

特に刺さったシーン

千歌音を演じる川澄綾子の、声の温度差がずるい。表向きは涼やかで隙のない令嬢の声なのに、姫子と二人きりになった瞬間だけ、語尾がほんの少しほどける。終盤、彼女が抱えていたものを吐き出す展開で、その「ほどけ」が決壊するところがある。気高さの仮面が内側から割れていく芝居を、叫ばずにやってのけるのが川澄綾子で、ここで思わず一時停止した。あと、敵として現れるオロチの面々がやけに人間くさいのも好きで、大田レーコを演じる能登麻美子の、湿度の高い喋り方が画面の温度をぐっと下げてくる。倒すべき相手のはずなのに、それぞれに事情と寂しさがあって、勧善懲悪では全然ない。悪役にすら逃げ場を用意してくる脚本だから、千歌音の選択がよけいに重く沈んでいく。

読んで見たくなったら——『神無月の巫女』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 百合に雰囲気だけじゃなく、選択と犠牲で殴ってくる物語の強度を求める人
  • 高嶺の花キャラの内側が暴かれる瞬間に弱い人
  • 甘い学園×メカ×終末という、ちぐはぐな要素が同居する作品を面白がれる人

合わない人

  • 百合は穏やかで優しい関係性のまま終わってほしい人
  • 中盤からの重い展開や、救いの薄さがしんどく感じる人
  • メカ要素や、2004年の作画・テンポに古さを感じてしまう人

次に見るなら

少女革命ウテナ——様式美と象徴で少女たちの関係を語る一本。神無月の巫女のあのひりつきが好きなら、血筋を辿る意味でもまず観てほしい。

魔法少女まどか☆マギカ——かわいい絵柄の奥に犠牲と覚悟を仕込む構造が刺さったなら。誰かのために世界の役割を引き受ける話で、根っこがよく似ている。

やがて君になる——後半の重さに疲れたら、こちらで百合の繊細な手触りを取り戻すのもいい。静かに距離が縮んでいく関係性が好きな人に。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

神無月の巫女は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアをはじめ、映画やドラマも幅広く扱うU-NEXT、DMM TVでも配信されているため、ご自身の使いやすいサービスで楽しめます。気になった方はぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 神無月の巫女はどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアのほか、映画やドラマも楽しめるU-NEXT、DMM TVでも配信されています。
Q. 神無月の巫女は全何話ですか?
A. 全12話で構成されたTVアニメです。1クールでまとまっているため、初めての方でも一気に観やすく、物語にじっくり浸れる作品です。
Q. 原作はありますか?
A. 介錯による同名漫画が原作です。アニメ版は原作をベースにしつつ独自の展開も加えられており、それぞれの違いを見比べて楽しむのもおすすめです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. ドラマを軸に、メカアクションやラブコメ要素を併せ持つ作品です。少女たちの繊細な関係性を丁寧に描いた物語として、長年にわたり高い人気を誇ります。

まとめ

神無月の巫女は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアをはじめ、映画やドラマも幅広く扱うU-NEXT、DMM TVでも配信されているため、ご自身の使いやすいサービスで楽しめます。気になった方はぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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