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結城友奈は勇者である -勇者の章-
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Studio Gokumi |
中学校のヒーロー部は、前作での運命を果たした結晶結衣、宮越花凛、犬傍風と樹の兄妹メンバーに、過去の英雄・野木園子が新たに加わった。彼らは必要とされる人々を助けるため活動を続ける。しかし、新たな脅威が彼らの前に立ちはだかり、再び困難な試練に直面することになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
四国・讃州中学校の「勇者部」は、世界を守る使命を果たした少女たちのその後を描く物語。結城友奈をはじめとする部員たちは、これまでと変わらず「人の役に立つ」活動を日々続けていた。そこへ、かつて勇者として戦った乃木園子が新たに加わり、賑やかな日常がふたたび動き出す。しかし穏やかな時間も束の間、彼女たちの前に新たな脅威が静かに忍び寄っていく。やがて少女たちは、勇者であることの意味と、これまで目を背けてきた真実に再び向き合わざるを得なくなる。前作の運命を乗り越えた彼女たちが、最後にたどり着く答えとは——。
みどころ・魅力
① シリーズの集大成となる「勇者部」の物語
本作は「結城友奈は勇者である」シリーズの一つの到達点。前作までの出来事を踏まえたうえで、勇者である少女たちが背負う運命と向き合う姿が丁寧に描かれます。シリーズを追ってきたファンほど深く刺さる、感情の積み重ねが大きな魅力です。
② 魔法少女ものを超えるシリアスな重厚さ
可愛らしいキャラクターデザインとは裏腹に、物語は容赦のないシリアスさを帯びていきます。希望と絶望が交錯するサイコロジカルな展開は、いわゆる魔法少女ジャンルの枠を大きく超えるもの。少女たちの心情の揺れが、観る者の胸を強く締めつけます。
③ 美しい作画と心を揺さぶる戦闘演出
勇者システムによる華やかな変身や、迫力あるバトルシーンは映像的な見ごたえも十分。色彩豊かな演出と緊張感のある音楽が、物語のドラマ性をいっそう引き立てます。静と動のコントラストが効いた、感情に訴える映像表現に注目です。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 福岡大生 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| 原案キャラデザ | BUNBUN |
| 音楽 | 岡部啓一、高橋邦幸 |
| OP | 長妻樹里「ハナコトバ」 |
| ED | 長妻樹里「ハナコトバ」 |
| ED | 三森すずこ「勇者たちのララバイ」 |
| ED | 花澤香菜「浮かべた想い」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
魔法少女もの、と聞いて身構えなかったと言えば嘘になる。可愛い絵柄でこっちを殴ってくるやつだろう、と。実際そうだった。「結城友奈は勇者である」を最初に通しで見たとき、終盤で一回スマホを置いた。勇者の章はその続きで、重いのは見る前から分かっていたのに、やっぱり重かった。覚悟していても効くものは効く。2回目に見返して気づいたのは、この作品が「重い」と感じさせる仕掛けが、戦闘の側じゃなくて画面の明るさと日常の何気なさの側にあるということ。ヒーロー部の部室の、あのやたら平和な空気が一番こたえる。あそこが穏やかであるほど、外で起きていることが冷たく見える。「勇者」という肩書きが、子どもから奪っていくもの
この作品は単なる魔法少女バトルではなく、「誰かに代償を払わせて成り立っている世界」を、その代償を払う側の目線から描いている。少女たちが敵と戦うために差し出すのは、自分の体だ。力を解放するたびに、視力が、声が、手の感覚が、ひとつずつ消えていく。そしてそれを決めているのは本人ではなく、山の上に祀られた存在を中心にした、もっと上の大人たちの都合だ。 勇者の章で一番きついのは、戦いそのものより、その代償を当人たちが受け入れようとしてしまうところにある。東郷美森が知ってしまう「世界の仕組み」——子どもが体の一部を差し出して戦い、その引き換えを「名誉」や「役目」と呼ばれる構造。残酷なのは、選ばれたことを当人が誇りに思うように、感謝すらするように設計されている点だ。逃げられない側が、逃げないことを美徳だと教え込まれている。 痛みを引き受けた子が、それでも仲間を守れたなら、と笑う。その笑顔を「綺麗だね」で済ませていいのか、と作品がこっちに問うてくる。差し出すことの尊さを語る物語は山ほどあるけれど、この作品は「誰がそれを差し出させているのか」から目を逸らさない。そこが信用できる。重いのは、答えを出さずに、選ぶことの苦しさをまるごと画面に置いていくからだ。特に刺さったシーン
終盤、友奈の体から機能がひとつずつ消えていくくだり。声が出る、手が動く、それが当たり前じゃなくなる過程を、作品は淡々と積み上げていく。ここで効いてくるのが乃木園子だ。花澤香菜の声は、すでに同じ道を通り抜けた人間の、底が抜けたような明るさを出してくる。痛みを知っている人の「大丈夫だよ」ほど、信用できない励ましはない。あの明るさが逆に怖い、と背筋が冷えた。 そして東郷。三森すずこの、押し殺した怒りが少しずつ漏れていく芝居がいい。「受け入れる」と「許せない」のあいだで声が揺れるところで、ようやく誰か一人くらい本気で怒ってくれた、と思った。脇では犬吠埼の姉妹——内山夕実の風と黒沢ともよの樹——が、お互いをかばい合う形で踏ん張っていて、その地味な支え合いがあるから、この物語は完全には沈まずに済んでいる。読んで見たくなったら——『結城友奈は勇者である -勇者の章-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 可愛い絵柄の裏に、容赦のない構造が仕込まれている作品が好きな人
- 「まどか」以降、魔法少女ものを一度疑ってかかるようになった視聴者
- 痛みを引き受けるキャラの心理を、最後まで見届けたい人
合わない人
- 純粋に元気が出る魔法少女バトルを求めている人
- 子どもが理不尽に消耗させられていく流れがしんどい人
- 前作や前日譚を飛ばしてここから入ろうとしている人(順番が要る作品です)
次に見るなら
魔法少女まどか☆マギカが好きなら、まず間違いなくこっちも来る。少女たちが知らないうちに大きな仕組みに組み込まれている構造そのものが地続きで、両方見ると問いの輪郭がくっきりする。可愛い絵で油断させてから足元を崩してくる作りが好みならがっこうぐらし!。日常の明るさと、その下に流れている冷たさの落差が、勇者の章のあの部室の空気とよく似ている。
「願いの代償」をもっと粘っこく描いたものが見たいならselector infected WIXOSS。少女が背負わされるものの重さと、そこから降りられない苦しさを、別角度から突いてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「結城友奈は勇者である -勇者の章-」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴することができます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、ご自身が利用しているサービスで気軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。シリーズをまとめて見返したい方は、見放題対象かどうかを各サービスで確認してから視聴を始めるのがおすすめです。







