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結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio Gokumi |
西暦神紀298年、小学生の鷲尾須美、乃木園子、水野銀は勇者として選ばれた。四国を守る神樹・神樹様を襲う謎の敵・バーテックスと戦う重大な使命を担う。彼女たちはこの戦いが自分たちの想像以上の代償を払うことになるとは知らなかった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
神世紀298年、四国を守る神樹様への信仰が人々の暮らしを支える世界。小学生の鷲尾須美、乃木園子、水野銀の3人は「勇者」に選ばれ、神樹様を襲う謎の敵・バーテックスと戦う使命を背負います。無邪気に友情を育む少女たちは、勇者として戦う日々の先に、想像もしなかった大きな代償が待ち受けていることをまだ知りません。『結城友奈は勇者である』の前日譚にあたり、シリーズの根幹を描く物語が静かに動き始めます。みどころ・魅力
① 本編につながる「勇者」たちの原点
人気作『結城友奈は勇者である』の前日譚として、世界の成り立ちや勇者制度の核心に迫る物語。本編を観たファンが「あの設定の裏側」を知ることで、シリーズ全体の見え方が大きく変わる重要な一章です。② 少女たちの絆と過酷な運命の対比
無邪気に笑い合う3人の日常と、勇者として課せられる残酷な現実。明るい friendship の裏で少しずつ忍び寄る影が、観る者の胸を締めつけます。魔法少女ものの王道を踏まえつつ容赦なく踏み込む展開が魅力です。③ 美しい作画と心揺さぶる戦闘シーン
神樹様の世界やバーテックスとの戦いを彩る丁寧な作画と演出。鮮やかな変身バンクや緊迫感あるバトルはもちろん、静かな日常シーンの空気感まで作り込まれ、シリーズらしい情感あふれる映像体験を味わえます。キャスト・声優一覧










スタッフ
| 監督 | 福岡大生 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| 原案キャラデザ | BUNBUN |
| キャラクターデザイン | 酒井孝裕 |
| 音楽 | 岡部啓一、有限会社モナカ |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | 三森すずこ「エガオノキミへ」 |
| ED | 三森すずこ「ともだち」 |
| ED | 花澤香菜「たましい」 |
| ED | 花守ゆみり「やくそく」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
順番を間違えた自覚はある。本編の『結城友奈は勇者である』を通しで見ないまま、外伝のこっちから入ってしまった。ただ、魔法少女ものの皮をかぶった作品が、その皮の下に何を隠しているのか、手触りだけ確かめたくて気づいたら再生していた。最初の数話は、小学生の女の子が三人、神樹を守るために戦うという、よくある画面に見える。色がきれいで、戦闘の演出も丁寧で、ああこういう感じね、と一度は思った。ところが中盤を過ぎたあたりで、画面の温度がすっと下がる瞬間がある。そこで初めて、自分が何を見せられていたのか分かってくる。2回目に見たとき、序盤のやわらかい日常パートが全部、伏線というより前金だったと気づいて、しばらく言葉が出なかった。本編を知らないまま見たのは結果的に正解だったのか不正解だったのか、いまだに決めかねている。「勇者であること」の請求書を、小学生に回す話
この作品は、魔法少女が悪を倒してめでたしめでたし、という話ではない。むしろその逆で、「選ばれること」がどれだけ理不尽な契約だったのかを、淡々と突きつけてくる。鷲尾須美も乃木園子も三ノ輪銀も、まだ世界の仕組みを疑うことを知らない年齢だ。だからこそ、与えられた使命を「そういうもの」として受け入れてしまう。その素直さに、作品はきっちり値札をつける。戦う力には対価があって、その対価を払うのは大人ではなく、彼女たち自身の身体だ——という構造が、中盤以降ゆっくりと姿を現す。ここがこの作品のいちばん冷たいところで、敵が残酷なのではなく、彼女たちを戦わせている側の仕組みが残酷なんだと、画面が静かに語ってくる。神樹を守るという大義名分は、裏を返せば、子どもに無限の負債を背負わせるための言い回しでもある。怖いのは、その負債を負わせる側に明確な悪意がないことだ。みんな善意で、みんな祈っていて、その祈りの総量が小学生三人の上に落ちてくる。単なる悲劇ではなく、誰も悪くないまま誰かが壊れていく、という種類の物語で、見終わったあとに残るのは涙よりも、うっすらした吐き気に近い感情だった。それでも目を逸らせなかったのは、彼女たちが最後まで「戦うこと」そのものを呪わなかったからだと思う。特に刺さったシーン
終盤、戦いの代償がはっきりと身体に刻まれていく一連の展開。ここで乃木園子を演じる花澤香菜の芝居が、声を張らない方向に振り切れていて、それがかえって効く。叫ぶのではなく、受け入れてしまう声。あの抑えたトーンを聴いたとき、思わず再生を止めて天井を見た。対照的に、三ノ輪銀役の花守ゆみりは序盤のあっけらかんとした明るさを最後まで手放さないから、その明るさが残酷な物差しになる。東郷美森として三森すずこの声が画面に重なってくる瞬間の意味は、見終わってから二度三度と効いてくる種類のもので、初見ではただ綺麗な声だと思っていた自分を後で殴りたくなった。子どもたちを管理する側の安芸を演じた佐藤利奈の、感情を出しきらない大人の声も、この作品の「誰も悪くないまま進む」空気を支えている。演技だけ抜き出しても、これは一回では拾いきれない。読んで見たくなったら——『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- かわいい絵柄の裏で重いものを背負わせる作品に耐性がある人
- 「敵より仕組みが怖い」タイプの物語が好きな人
- 声優の抑えた芝居から感情を読み取るのが好きな人
- 本編を見る前提で、あえて時系列の前から入りたい人
合わない人
- 魔法少女ものに爽快感とハッピーエンドを求めている人
- 子どもが理不尽な代償を払う展開そのものが苦手な人
- 救いの量より痛みの量が多い話を娯楽として受け取れない人
次に見るなら
魔法少女まどか☆マギカ——「かわいい絵で契約の残酷さを描く」という構造の元祖に近い一本。鷲尾須美の章の冷たさが刺さったなら、こちらの祈りと呪いの話も間違いなく届く。
結城友奈は勇者である——というか、外伝から入った自分が言うのもなんだが、本編は見るべきだ。鷲尾須美の章で背負わされたものが、本編の登場人物たちの日常にどう影を落としているのか、順番を逆にした罪をここで償える。
selector infected WIXOSS——少女たちの願いが、叶うほどに彼女たちを削っていく話。願いに値段がついている世界の息苦しさが好きなら、こちらの絶望の設計も合うはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで配信されています。複数の主要サービスで視聴できるため、すでに加入しているサービスや無料お試し期間を活用すれば、追加費用を抑えながら作品を楽しめます。シリーズ本編とあわせて視聴できる環境が整っているので、前日譚から順を追って世界観に浸るのもおすすめです。








