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2018

LOST SONG
★ 3.4 / 5.0ドラマファンタジー音楽
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | LIDENFILMS |
エネルギッシュで食べることが大好きな少女リンは、緑豊かな辺境の村に住んでいます。一方、歌姫フィニスは王宮の奥深くで孤独な日々を過ごしています。二人は他に誰も持たない特別な力を共有しています。傷を癒やし、水を作り、風を起こせる歌の力です。運命に導かれ、二人の若き女性は過酷な旅に直面することになります。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
緑豊かな辺境の村に暮らす、食べることが大好きで元気いっぱいの少女リン。一方、王宮の奥深くで孤独な日々を送る歌姫フィニス。境遇も性格もまるで違う二人ですが、実は誰も持たない特別な力を共有していました。それは、傷を癒やし、水を生み出し、風を巻き起こす「歌」の力。やがて戦乱の渦に巻き込まれた二人の若き女性は、運命に導かれるように過酷な旅へと足を踏み入れていきます。歌がもたらす奇跡と、その代償をめぐる物語が静かに動き出します。みどころ・魅力
① 対照的な二人のヒロインが紡ぐ運命の物語
明るく天真爛漫なリンと、孤独を抱えた歌姫フィニス。正反対の二人が「歌の力」という共通点で結ばれ、それぞれの旅路が次第に交差していく構成が大きな見どころです。視点の切り替わりとともに、物語の真相が少しずつ明かされていきます。② 物語の核となる「歌」の演出
癒やし・水・風を生み出す歌の力は、本作の世界観そのものを象徴しています。劇中で歌われる楽曲はストーリーと密接に結びつき、感情の高まる場面を音楽が力強く支えます。歌が希望にも悲劇にもなりうる二面性が、物語に深い余韻を残します。③ 戦乱の世界を舞台にした重厚なドラマ
ファンタジー世界を背景に、王国や戦争、人々の思惑が絡み合うシリアスなドラマが展開します。少女たちの純粋な願いと、それを取り巻く過酷な現実との対比が胸を打ち、終盤に向けて加速する展開から目が離せません。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 森田と純平 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 森田と純平 |
| 原案キャラデザ | 福田知則 |
| キャラクターデザイン | 金子志津枝 |
| 音楽 | 白戸佑輔 |
| 美術監督 | 大久保錦一 |
| OP | 鈴木このみ「歌えばそこに君がいるから」 |
| ED | フィニス「TEARS ECHO」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、歌で水を出したり風を起こしたりする少女が二人いる、くらいの軽いファンタジーだろうと思って再生した。配信オリジナルにありがちな、絵は綺麗だけど中身は薄いやつかもな、と少し身構えていたのも正直なところで。ところが終盤に差しかかったあたりで、自分が物語の構造そのものを読み違えていたことに気づかされる。一周目はただ「いい話だった」で終わった。問題は二周目で、序盤の何気ないカットが、全部違う意味を持って見えてくる。そこでようやく、この作品が何をやろうとしていたのかが腹に落ちた。軽い気持ちで開いたわりに、見終わったあと妙に長く引きずる作品だった。歌は人を救うが、歌う本人だけは救われない
リンとフィニス、緑の村で食べることが大好きな少女と、王宮の奥で歌い続ける歌姫。傷を癒し、水を生み、風を起こす歌の力を、二人だけが持っている。表向きはその力をめぐる王国の争いの話に見える。でも何度か見返すと、この作品が本当に描いているのは「力を持ってしまった人間が、その力のせいでどれだけ孤独になるか」だと思えてくる。 歌は誰かを救う。乾いた大地に水を出し、倒れた人を立たせる。けれど歌っている本人は、自分のためにその力を使えない。フィニスが王宮の奥でずっと一人だったのは、彼女が無力だからではなく、むしろ力を持ちすぎたからだ。みんなが彼女の歌を欲しがる。歌そのものは欲しがるのに、歌っている彼女自身を見ている人は、ほとんどいない。 そして「時代を越えてつながる」という設定が、ここに効いてくる。同じ痛みが、形を変えて繰り返されていく構造になっている。一周目はファンタジーの大きな仕掛けとして受け取ったけれど、二周目では、これは「同じ過ちを何度もやり直そうとしてしまう人間」の話なんだと思った。救いたい、やり直したい——その気持ちが強ければ強いほど、抜け出せなくなる。単なる音楽ファンタジーではなく、優しさが人を縛っていく話として見ると、急に重たくなる作品だ。特に刺さったシーン
刺さったのは、やっぱり歌のシーンだ。フィニスを演じる田村ゆかりの声が、台詞のときと歌うときではっきり質感が変わる。喋っているときは抑えた、どこか諦めの混じった声なのに、歌に入った瞬間に世界が一段静かになる。序盤の、彼女が一人で歌う場面で、思わず音量を上げた。誰かのために歌っているはずなのに、聴いているとこちらに寂しさのほうが先に届いてくる、あの感じ。 リンの周りの賑やかさも効いている。久野美咲が演じるアルの子どもらしい無邪気さが場面に光を入れてくれるから、フィニス側の静けさがより際立つ。茅野愛衣の声が画面に出てくると空気がやわらかくなるし、芹澤優の芝居も要所で物語を締めてくる。声の配置だけで、二つの世界の温度差をちゃんと作っているのがうまい。終盤のある展開で、その温度差が一気に交差したとき、画面の前で固まった。読んで見たくなったら——『LOST SONG』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 仕掛けが後から効いてくるタイプの物語が好きな人
- 二周目で印象が変わる作品を、わざわざもう一度見返せる人
- 歌・音楽が物語の中心にある作品に弱い人
- 田村ゆかりの歌声を浴びたい人
合わない人
- 一周で全部わかりやすく説明してほしい人
- テンポのいいバトルやアクションを期待している人
- 喪失感の重い話が続くとしんどくなる人
次に見るなら
歌が人と人をつなぐ話が好きならキャロル&チューズデイ。二人の少女が音楽でつながっていく構造が近くて、こちらは映像と楽曲の作り込みが段違い。LOST SONGの歌のシーンで胸を掴まれた人なら、間違いなく刺さる。 二人の少女が過酷な旅をする、その静かな手触りが好きなら少女終末旅行。賑やかさの裏でずっと喪失が流れている空気感が共通していて、見終わったあとの余韻もよく似ている。 力を持った少女が誰かを救うために繰り返してしまう、というテーマに惹かれたなら魔法少女まどか☆マギカ。やり直すほど抜け出せなくなる構造は、LOST SONGの核心とまっすぐ重なる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『LOST SONG』は、U-NEXTとNetflixで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。歌の力をめぐる二人のヒロインの物語を、最初から最後までじっくり楽しめます。ご自身が利用しやすい配信サービスを選んで視聴してみてください。
