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2018

中間管理録トネガワ
★ 3.5 / 5.0コメディドラマサイコロジカル
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
帝愛グループの幹部・利根川幸雄は、会長・兵藤和尊の命により、借金を抱えた者たちを使った悪質な企画「死のゲーム」を統括することになる。彼は部下たちを集めてチームを編成するが、次々と予想外の困難に直面する。利根川の知略と強い意志で、困難を乗り越えながら企画を進めていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
帝愛グループの会長・兵藤和尊の側近である利根川幸雄。ある日、会長の気まぐれな思いつきによって、多額の借金を抱えた者たちを集めた過酷な企画の責任者に任命される。中間管理職として、個性的でクセの強い部下たちをまとめながら、理不尽きわまる会長の要求に応えなければならない。胃の痛むようなプレッシャーの中、利根川は持ち前の知略と弁舌を武器に、次々と降りかかる難題を一つひとつ乗り越えていく。『賭博黙示録カイジ』で冷酷な強敵として描かれた利根川の、知られざる「中間管理職」としての悲喜こもごもの日常を描いたスピンオフコメディです。みどころ・魅力
① 悪役・利根川の「人間味」あふれるギャップ
原作『カイジ』では冷酷非情な強敵だった利根川。本作では会長と部下の板挟みに苦しむ、どこにでもいる中間管理職として描かれます。あの威厳ある名言や鋭い眼光を、社内会議や部下の尻拭いのために連発するギャップこそ最大の魅力。原作を知るファンほどニヤリとできる笑いが詰まっています。② 共感必至の「お仕事あるある」
無茶振りをする上司、思うように動かない部下、終わりの見えない残業——利根川が直面する悩みは、働く人なら誰もが経験する普遍的なものばかり。シリアスな帝愛グループを舞台にしながら、その本質は心温まる(?)お仕事コメディ。社会人の悲哀をユーモラスに描き出します。③ 大仰なナレーションが生む中毒性
日常の些細な出来事を、まるで命がけの勝負のように重々しく語り上げる大げさなナレーション演出が健在。シリアスな絵柄や口調と、くだらない悩みとの絶妙な温度差が笑いを増幅させます。緊張感たっぷりの「ざわ…ざわ…」が、まったく緊張しない場面で炸裂する瞬間は必見です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 川口敬一郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 広田光毅 |
| 原作 | 萩原天晴 |
| 原案キャラデザ | 橋本智広、三好智樹 |
| キャラクターデザイン | 高田晴仁 |
| 音楽 | 山田高弘 |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| OP | ゲスの極み乙女。「颯爽と走るトネガワ君」 |
| ED | ピストル武豊「隠岐手紙」 |
| ED | ノイジーセル「狂言回し」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
カイジのスピンオフと聞いて、てっきりあの限定ジャンケンみたいなヒリつく心理戦をもう一度浴びられるんだと思って再生した。出てきたのは、会長の一言にビクつき、部下の珍回答に頭を抱える中間管理職のおっさんだった。最初の数分は「これじゃない」と思った。でも見続けるうちに、ざわ…ざわ…のあの緊張感が、全部「上司が怖い」「部下が使えない」方向に変換されているのに気づいて、声を出して笑った。2回目に見たときは、もう心理戦を待つ気持ちがないぶん、利根川の胃痛のほうが沁みてくる。悪くない、どころか、これはこれで一つの完成形だと思っている。上と下に挟まれて、それでも資料を作る——中間管理職という名の終わらない我慢
本家のカイジで利根川幸雄は、冷徹で隙のない帝愛のエリートとして描かれていた。土下座すらパフォーマンスに変えるような男で、こちらが憎みきれないくらい強かった。このスピンオフがやっているのは、その仮面を一枚ずつ剥がす作業だ。会長・兵藤の気まぐれな思いつきを、誰かが具体的な「企画」に落とし込まなければならない。その誰かが利根川で、彼は上の無茶を下に流し、下の珍プレーを上にバレないよう処理し、成果が出れば会長の手柄、失敗すれば自分の責任、という地獄のような位置に立たされている。これは死のゲームの話ではなく、その死のゲームを「運営する側」の話なのだ。観ていてしんどいくらい身に覚えがある人は多いはずで、自分もその一人だった。会議で誰も案を出さない沈黙、上に出す前に何度も練り直す資料、部下の自由すぎる発想を頭ごなしに否定できない優しさ——それを利根川という強キャラにやらせるから、笑えるのに刺さる。単なるカイジの外伝コメディではなく、「組織の真ん中で潰れずに立ち続けることの滑稽さと尊さ」を描いた、れっきとした社会人ドラマだと思う。だからこそ、強がる利根川がたまに見せる本音が効く。特に刺さったシーン
やはり会議のシーンだ。部下を集めてアイデアを募るのに、出てくるのは斜め上の珍案ばかり。利根川は表向き低く落ち着いた声で受け答えしながら、内心では絶叫している。この「外面の冷静」と「内面の崩壊」を一人で同時にやってのける森川智之の演技が、この作品の背骨だと思う。低音の余裕と、裏返りそうな本音のギャップだけで笑える。脇も濃くて、大塚明夫が演じる本田の妙な腰の低さ、津田健次郎の遠藤が放つ淡々とした圧、小山力也の権田の存在感が、利根川の胃をさらに痛めつけていく。序盤の、部下の発言に思わず真顔になる間——あの数秒の沈黙で笑わされたとき、ああこれは演出と芝居でちゃんと作られたコメディなんだと腑に落ちた。読んで見たくなったら——『中間管理録トネガワ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 上と下に挟まれて働いた経験がある社会人
- カイジの世界観は好きだけど、たまには緊張を抜いて笑いたい人
- 強キャラが情けない本音を漏らす瞬間が好きな人
- 淡々とした間と、声優の芝居でじわじわ笑わせる作風が好きな人
合わない人
- 本家のような命懸けの心理戦・ギャンブルを期待している人
- テンポの速いギャグや派手な展開が好みの人
- カイジ本編を未見で、利根川というキャラに思い入れがない人
次に見るなら
まずは本家の逆境無頼カイジ。利根川がどれだけ強くて怖い男だったかを知ってから戻ってくると、このスピンオフの情けなさが何倍も愛おしくなる。順番が逆でも効くけれど、対比はぜひ味わってほしい。組織の中で消耗する大人の悲哀をコメディにした作品が好きならアグレッシブ烈子。理不尽な上司と社内政治に潰されかけながら、それでも会社に行く——あの胃の痛さは利根川と地続きだ。
シリアスな絵面で淡々とボケ倒す温度感が刺さったなら銀魂。緩急の付け方や、真顔でくだらないことをやり切る潔さに、近い笑いの呼吸を感じるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『中間管理録トネガワ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。アニメ見放題に強いdアニメストアをはじめ、複数のサービスで配信されているため、すでに利用中のサービスがあれば追加の手間なく気軽に楽しめます。原作や『カイジ』本編とあわせて、利根川幸雄のもう一つの顔をぜひチェックしてみてください。




