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2013

幻影ヲ駆ケル太陽
★ 3.0 / 5.0アクション魔法少女
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | AIC |
古い時代からこの世界は二つのタロットカードによって支配されてきた。悪魔のタロット「ディアボロス・タロット」は人間の魂を食らい、その力で無限の苦痛をもたらす。対抗する「エレメンタル・タロット」は自然の力から энергyを得ている。22の異なる血統から選ばれた少女たちがこれらのタロットの使い手となる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
この世界は古くから二つのタロットによって支配されてきました。人の魂を喰らい苦痛をもたらす悪魔のタロット「ディアボロス・タロット」と、自然の力を宿してそれに対抗する「エレメンタル・タロット」。22の血統から選ばれた少女たちが、その使い手として運命を背負います。タロット占いを営む少女・晶も、ある事件をきっかけに闇に潜む存在「デモーニア」と戦う宿命へと足を踏み入れていきます。可愛らしい魔法少女の意匠とは裏腹に、喪失と覚悟を描くシビアな物語が幕を開けます。みどころ・魅力
① タロットを軸にした重厚な世界観
22枚の大アルカナになぞらえた血統設定や、二つのタロットの対立構造が物語の骨格を支えます。占いのモチーフを単なる飾りで終わらせず、キャラクターの宿命や敵の正体と結びつけている点が、設定好きの視聴者をぐっと引き込みます。② 可愛さと残酷さのギャップ
魔法少女らしい華やかな変身やビジュアルを備えつつ、物語は喪失や葛藤を容赦なく描きます。明るい絵柄から想像する以上にシリアスな展開が待ち受けており、その落差こそが本作最大の特徴であり語り草になっています。③ 少女たちの関係性とドラマ
戦いを通じて出会い、ぶつかり、支え合う少女たちの心情描写が丁寧に積み重ねられます。それぞれが抱える事情や痛みが交差することで、バトルの一つひとつに重みが生まれ、終盤に向けて感情を強く揺さぶる構成になっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 草川啓造 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 伊藤美智子 |
| キャラクターデザイン | 友岡新平 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| 美術監督 | 小濱俊裕、木下了香 |
| OP | リサ「träumerei」 |
| ED | 岡本夏美「-Mirage-」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけで決めた。「幻影ヲ駆ケル太陽」、このカタカナと漢字の混ざり方が妙に引っかかって、中身も知らないまま見始めた。配信を探しても、どこにもない。結局ディスクを引っ張り出すことになって、その手間の分だけ勝手に期待値が上がっていたのを覚えている。最初は、タロットと魔法少女、よくある属性の足し算だろうと油断していた。ところが一話の終盤で、思っていた温度とまるで違うものが画面に出てきて、座り直した。二回目に見たときには、明るい色設計の裏にずっと冷たいものが流れていたのが分かって、第一印象がごっそり入れ替わった。占いで他人の未来は視えるのに、自分の運命だけは視えない少女の話
この作品を、ダークな魔法少女もの、という一語で片づけたくない。2013年という時期柄、その括りで語られがちなのは分かる。でも芯にあるのは、もっと個人的な皮肉だ。主人公はタロットで人の未来を視る。視えてしまう。なのに、自分の身に何が降りかかるかだけは、最後まで自分の手札からこぼれ落ちている。他人の不安には答えを出せる子が、自分の足元だけは真っ暗、というあの構図が、話が進むほど効いてくる。タロットを「悪魔」と「自然」に分けた世界設定も、最初はただのガジェットに見えて、途中から人物の内面の比喩として読めてくる。誰かの魂を食らって力にするカードと、外の世界の力を借りて立つカード——要するに、自分の痛みを燃料にして戦うか、自分以外の何かに支えられて立つか、という二択を、ずっと少女たちに突きつけている。占いという、本来は受け身の行為をしていた子が、その二択の前に引きずり出される。そこに、この作品の残酷さと優しさが同居している。
明るい画面とポップな主題、その奥でずっと低く鳴っている音。一度目はストーリーを追うだけで精一杯だったけれど、二度目に見て、ああこれは「視えること」と「背負うこと」の話だったのか、と腑に落ちた。視える力は祝福じゃない。視えてしまうから、降りられない。その逃げ場のなさが、この作品をただの様式美で終わらせていない。
特に刺さったシーン
序盤、日常がまだ日常だった頃の、なんでもないやり取りが一番こわい。久川綾の声が、太陽ひなたとして交わすあの柔らかい台詞——あとから思い返すと全部が伏線みたいに聞こえて、初見のときの呑気な自分を軽く殴りたくなる。佐倉綾音が演じる心崎冬菜の、感情を一段引いたところで喋る感じも好きで、強がりと本音の境目をあの声でやられると弱い。月詠せれなを演じる小松未可子の、芯の通った低めの声も場をきっちり締めていた。そして終盤のある対峙の場面で、喜多村英梨の星河せいらが見せる崩れ方は、声優の演技として何度見ても背筋が冷える。叫んでいないのに痛い、というやつだ。派手な必殺技の応酬よりも、こういう「言葉になる前の声」のほうにずっと心を持っていかれた。ここで彼女がこの声を出したとき、思わず一時停止して、しばらく動けなかった。読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 明るい絵面の裏に冷たいものが流れている作品が好きな人
- 2013年前後の、少し重たい魔法少女ものの空気をもう一度くぐりたい人
- 必殺技より、声の演技や「間」で語る作品に弱い人
合わない人
- 王道の爽快な魔法少女バトルを期待している人
- 世界設定の説明が最後まできっちり腑に落ちないと落ち着かない人
- 配信でサッと済ませたい人(今はディスクを探す手間がかかる)
次に見るなら
魔法少女まどか☆マギカが好きなら、こちらも合うはず。可愛い絵柄の裏で少女たちが運命に追い詰められていく構図が近く、明るさと残酷さの落差で殴ってくるところがよく似ている。結城友奈は勇者であるもおすすめしたい。力を持つことが祝福ではなく、何かを背負わされることだ、というテーマの扱い方がこの作品と地続きで、優しさと痛みの配分が刺さる人には刺さる。
運命とゲームに縛られる少女という切り口ならselector infected WIXOSSも近い。笑顔の奥でじわじわ追い詰められていくあの感触が好きなら、続けて見て損はない。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作については、現時点で確定している配信サービスの情報はありません。視聴を希望される場合は、Blu-ray・DVDなどのパッケージや、各配信サイトでの取り扱い状況をご自身であらためてご確認いただくのが確実です。配信は時期によって変動するため、最新の情報をチェックしてみてください。
