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ルパン三世 PART5
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Telecom Animation Film |
伝説の怪盗ルパンは、ダークウェブの違法市場「マルコ・ポーロ」から莫大な財宝を盗み出そうとしていた。しかし盗難直後、ソーシャルメディアで話題のゲームのせいで銭形警部に居場所を特定され、アジトが包囲されてしまう。ルパンは絶望的な状況から脱出できるのか。
作品概要・あらすじ
あらすじ
伝説の大泥棒ルパン三世が狙うのは、ダークウェブ上に存在する違法市場「マルコ・ポーロ」に眠る莫大な財宝。鮮やかな手口で盗み出すことに成功するが、その直後、SNSで爆発的に流行しているあるゲームによって居場所を特定されてしまう。気づけばアジトは銭形警部の手勢に包囲され、絶体絶命の状況に。次元大介や石川五ェ門、峰不二子といった仲間たちとともに、ルパンはこの窮地をいかにして切り抜けるのか。インターネットとビッグデータが支配する現代を舞台に、神出鬼没の怪盗たちの頭脳戦が幕を開ける。みどころ・魅力
① 「現代のネット社会」を真正面から描いた意欲作
SNS・ビッグデータ・ダークウェブといった現代的なモチーフを物語の中核に据えているのが本作最大の特徴。情報が瞬時に拡散する時代だからこそ生まれる新たな包囲網に、アナログな怪盗ルパンがどう立ち向かうのか。古典的なキャラクターと最新のテーマが融合した、シリーズの中でも異色の一作です。② 連作形式で深掘りされるキャラクターの内面
PART5は複数のエピソードが連なる連作構成を採用し、ルパンと新キャラクターの関係性や、次元・五ェ門それぞれにスポットを当てた回が用意されています。アクションだけでなく、各キャラクターの哲学や生き様まで丁寧に描かれ、長年のファンも新鮮な気持ちで楽しめる作りになっています。③ 緑のジャケットが映える王道のルパン像
象徴的な緑のジャケットをまとったルパンが帰ってきた本作は、洗練された作画と軽快なテンポで往年の魅力を存分に発揮。次元の早撃ち、五ェ門の斬鉄剣、不二子の駆け引きといったお馴染みの見せ場も健在で、初めて触れる人にも入りやすい王道のエンターテインメントに仕上がっています。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 矢野雄一郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大河内一楼 |
| キャラクターデザイン | 横堀久雄 |
| 音楽 | 大野雄二 |
| OP | 「LUPIN TROIS 2018」 |
| ED | 「セーヌの風に…(Adieu)」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「PART5って、いまさらルパンで何をやるんだ」と斜に構えて見始めた。ルパン三世って何期まであるんだっけ、と数えようとして途中で諦めるくらいには長寿シリーズで、正直もう手癖で回しているんじゃないかと疑っていた。ところが第1話、ダークウェブの違法市場から財宝を抜いた直後、拡散されたゲームのせいで居場所を特定され、アジトを包囲される——その入り方で背筋が伸びた。スマホの画面に晒される怪盗。古いはずの男が、いちばん新しい場所に立っていた。2回目に見たときは、この第1話が後半への伏線として効いているのに気づいて、もう一度頭から見直すことになった。
居場所をSNSに晒される怪盗——情報社会で、ルパンは古びたのか
ルパン三世という男は、煙草とジャケットとオープンカーの似合う、20世紀の匂いがするキャラクターだ。だからこそPART5が最初に突きつけてくる問いは、残酷で面白い。全員がスマホを持ち、全員が誰かを追跡できる時代に、神出鬼没を売りにした怪盗は成立するのか、という問いだ。
序盤のアーク、ルパンは「ゲーム」によって追われる。一般人がスマホ越しに彼の居場所を通報し、その情報が金になる。山寺宏一の銭形は、もう自分の足だけで追わない。集合知という名の群衆が、勝手に網を狭めていく。ここで描かれているのは単なる派手な逃走劇ではなく、匿名の善意と悪意が一人の人間を可視化していく不気味さだ。バズと炎上の構造そのものを、2018年の時点で怪盗ものに落とし込んでいた。
けれどこの作品が良いのは、そこで「だからアナログは尊い」みたいな安い結論に逃げないところだ。ルパンは情報に情報で殴り返す。テクノロジーを敵視するのでも崇拝するのでもなく、道具として乗りこなす。後半、物語の重心が少女との関係に移っていくと、テーマはさらに踏み込む。ネットに接続されすぎた人間が、どうやって他者を信じ直すか、という話になる。津田健次郎が演じるアルベール・ダンドレジーの、過去と現在を引きずる声の質感が、その問いに静かな重さを与えていた。
結局PART5は、ルパンが古びたのかを検証して、古びていないと証明する話だった。変わったのは世界のほうで、男はジャケットの襟を直して、また次の街へ消えていく。
特に刺さったシーン
特に刺さったのは、不二子が絡む駆け引きの場面だ。沢城みゆきの不二子は、色気で押し切るタイプじゃない。声のトーンを一段下げて、相手がどこまで本気か測っている間(ま)が、ぞくっとするほど上手い。序盤の、誰が誰を裏切っているのか分からない情報戦のなかで、彼女だけが一枚も二枚も上手に見える瞬間があって、思わず巻き戻した。
あと地味に好きなのが、浪川大輔の五ェ門が現代のガジェットに見せる、徹底した無関心だ。みんながスマホの画面に振り回されているなか、一人だけ斬鉄剣で物理的に問題を片づけてしまう。情報社会への最大の皮肉が、あの侍の佇まいに全部乗っている。終盤の対決で五ェ門が一閃する作画の、線のキレと止めの気持ちよさは、何度見ても同じ場所で息を止めてしまう。佐倉綾音が演じるドルマが物語に絡んでくる流れも、後半の温度をうまく上げていた。
読んで見たくなったら——『ルパン三世 PART5』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
合わない人
- 1話完結のお宝強奪劇だけをひたすら楽しみたい人(後半は連続性が強い)
- テーマ性より、軽さとテンポだけを求めている人
- シリーズの様式美が一度崩されることに抵抗がある人
次に見るなら
ルパン三世 PART4が、まずは比較対象になる。PART5の前作で、様式美と新しさのバランスはこっちが基準。先に見ておくと、5がどこで冒険したのかが際立つ。
情報社会の手触りが刺さったならPSYCHO-PASS サイコパス。管理・監視された社会で個人がどう足掻くか、という問いの根がルパンの軽さの裏とつながっている。
後半の、都市と情報を舞台にした知的な攻防と若さの痛みが好きだった人には残響のテロル。静かな緊張感の質が近い一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ルパン三世 PART5」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴することができます。アニメ作品を幅広く扱うサービスが揃っているため、ご自身が普段使っている環境に合わせて選びやすいのが嬉しいポイントです。気になった方は、各サービスの配信状況をチェックしてみてください。




