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爆丸バトルブローラーズ New Vestroia
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 52話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TMS Entertainment |
ダン、マルーチョ、ドラゴはバクガン・レジスタンスと力を合わせ、奴隷化された惑星に平和と自由を取り戻すために戦う。新たに結成された友人たちのグループは、邪悪なヴェスタルと戦い、捕えられたバクガンを解放し、ヴェスタルの支配計画を破壊しなければならない。
作品概要・あらすじ
あらすじ
前作の戦いから3年。平穏な日々を送っていたダンのもとへ、バクガンの世界「新ヴェストロイア」が異種族ヴェスタルに侵略され、多くのバクガンが捕らえられて奴隷化されているという危機が伝えられる。ダンとパートナーのドラゴ、そしてマルーチョは、現地で抵抗を続ける「バクガン・レジスタンス」と合流し、囚われたバクガンたちの解放を目指して立ち上がる。ヴェスタル軍が築いた支配の拠点を一つずつ攻略しながら、新たな仲間との絆を深め、惑星に再び平和と自由を取り戻すための戦いへと身を投じていく。
みどころ・魅力
① パワーアップしたバトルシステム
本作では「バクガントラップ」をはじめとする新たなギミックが登場し、対戦の駆け引きが一段と奥深くなっている。属性や戦術を組み合わせて戦うバトルは、シリーズを通して大きく進化。シンプルな勝ち負けにとどまらない戦略性が、前作からのファンも新規視聴者も引き込む大きな魅力になっている。
② レジスタンスの仲間たちが織りなす群像劇
新ヴェストロイアでダンたちと共闘するのは、抵抗運動を続けるバクガン・レジスタンスの面々。それぞれが解放への想いと事情を抱えており、出会いと衝突を経て一つのチームへとまとまっていく。個性豊かな仲間たちの成長と連帯が描かれ、バトルだけでない人間ドラマとしての見ごたえを生んでいる。
③ 「侵略からの解放」という骨太なテーマ
支配する者と自由を奪われた者という構図を軸に、物語は単なる対戦を超えた重みを帯びていく。捕らわれたバクガンを救い、惑星に平和を取り戻すという目的がシリーズ全体を貫き、ひとつひとつの戦いに意味を与える。テンポのよいアクションとメッセージ性が両立した、見応えある一作だ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橋本みつお |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 長森佳容 |
| 音楽 | 根岸貴幸 |
| OP | サイキックラバー「Cho! Saikyo! Warriors」 |
| ED | 牛島義文「BANG! BANG! BAKUGAN」 |
| ED | クラッシュ・ティアーズ「Communication Breakdown」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、玩具の販促アニメだろうと高をくくっていた。球体がカシャッと開いてカードの上に立つあの仕掛けは、おもちゃ売り場で散々触った記憶があるし、画面のどこかに常に「買ってね」の気配がある。前作で保志総一朗が演じたマスカレードの、あの仮面の不穏さが好きだったぶん、3年後を描く今作の明るい冒険活劇ぶりに、最初は少し物足りなさも感じた。ところが見続けると、舞台が「奪われた星を取り戻す」話だと分かってくる。主人公たちは少し大人びて、戦う理由が「勝ちたい」から「助けたい」に変わっている。2回目に通して見たとき、これは販促の皮をかぶった解放戦争の話だな、と気づいて、急に背筋が伸びた。懐かしさで見始めて、思いのほか真顔になって見終わる。
「所有物」だったバクガンが、意思を持って反旗を翻す話
前作までのバクガンは、どこか「強いカードゲームの駒」だった。召喚して、ぶつけて、勝つ。ところがNew Vestroiaでは、その駒たちが惑星ヴェストロイアの住人として、ヴェスタル人に支配され、捕らえられ、奴隷のように扱われている。つまりこの作品は、玩具を売るアニメでありながら、「持ち物として消費される存在に、もし意思があったら?」という問いを物語の真ん中に据えてしまった。これはなかなか落ち着かない構造だ。視聴者である子供は、現実ではバクガンを「所有」して遊ぶ。なのに画面の中では、所有されることそのものが悪として描かれる。ダンたちレジスタンスが戦うのは、勝敗のためではなく、捕らわれた仲間を解放するため。相棒のドラゴはもう道具ではなく、対等に言葉を交わす戦友になっている。藤原啓治の低く芯のある声が、ドラゴに「物ではない」重みを与えていて、ここが効いている。子供向け、と切り捨てるのは簡単だけれど、解放と支配、自由と所有という主題を、販促の皮の下にちゃんと忍ばせている。単なるバトルアニメではなく、「戦わせる側」の倫理を、当の玩具アニメ自身が静かに問い直している——そう読むと、急に座りが良くなる作品だ。
特に刺さったシーン
序盤、囚われていたバクガンを解放する展開で、思わず前のめりになった。勝って終わり、ではなく、相手を「取り戻す」ことに重心があるから、バトルの一手ごとに祈るような気持ちになる。小林ゆうが演じる弾馬は、少年らしい無鉄砲さと、仲間を背負った時の急な低さの落差がうまくて、彼女が男の子を演じているのを忘れる瞬間がある。相棒ドラゴとの掛け合いは、藤原啓治の落ち着いた声がいい受け皿になっていて、熱くなる弾馬を地面に繋ぎ止めている。脇では、風見駿——鈴木千尋の少し陰のある声——が冷静に戦況を読み、丸蔵兆治を演じる広橋涼の明るさが場をほぐす。役割がちゃんと声で描き分けられていて、2回目に見ると、バトルそのものより、この四人の声のバランスを聴きに来ている自分がいた。
読んで見たくなったら——『爆丸バトルブローラーズ New Vestroia』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2000年代に玩具売り場でバクガンやカードゲームに散財した世代
- 子供向けの皮をかぶって、案外重いテーマを忍ばせる作品が好きな人
- 相棒との対等な関係性、仲間を取り戻す物語にぐっとくる人
合わない人
- 一話ごとのバトルを積み重ねる構造を、間延びと感じてしまう人
- 販促の気配そのものが生理的に苦手な人
- 前作のマスカレード周りの不穏なミステリー調を期待している人(今作はトーンが違う)
次に見るなら
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ——カード玩具の販促でありながら、勝負の向こうに人間ドラマを忍ばせた先輩格。「玩具アニメなのに妙に熱い」のが好きならこっち。
デジモンアドベンチャー——相棒モンスターとの対等な絆を真ん中に置いた話。ドラゴと弾馬の関係にぐっときたなら間違いない。
メタルファイト ベイブレード——玩具バトルの熱量とスピード感をまっすぐ浴びたいとき用。理屈抜きで少年たちがぶつかる気持ちよさがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「爆丸バトルブローラーズ New Vestroia」は、現在Huluで配信されており、見放題で視聴することができます。シリーズ第2期にあたる本作を、前作からの流れをふまえてじっくり楽しめる環境が整っています。一気見でストーリーを追いたい方にもおすすめです。
よくある質問
まとめ
「爆丸バトルブローラーズ New Vestroia」は、現在Huluで配信されており、見放題で視聴することができます。シリーズ第2期にあたる本作を、前作からの流れをふまえてじっくり楽しめる環境が整っています。一気見でストーリーを追いたい方にもおすすめです。



