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劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
アニメシリーズの再編集版です。新作映画では、帰還した声優キャストによる新規ダビングと5.1chリマスター版が特徴となります。第1作目はエピソード1から13までをカバーします。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人類は、突如出現した巨大な人型の存在「巨人」によって滅亡の危機に立たされ、巨大な三重の城壁を築いて壁の内側に逃れることで、辛うじて平和を守ってきました。しかし、エレン・イェーガーが10歳のある日、すべての壁の中で最も高いとされた壁をはるかに超える「超大型巨人」が出現します。突き破られた壁から雪崩れ込む巨人たちの前で、エレンは最愛の母を奪われ、巨人への復讐と駆逐を誓います。本作はテレビアニメ第1期のエピソード1から13までを再構成した劇場版前編で、エレンたちが訓練兵団を経て、巨人との本格的な戦いへ身を投じるまでが描かれます。みどころ・魅力
① 新規ダビングと5.1chリマスターで蘇る圧倒的な臨場感
本作最大の特徴は、帰還した声優キャストによる新規ダビングと5.1chサラウンドのリマスター版である点です。超大型巨人が壁を蹴破る瞬間の衝撃音や、立体機動装置が空を切る疾走感が劇場仕様の音響で再構築され、テレビ放送時とはひと味違う没入感で物語を体感できます。② エピソード1〜13を凝縮した再編集版ならではの濃密な展開
全13話分のストーリーを劇場版として再構成することで、物語の核心へと一気に引き込まれるテンポの良さが生まれています。初めて『進撃の巨人』に触れる人にとっては入口として、すでにシリーズを知る人にとっては要点を振り返る作品として、それぞれの楽しみ方ができる構成です。③ 絶望と希望が交錯する重厚なドラマとアクション
巨人という圧倒的な脅威を前に、仲間を失いながらも前へ進もうとする若者たちの葛藤が、迫力あるアクションとともに描かれます。アクション、ドラマ、ファンタジーの要素が高い密度で融合し、緊張感の途切れない展開が続く点は、原作・テレビシリーズから受け継がれた本作の大きな魅力です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 荒木哲郎 |
|---|---|
| 音楽 | 澤野弘之 |
| ED | 「紅蓮の座標」 |
| ED | Hiroyuki Sawano feat. Mica Caldito & mpi & Mika Kobayashi「YAMANAIAME」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直、最初は「本編が全部そろってるのに、わざわざ劇場で総集編かよ」と斜に構えながらチケットを買った。配信を開けばエピソード1から順番に並んでいるのに、なんで暗い箱に座って金を払うのか、と。その態度が崩れたのは上映が始まって数十秒、紅蓮の弓矢が5.1chで頭の上から降ってきた瞬間だった。テレビのスピーカーで何度も聞いた音が、別の生き物みたいに鳴っていた。巨人の足音が腹に響く。「うわ、でかい」というあの第一話の感覚を、いつのまにか自宅の画面で薄めて消費していたんだと気づかされた。総集編を舐めていたというより、自分が最初の衝撃を忘れていただけだった。
壁の中の平和は、外を見ないと決めた人間の地獄だった話
この作品の前半を「巨人が人を食う恐怖もの」として見ると、たぶん半分しか受け取れない。エピソード1から13までで本当に描かれているのは、巨人より先に「家畜の安寧」という言葉のほうだと思う。百年、壁の中で誰も外を見ようとせず、それを平和と呼んでいた。エレンがその空気に苛立つのは、彼が勇敢だからじゃない。見ないふりをして生きることが、彼にはどうしても耐えられなかった、というだけの話だ。
そして残酷なのは、外に出たいと願った人間がまず最初に奪われるのが、自分の命じゃなくて、すぐ隣にいた人だということ。壁が壊れたあの日、最初に失われるのが「日常」そのものとして描かれているのが効く。母親を残して逃げる、という選択肢のなさ。守ると誓った人間が動けない。自由を口にした瞬間に、その代償を最も近い場所から取られていく。
だから僕はこの前半を、巨人との戦争の話だとは思っていない。安全と引き換えに目を閉じてきた世界で、目を開けてしまった人間が、開けたぶんだけ痛い目を見る話だと思っている。トロスト区での絶望的な反撃も、その延長線上にある。勝てる見込みなんてどこにもないのに、それでも「戦わなければ勝てない」という一点だけが残る。この乾いた理屈が、十三話ぶんを貫いている背骨だ。
特に刺さったシーン
やっぱり序盤、壁が壊れて日常が終わる一連の流れだ。逃げられなかった人を前にして、大人が動けない。藤原啓治のハンネスがあそこで見せる、威勢のよさが一瞬で崩れていく芝居が今でも忘れられない。普段は軽口を叩く頼れる兵士が、肝心な場面で足がすくむ——あの声の「失速」が劇場の音響だと容赦なく刺さってきて、思わず座席の肘掛けを握っていた。
梶裕貴のエレンの叫びも、5.1chで聴くと喉の潰れ方が違う。怒りというより、行き場のない感情がそのまま音になっている。終盤、トロスト区で彼が覚醒へ向かっていく展開では、声優陣の新規ダビングの本気がはっきり伝わってきた。あと、緊張の連続のなかで小林ゆうのサシャが芋をかじっているあの軽さが、いま見ると逆に泣ける。次に何が奪われるか分からない世界での、何でもない一口だったんだと、二度目以降に効いてくる。
読んで見たくなったら——『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「安全だけど閉じた世界」と「危険だけど開いた世界」のどちらを選ぶか、という問いに弱い人
- 本編をすでに見ていて、序盤の衝撃を映画館の音響でもう一度浴び直したい人
- キャラの覚悟より、覚悟する前の「動けなかった瞬間」のほうにグッとくる人
合わない人
- 純粋に新しい物語を求めている人(中身はエピソード1〜13の再編集なので、本編未見なら配信で見たほうが満足度は高い)
- 残酷な喪失の描写が続くのが苦手な人
- テンポよく爽快に進む話を期待している人
次に見るなら
「逃げ場のない世界で、それでも前に進む」話が好きなら甲鉄城のカバネリ。同じ制作スタジオの空気がはっきり残っていて、壁と装甲列車という違いはあれど、迫りくるものから逃げ続ける緊張感の作り方がよく似ている。
「守られていた平和が、実は誰かを犠牲にした嘘だった」というテーマに惹かれたなら約束のネバーランド。穏やかな日常の裏側に気づいてしまった子どもたちが、外へ出ようと足掻く構図がそのまま重なる。
失うことの重さと、それでも理不尽な世界で答えを探す物語が見たいなら鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST。等価交換という冷たいルールの下で兄弟が進んでいく姿は、この作品の「払わなければ何も得られない」という手触りと地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~は、Amazonプライムビデオ、Netflix、Disney+の3つの配信サービスで視聴できます。複数のサービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。ご自身の利用環境に合わせて、視聴しやすいサービスを選んでください。


















