進撃!巨人中学校

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2015進撃!巨人中学校

進撃!巨人中学校

★ 3.5 / 5.0コメディファンタジー日常系
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Production I.G

進撃の巨人のキャラクター、エレンとミカサを中心とした、中学校を舞台とした学園コメディ。巨人との戦いをテーマにしながら、ギャグを取り入れた作品。進撃の巨人の物語と印象的なシーンを基盤としたスピンオフ作品。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

おなじみの「進撃の巨人」キャラクターたちが、なんと中学生!エレン・イェーガーとミカサ・アッカーマンをはじめとする仲間たちが、巨人と人間が共存(?)する不思議な中学校に入学。部活動、文化祭、恋愛騒動など、青春ど真ん中の学校生活が繰り広げられる。巨人がお弁当を奪いに来たり、調査兵団が部活として存在していたりと、原作の名シーンをギャグに変換したパロディが満載のスクールコメディ。

みどころ・魅力

① 原作の名シーンをギャグで再現するパロディ精度

「始まりの街」「104期訓練兵団」など原作ファンには刺さるオマージュを、笑いに変換して詰め込んでいる。知っているほど倍おかしい構造になっており、原作ファンほど声を出して笑えるギャグアニメとして仕上がっている。

② キャラクターの”もしも”な姿が新鮮

あの重厚なリヴァイ兵長が掃除オタクの生徒会長だったり、エルヴィン団長が熱血教師だったりと、キャラの本質はそのままに中学生スケールに落とし込んだキャスティングが絶妙。声優陣も原作と同じため、安心感と笑いが同時に味わえる。

③ 短めの1話構成でサクッと見られる気軽さ

1話あたり約13分と短く、気負わず視聴できるテンポの良さが魅力。全12話とコンパクトにまとまっており、原作の重い展開に疲れた時のクールダウンとしても最適な作品となっている。

キャスト・声優一覧

アルミン・アルレルト
アルミン・アルレルト
メイン
›
井上麻里奈
エレン・イェーガー
エレン・イェーガー
メイン
›
梶裕貴
ミカサ・アッカーマン
ミカサ・アッカーマン
メイン
›
石川由依
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
サブ
›
小野大輔
リコ・ブレツェンスカ
リコ・ブレツェンスカ
サブ
›
鷄冠井美智子
オルオ・ボザド
オルオ・ボザド
サブ
›
川田紳司
フリーダ・レイス
フリーダ・レイス
サブ
›
日笠陽子
ハンナ・ディアマント
ハンナ・ディアマント
サブ
›
佐藤恵
ユミル
ユミル
サブ
›
藤田咲
グリシャ・イェーガー
グリシャ・イェーガー
サブ
›
土田大
グンタ・シュルツ
グンタ・シュルツ
サブ
›
三戸耕三
ダリス・ザックレー
ダリス・ザックレー
サブ
›
手塚秀彰

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スタッフ

監督井端義秀
シリーズ構成後藤みどり
キャラクターデザイン八尋裕子
音楽橘麻美
美術監督荒井和浩
音響監督三間雅文
OPリンホラ「青春は花火のように」
EDエレン・イェーガー「反撃の大地」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「進撃のギャグ版」という情報だけで正直、半歩引いた状態で再生ボタンを押した。原作をある程度知っている人間として、あの重くて暗くて容赦ない世界観を学園コメディに落とし込むのがどういう絵面になるのか、好奇心というよりは「どこまで崩すのか確認しに行く」くらいの気持ちで。

最初に見たとき、想像より丁寧に原作のビジュアルや関係性を踏襲していることに少し驚いた。単なる「キャラだけ借りたオリジナル」ではなく、原作の印象的なシーンを換骨奪胎してギャグに変換する構造になっている。2回目で気づいたのは、そのパロディの精度が意外と高いこと。元ネタを知っていれば知っているほど笑える仕掛けが随所に仕込まれていて、「ああ、これは原作ファン以外には届かない作りにしている」と腹が決まった感じ。梶裕貴のエレンがわりと真剣にしょうもないことを叫んでいるの、それだけで少し笑えるんだけど、笑えるのは本編でどれだけ彼の声で「前に進め」を聴いてきたかに比例する。

これはパロディではなく、「原作への解像度」を測る踏み絵だ

この作品を単純に「ギャグアニメ」として見るのは少しズレていると思っている。正確には「進撃の巨人という作品をどれだけ内面化しているか」を前提に成立する笑いの構造で、ある種のファン向け確認作業みたいなものだ。

原作では命がけの訓練や巨人との死闘として描かれた場面が、中学校という日常スケールに圧縮されて再登場する。壁の外への恐怖が給食の話になったり、立体機動装置が部活動の道具になったりする。そのたびに「あの場面だ」と脳内補完が走る仕組みになっていて、その補完が起きれば笑えるし、起きなければただの意味不明なギャグになる。

面白いのは、それをキャスト全員が原作そのままで演じている点だ。石川由依のミカサが淡々としたトーンでくだらないことを言い、井上麻里奈のアルミンが大真面目に状況を分析し、小野大輔のエルヴィンが謎の威厳を保ったまま学園行事に参加している。声の文脈がそのままギャグのリソースとして機能していて、演じている側もそれをわかった上でやっている空気がある。特に日笠陽子のフリーダ・レイスは出番こそ限られるが、登場するたびにやけにきっちりと真面目な芝居をしていて、それがかえって可笑しかった。

ただ、このパロディの精度の高さ自体が、原作を知らない人間には完全に閉じた世界になることを意味している。「笑い」が原作への愛情量に完全に依存しているので、愛情が薄い人間には割と何も起きない。これはこの作品の欠点というより設計上の割り切りで、その割り切りを「潔い」と見るか「客を選びすぎ」と見るかで、評価が変わってくる。

特に刺さったシーン

序盤の、エレンが巨人に対して本来なら命がけの宣戦布告をするはずの場面が、給食のパンを巡るやり取りに変換されているくだりは、「あ、やる気あるじゃん」と思った。梶裕貴の声が全力で低いテンションのしょうもない悩みに向かっていくとき、本編での使われ方を知っていると、その落差がちゃんとギャグとして機能している。

ミカサが中学生として普通の日常を送りながらも、エレンへの執着が変わらず滲み出てくる描写も、石川由依の抑えた演技とあいまって妙にリアルだった。笑いを取りに行っているはずの場面なのに、キャラクターとしての一貫性がちゃんと保たれていて、そこが意外と丁寧だと感じたところ。

2回目に見て気づいたのは、個々のギャグよりもテンポの作り方のほうが重要だということ。1話あたりの情報量が多すぎず少なすぎず、原作のどのシーンを使うかの選球眼が割としっかりしている。元ネタの重要度の高い場面ほど丁寧にパロディしていて、その優先順位の付け方に制作サイドの原作愛みたいなものはある。

読んで見たくなったら——『進撃!巨人中学校』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

こういう人には刺さる

  • 進撃の巨人の本編を複数回見ていて、細かいシーンまで覚えている
  • 重い原作の合間に息抜きが欲しい、あるいは本編を見終えた後の虚無を埋めたい
  • 梶裕貴・石川由依・井上麻里奈の声で学園コメディが見たいという需要がある
  • パロディコメディとして「ネタ元を知っている前提の笑い」が好き

合わない人

  • 進撃の巨人を見ていない、またはうろ覚え(半分以上の笑いが飛ぶ)
  • 原作の重厚な世界観を崩されることに抵抗がある原作ファン
  • ギャグアニメとして単体で楽しめるものを求めている
  • 深みのあるテーマや感情的な起伏を期待している

率直に言うと、進撃の巨人を好きな人でも「本編の雰囲気を壊したくない」派には向かない。原作への愛着がある上で、それをネタにして笑える精神的余裕がある人向け。

次に見るなら

進撃の巨人(TVアニメ本編)——当然すぎる選択肢だが、こちらを未視聴なら本作は見ても何も起きない。逆に本編を見てから戻ってくると、学園版の各シーンがどこから引っ張られているか全部わかって、ちゃんと笑えるようになる。この作品は本編の副読本として機能している。

銀魂——長期原作のギャグアニメとして完成度が高く、シリアスとコメディの切り替えを一つの作品内でやってのける構造を持っている。「キャラクターの文脈を使った笑い」という意味では本作よりずっと洗練されていて、パロディコメディが好きなら確実に刺さる。

僕のヒーローアカデミア(スピンオフ: 山のように積み上げよう!)——ヒーローものの世界観をそのままにキャラクターを日常スケールに落とし込む手法は本作と共通している。原作の設定や関係性を知っているほど面白くなる構造で、ファン向けスピンオフとしての作りが近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『進撃!巨人中学校』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信サービスに対応しているため、普段使いのサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアルを活用すれば初回は費用をかけずに楽しめるサービスもあるので、気軽にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 進撃の巨人を見ていなくても楽しめますか?
A. 単体のスクールコメディとしても楽しめますが、原作を知っているほどパロディの面白さが増します。本作をきっかけに原作を見始めた方も多く、入口としても使いやすい作品です。
Q. 全何話ですか?どれくらいで見終わりますか?
A. 全12話で、1話あたり約13分です。全話通しても合計約2時間半ほどで見終わるため、休日にまとめて一気見するのにちょうど良いボリュームです。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. ギャグ・コメディ路線のため、原作のようなグロテスクな描写はほぼなく、比較的ファミリー向けの内容です。中学生の日常を描いた学園コメディとして、幅広い年齢層で楽しめます。
Q. どのサービスで見るのがおすすめですか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluすべてで配信されています。すでに契約しているサービスでそのまま視聴できます。アニメを多く見る方にはdアニメストアやU-NEXTがラインナップ面で充実しています。

まとめ

『進撃!巨人中学校』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信サービスに対応しているため、普段使いのサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアルを活用すれば初回は費用をかけずに楽しめるサービスもあるので、気軽にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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