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進撃の巨人 〜クロニクル〜
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
100年前に現れた巨人から身を守るため、人類は巨大な壁を築いた。壁の中で暮らす少年エレン・イェーガーは、壁の外の世界に憧れていたが、超大型巨人の出現により平和は崩壊する。母の死を目の当たりにしたエレンは、巨人を一匹残らず駆逐することを誓い、調査兵団に入団。仲間と共に過酷な戦いに身を投じていく。これは、エレンの戦いと成長の軌跡を追った物語である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
今から100年以上前、突如現れた巨人によって人類は絶滅の危機に追い込まれた。生き残った人々は三重の巨大な壁を築き、その内側で平穏な日々を送っていた。壁の中で暮らす少年エレン・イェーガーは、外の世界に強い憧れを抱いていたが、ある日、壁をはるかに超える「超大型巨人」が出現し、平和は一瞬にして崩れ去る。目の前で母を奪われたエレンは、巨人を一匹残らず駆逐することを誓い、幼馴染のミカサ、アルミンとともに調査兵団へ。過酷な戦いの中で、エレンは世界に隠された真実へと近づいていく。本作はテレビアニメの軌跡をたどる総集編である。みどころ・魅力
① シリーズの軌跡を一気にたどれる総集編構成
膨大なエピソードの中から物語の核となる場面を厳選し、エレンたちの戦いと成長を凝縮。これから『進撃の巨人』に触れる人の入り口としても、本編を見返したい人の総復習としても機能する、贅沢なダイジェストになっている。② 立体機動装置が生み出す圧倒的なアクション
ワイヤーで空間を縦横無尽に駆け巡り、巨人のうなじを狙う立体機動のアクションは本シリーズ最大の見せ場。スピード感あふれる戦闘描写がスクリーン仕様で再構成され、緊張感と迫力が一層際立っている。③ 二転三転する重厚な物語と謎
壁の中の世界、巨人の正体、人類が抱える秘密——次々と提示される謎が物語を牽引する。単なる怪物との戦いにとどまらない、人間ドラマと世界の真実が絡み合う重層的なストーリーに引き込まれる。キャスト・声優一覧
























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▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
クロニクルという字面を見たとき、正直「総集編か」と身構えた。本編を追いかけてきた側からすると、知っている画をもう一度浴びるだけの二時間になりかねない。そう思って劇場の椅子に沈み込んだ。ところが、シーズン1から3の前半までを一本の線で繋ぎ直したこの構成は、記憶の中でバラバラになっていた出来事に順番と重さを取り戻させてくれた。テレビで一話ずつ、しかも数年かけて見ていたものを、ひと息に通すと別の生き物に見える。壁の上から超大型巨人が覗き込むあの瞬間から、エレンという少年がどこへ転がっていくのか。一度知っているはずの道筋が、妙に新しく感じられた。総集編を侮っていたことだけは認める。
「駆逐してやる」という叫びが、どこへ着地するのかという話
母を失った直後、幼いエレンが絞り出す「一匹残らず駆逐してやる」。本編を順に追っていると、この台詞はただの復讐の号砲として通り過ぎていく。けれどクロニクルのように序盤から中盤までを一本に繋いで見ると、この一言が物語全体の背骨だったことが嫌でも分かる。これは巨人を倒すヒーローの話ではない。憎しみという燃料で走り出した人間が、走った先で何を見て、何を知ってしまうのか——その軌跡をたどる話だ。
壁の外に出れば自由がある、と信じていた少年が、戦いを重ねるたびに「敵」の輪郭がぼやけていく。倒すべき相手だと思っていたものの正体が、自分たちと地続きの存在だったと気づいていく流れが、通しで見ると残酷なほど滑らかに繋がる。駆逐の対象は最初こそ単純な化け物だったのに、進むほどに「では何を駆逐すれば自由になれるのか」という問いそのものへ変質していく。エレンの目から少しずつ光の質が変わっていくのを、梶裕貴の声がそのまま記録している。叫びの音色が、序盤と終盤でまるで違うのだ。
この作品が単なる巨人とのバトルアクションではないのは、敵を倒しても誰も救われた気がしないからだ。一つの謎が解けるたびに、その下からもっと冷たい事実が顔を出す。総集編という形で凝縮されると、その「解決しても楽にならない」構造が際立つ。初見の人が一気にここまで連れてこられるのは、ある意味で幸運であり、ある意味で容赦がない。
特に刺さったシーン
やはり中盤、森の中で精鋭が一つの判断を迫られる一連の流れだ。神谷浩史が演じるリヴァイの、感情を削ぎ落としたような低い声が、極限の状況で一段とリアルに響く。叫ぶでもなく、ただ静かに最悪を引き受ける声の質感。あそこで思わず息を止めた。スクリーンの大きさと音響で見ると、立体機動の風切り音が体の左右を抜けていく感覚があって、家のテレビでは絶対に拾えない情報量だった。小野大輔のエルヴィンが部下に告げる言葉の重さ、細谷佳正のライナーが抱える二面性の軋み、下野紘のコニーがふと見せる素朴な恐怖——通しで見ると、脇に置かれがちなキャラの声の芝居が、実は物語の温度を決めていたことに気づかされる。倒れていく名前の一つひとつに、ちゃんと声があったのだと。
読んで見たくなったら——『進撃の巨人 〜クロニクル〜』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 名前は知っているけど本編に手をつけそびれていた、進撃未体験の人
- シーズンを跨いで見たせいで話の繋がりが曖昧になっている人
- 立体機動の音や巨人の咆哮を、劇場の音響で一度浴びてみたい人
- 復讐譚が思想の話へ変質していく流れを、ひと息に追体験したい人
合わない人
- 本編を全話見終えていて、新規カットや追加の物語を期待している人
- 総集編という形式そのものに物足りなさを感じてしまう人
- 血や喪失の描写が続くと気持ちが持っていかれてしまう人
- 自分のペースで一話ずつ噛みしめたいタイプの人
次に見るなら
この総集編で火がついたなら、迷わず進撃の巨人の本編へ進んでほしい。クロニクルはあくまで入り口で、エレンたちの問いがどこまで深く沈んでいくのかは、一話ずつ追ってこそ味わえる。骨組みを知った状態で本編を見ると、伏線の置き方の周到さに改めて唸るはずだ。
同じ時代に立体機動めいた疾走感と絶望を描いた甲鉄城のカバネリも近い手触りがある。化け物に追い詰められた人間の集団心理と、閉じた世界の息苦しさが好きなら相性がいい。
「敵だと思っていたものの正体が地続きだった」という構造に惹かれたなら、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTを。世界の仕組みそのものに切り込んでいく重さと、犠牲の描き方の真摯さが、進撃を見た後の胸に静かに残る。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『進撃の巨人 〜クロニクル〜』は、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix、Disney+で配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。複数の主要動画配信サービスに対応しているため、すでに加入しているサービスがあればすぐに楽しめるでしょう。これから視聴を始める方は、無料体験期間やラインナップを比較して、自分に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。


















