※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

ちゅーぶら!!
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | ZEXCS |
ナユは中学1年生で、初登校日に黒いレース下着を履いて登場し、周囲を驚かせる。彼女はこうした下着が好きで、自分の体の発育や下着選びに悩む同級生たちとともに下着部を立ち上げ、そうした下着の魅力を広めようと試みる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
中学1年生の小日向ナユは、入学初日に黒いレースの下着を身につけて登校し、クラスメートたちを驚かせてしまう。実はナユは下着に強い情熱を持つ少女。体の発育や下着選びに悩む同級生たちと出会い、下着の魅力や正しい選び方を広めるために「下着研究部」を立ち上げる。女の子なら誰もが経験する成長の悩みを、笑いとともに描いたコメディ作品。みどころ・魅力
① 思春期の「あるある」を笑いに変えるコメディセンス
体型の変化や下着選びに戸惑う女の子たちの心理をコミカルに描き、同世代なら思わず共感してしまうシーンが続出。気まずくも笑えるハプニングの連続が作品の核となっており、軽快なテンポで最後まで楽しめる。② 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
純粋に下着愛を語るナユ、常識的なツッコミ役の幼なじみたち、部活仲間として加わる個性派メンバーなど、キャラクターごとのリアクションの違いが笑いを生む。少人数の仲良しグループの空気感がほのぼのとした魅力を演出している。③ 深夜アニメらしい独特のテイスト
2010年放送の深夜枠らしく、きわどいシーンも含みながらギャグとして昇華させたバランスが特徴。過度にシリアスにならず「笑いとして消費できる」絶妙な匙加減が、当時の深夜アニメファンの間で話題となった。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 谷津美弥子 |
| 音楽 | 平野義久 |
| 美術監督 | 柴田千佳子 |
| OP | 茅原実里「Choose Bright!!」 |
| ED | 茅原実里「Shy Girls」 |
| ED | 寿美菜子「We Know」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見ても、何の作品かまったくわからなかった。「ちゅーぶら!!」。音だけ聞けば擬音かマスコットキャラクターの鳴き声のようで、ジャンルも内容も想像させない。調べて「中学1年生が黒いレース下着で登校する話」と知ったとき、思わず「いや、大丈夫か」と独り言が出た。
見始めた動機はもはや覚えていない。何かのリストに入っていたか、深夜にたまたま流れていたか。最初の数分で覚悟を決めた。「これは問題作の顔をしている」と。
ところが不思議なことに、見続けるうちにそういう身構えが薄れていく。下着を武器にするとか、そういう方向性ではなく、「下着について真剣に考えている女の子たち」の話として機能している。2回目に見たとき気づいたのは、キャラクターたちの視線が自分の身体に向いているということ。外向きの話ではなく、内向きの話なのだ。それがこの作品の奇妙な真摯さを生んでいる。
下着を通して語られる、身体への戸惑いと自己受容の話
中学1年生という設定の意味を、2010年当時の視聴者がどれだけ受け取っていたかはわからない。でも今見ると、この作品が描いていることはかなり明確だ。「自分の身体の変化に戸惑っている女の子たちが、下着という媒介を通して少しずつそれを受け入れていく」という話だ。
主人公のナユは、すでに自分の身体との折り合いをつけた存在として登場する。だから彼女は黒いレース下着を臆せず身につけることができる。問題はそれを見た周囲——まだ自分の身体と戦っている子たちだ。体の発育が早すぎて悩む子、逆に遅くて劣等感を持っている子、そもそも下着に無頓着で「どうしていいかわからない」状態の子。下着部という設定は、そういう子たちが集まって「自分の身体をどう扱うか」を考える場所として機能している。
これを「セクシーコメディ」と一言でまとめるのは少々惜しい。確かに扇情的な要素はある。2010年の深夜アニメとして、そういう側面を否定はしない。でも芯にあるのは、思春期の身体的アイデンティティの問題だ。「下着を選ぶ」という行為は、自分の身体を肯定する行為とほぼ等しい。ナユがそれをわかっていて、まだわかっていない子たちに伝えようとしているという構図が、単なるファンサービス作品との分かれ目になっている。
櫻井孝宏演じる叶山圭吾と中村悠一演じる谷原の存在も、この作品の構造を語る上では無視できない。男性キャラクターの扱いが「下着部の活動を外側から見守る立場」に抑えられているのは意図的で、女の子たちの内側の話に余計な視線を持ち込まない設計になっている。大原さやかが演じる水野环は「少し上の視点から見守る大人」として機能していて、彼女の声のトーンが作品全体のバランスを保つ軸になっていた。
特に刺さったシーン
日笠陽子演じる天原清乃の変化が、個人的には一番印象に残っている。天原は序盤、ナユのことを「問題のある子」として扱っている側だ。固くてよそよそしい、いかにも優等生的な声のトーンで登場する。でも下着部の活動を通して距離が縮まっていくにつれて、そのトーンがほぐれていく過程が面白かった。
日笠陽子はこういう「壁のある真面目キャラが崩れていく」演技が上手いというのは前から思っていて、天原清乃でもそれが出ていた。「声優と夜あそび」で見せるあのゆるい雰囲気とはまた別の、きちんと作られた演技から少しずつ崩れていく質感。序盤と終盤で同じキャラクターの声が変わっているのに気づくと、2回目の視聴が全然違う体験になる。
寿美菜子の神宮寺弥子は、明るくてまっすぐで、話の重さを緩める緩衝材的なポジションだ。こういう役は空気になりがちなのだけれど、弥子はちゃんと印象が残った。序盤の下着部立ち上げのあたりで弥子が場を和らげる場面は、作品のペースを決める重要なシーンとして機能している。
読んで見たくなったら——『ちゅーぶら!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2010年前後の深夜アニメを掘っている人
- 表面的な設定の裏にある真剣さを読み取るのが好きな人
- 日笠陽子・寿美菜子のキャリア初期作品を追っている人
- 思春期の身体的コンプレックスを扱ったコンテンツに共感できる人
合わない人
- 中学生が主人公の下着描写に最初から拒否反応がある人(そこは素直に合わない)
- 2010年代初頭の作画クオリティが気になる人
- コメディとシリアスの混在が苦手な人
次に見るなら
同じ2010年の深夜枠ならみつどもえが近い。小学生3姉妹のドタバタコメディで、女の子たちのコミュニティを描く文法が似ている。ちゅーぶら!!よりギャグの密度が高くシリアス成分は少ないが、「変わった子が周囲を巻き込む」構図は共通している。
「コメディに見えて実は内側の話をしている」という点ではそれでも町は廻っている(2010年)も合う。メイド喫茶を舞台にした女の子主人公の作品で、笑いと感傷が自然に混在する空気が近い。
「ファンサービスと意外な真剣さが共存している」という体験を続けたいならストライク・ウィッチーズが次に来る。戦争×魔法少女という規模感はまるで違うが、「見た目から受ける印象と実際に描かれているもののギャップ」を楽しむ体験は共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ちゅーぶら!!』は現在、**dアニメストア**および**DMM TV**で配信中です。どちらのサービスでも気軽に視聴できますので、深夜アニメ好きの方はぜひチェックしてみてください。
