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きんいろモザイク Pretty Days
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Gokumi |
しのぶが学園祭の演劇部のために脚本を書きながら衣装も作らなければならなくなったとき、クラスメイトたちは彼女が手に負えない仕事を抱えていることに気づく。幸いなことに、友人たちはしのぶを助けようと立ち上がり、みんなで力を合わせて脚本作成と衣装製作を進めていく。友情の力によって、不可能と思われたプロジェクトが完成へと向かっていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
文化祭で演劇部の脚本を任されたしのぶは、衣装製作まで一人で抱え込むことになってしまう。友人たちはそんなしのぶの状況に気づき、それぞれができることで力を貸そうと集まってくる。笑いあり、ドタバタありの準備期間を経て、仲間たちの絆が結晶した舞台が完成へと向かっていく。TVシリーズのメインキャストが集結した、劇場上映OVA作品。
みどころ・魅力
① 文化祭という舞台が引き出すキャラクターの輝き
脚本・衣装・練習と、準備段階から本番まで丁寧に描かれる文化祭エピソード。普段の日常回とは一味違う「目標に向かって動く」テンポ感が、キャラクターそれぞれの個性と優しさを自然に引き出している。
② しのぶの”書く人”としての新たな一面
英国へのあこがれや言葉への感受性を持つしのぶが、脚本家として奮闘する姿はシリーズファンにとって新鮮。いつも明るく天然な彼女が真剣に向き合う場面は、本作ならではの見せ場となっている。
③ テレビシリーズの空気感をそのままに凝縮した50分
劇場上映OVAとして制作されたため映像クオリティが高く、テレビシリーズのほのぼのした世界観を丁寧に継承している。シリーズ未視聴でも楽しめる構成ながら、ファンほど細かい描写に喜べる仕上がり。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 田中基樹 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 植田和幸 |
| 音楽 | 川田瑠夏 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | Rhodanthe*「Happy⋆Pretty⋆Clover」 |
| ED | Rhodanthe*「Starring!!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
TVシリーズ全2期を完走した人向けの番外編OVA。本編との関係は「同じ日常の延長線上にある1エピソード」で、新情報も重大な展開も特にない。「しのぶたちが今日も元気でいるか確認しに行く」ための1本だと思えばちょうどいい。
最初に見たときは、そこまで期待していなかった。TVシリーズが好きすぎた反動で「OVAって本編を超えないよな」という先入観があったのだが、見てみたら予想通りの出来で、それがかえって気持ちよかった。あの空気感が40分ちょっと続くだけ——それ以上でも以下でもない。2回目で気づいたのは、キャラクターたちの細かいやりとり。1回目は流れを追うのに精一杯だったが、2回目は声と表情に集中して見られて、初回より好きになった。
「かわいいだけでいい」は批評ではなく、肯定の言葉だという話
学園祭の演劇のために脚本を書きながら衣装まで作ることになったしのぶを、仲間たちが手伝って乗り越える——ストーリーラインだけ取り出すと、ありふれた「仲間の絆」もので終わってしまう。でもこの作品の面白さはそこじゃなくて、困っているしのぶを助けに来る過程の「掛け合いの質」にある。
誰かが詰まっていたらみんなが自然に集まってくる。特別な決意も葛藤も必要なく、ただそういうグループなのだ、という描き方をしている。これが機能するのは、TVシリーズで積み上げてきた関係性の土台があるからで、OVAという形式が正しく活きている。本編を見ていれば「ああ、こういう子たちだよな」とすんなり入れる。見ていなければ、全体的に文脈不明のまま終わる。
日常系のOVAには「本編で描けなかったことを詰め込もうとして失敗する」作品が多い。Pretty Daysはその罠を避けている。新設定もキャラクターの成長も入れず、いつものメンバーがいつものようにわちゃわちゃしている姿をそのまま映した。それがこの作品の正解で、「かわいいだけでいい」は批評でも貶しでもなく、完全な肯定として機能している。
日常系アニメが本当に上手くいっているとき、見ている側は「何が起きるか」ではなく「この子たちと一緒にいる時間」を消費している。Pretty Daysはその消費体験として40分がきれいに設計されていて、それ以上のことをしようとしていない。その「しようとしていなさ」が誠実だと思う。
特に刺さったシーン
終盤、衣装と脚本が同時進行で仕上がっていく流れが好きだ。それぞれが自分の得意なことで自然に貢献していく展開で、声優陣の演技がそれぞれのキャラクターの個性を細かく乗せていた。
特に九条カレン。東山奈央の演じるカレンは、このOVAでも場を引っ張るポジションだが、その「元気さ」の中に親友への気遣いが静かに混じっている声が聞こえた。テンションを上げるだけじゃなくて、しのぶが詰まっているときに横にただいる演技が、2回目でじわっと来た。1回目では完全に聞き流していた。
大原さやかのグレース・カータレットも、場の空気を安定させる存在感があった。落ち着いたトーンの中に温かさがあって、騒がしいシーンの中でも浮かない。声を追いながら2回目を見ると、演技の層が見えてくる作品だと思う。佐藤聡美演じる烏丸さくらの控えめなサポートぶりも、主張しすぎない分だけ長く印象に残った。
読んで見たくなったら——『きんいろモザイク Pretty Days』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- きんモザTVシリーズ(1期・2期)を見ていて、またしのぶたちに会いたいと思える人
- 何かが起きるアニメより「いつものあの空気」を求めている人
- 日常系・きらら系のゆるい空気感でリラックスしたい人
- 声優陣の細かい演技を拾いながら複数回見るのが好きな人
合わない人
- きんモザ未見の人(本編を見てから来てほしい。でないと全員他人)
- OVAに特別な展開や感情的な山場を期待している人
- 40分で何かが変わることを求めている人
次に見るなら
ご注文はうさぎですか?——きんモザと同じきらら系の日常アニメ。異文化交流要素はないが、女の子たちの関係性とゆるい空気感がよく似ている。「何も起きないのに見てしまう」感覚が好きなら間違いなく合う。OVA・劇場版も充実しているので沼が深い。
のんのんびより——舞台は田舎の分校、のんびり度がさらに増す。きんモザよりテンポが遅く、ギャグも少なめだが、「今ここにいる日常」を映す解像度は高い。Pretty Daysが好きなら、ゆっくりした時間の流れ方が気に入るはず。
ゆるゆり——同じきらら系で、女の子たちのわちゃわちゃした掛け合いがメイン。きんモザより少しだけカオス度が上がるが、キャラクターの個性が際立っていて見やすい。複数シーズン続いているので、Pretty Daysで「もっと見たい」と思ったときの続き先としてちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『きんいろモザイク Pretty Days』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで視聴できるため、自分の利用しているサービスからすぐに楽しめます。テレビシリーズを見終えた方も、本作から入る方も、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『きんいろモザイク Pretty Days』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluにて配信中です。主要な動画配信サービスで視聴できるため、自分の利用しているサービスからすぐに楽しめます。テレビシリーズを見終えた方も、本作から入る方も、ぜひチェックしてみてください。