まちカドまぞく

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2019まちカドまぞく

まちカドまぞく

★ 3.8 / 5.0コメディファンタジー魔法少女日常系
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作J.C.STAFF

ユウコ・ヨシダが朝目覚めると、角と尻尾が生えていた。母親から隠されていた秘密を知る。光と闇の戦いは太古の昔から続いていたが、ユウコの家族は悪役だったのだ。今、ユウコは家族の失われた力を取り戻すため、地元の魔法少女を倒す必要がある。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ある朝、普通の女子高生・吉田優子(シャミ子)が目を覚ますと、頭には角、腰には尻尾が生えていた。母から明かされた驚きの真実——吉田家はかつて強大な力を誇った暗黒の一族だったのだ。先祖代々続く光と闇の宿命を受け継いだシャミ子は、家族の呪いを解くため、町内に住まう現役魔法少女・千代田桃を倒すことを使命として課せられる。しかし肝心のシャミ子は体力も魔力もごく平均的な女子高生レベル。はたして非力な新米まぞくは、魔法少女との戦いを制することができるのか?

みどころ・魅力

① 「倒す相手」と親友になってしまうピュアなまぞく

打倒すべき宿敵・桃に体よくこき使われながらも、どんどん仲良くなっていくシャミ子の純粋さが笑いを生む。悪役のはずが気づけばとことん善人という、王道ファンタジーの構図を逆手に取ったコメディが本作最大の魅力。二人のかけあいはクセになる中毒性がある。

② 緻密に積み上げられた世界観と伏線

コメディの皮をかぶりながら、魔法少女制度の裏側や吉田家の呪いの真相など、シリアスな設定がしっかり作り込まれている。一見ギャグに見えるシーンが後半の伏線になっていることも多く、2周目に見ると発見が増える構成の丁寧さが光る。

③ キャラクターの個性とテンポの良い日常描写

シャミ子と桃を中心に、個性豊かなキャラクターたちがテンポよく絡み合う。商店街を舞台にした日常パートのゆるい空気感と、バトルパートのシュールなギャップが絶妙で、見ているだけで自然と顔がほころぶ温かさがある。

キャスト・声優一覧

千代田桃
千代田桃
メイン
›
鬼頭明里
吉田優子
吉田優子
メイン
›
小原好美
ナレーター
ナレーター
サブ
›
梅津秀行
陽夏木ミカン
陽夏木ミカン
サブ
›
高柳知葉
浅瀬先生
浅瀬先生
サブ
›
佐藤聡美
吉田清子
吉田清子
サブ
›
大原さやか
メタ子
メタ子
サブ
›
仲野裕
リリス
リリス
サブ
›
髙橋ミナミ
吠える犬
吠える犬
サブ
›
柏野昌俊
吉田良子
吉田良子
サブ
›
大和田仁美
佐田杏里
佐田杏里
サブ
›
千本木彩花
小倉しおん
小倉しおん
サブ
›
諏訪彩花

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スタッフ

監督桜井弘明
シリーズ構成大知慶一郎
キャラクターデザイン大塚舞
音楽櫻井美希
美術監督河合伸治
音響監督岩浪美和
OPshami mono [Yuuko Yoshida「町かどタンジェント」
ED町角 コロ「よいまちカンターレ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「魔法少女もの」という括りで手を出したら、全然違う話だった。悪の一族に目覚めた女の子が、体力もなく魔力もほぼゼロで、魔法少女に勝てる見込みが1ミリもないまま、バイトして肉まんを買って一日を生き延びる。最初の数話でその光景を見て、笑いながら「これ、なんか自分と一緒だな」と思った瞬間に、もう引き返せなかった。

2回目に通して見たとき、千代田モモ(鬼頭明里)の「強さ」が1周目とまったく違う色に見えた。初見では「親切な魔法少女」にしか映らなかった行動が、後半の情報を持ったまま見ると全部意味が変わる。そういう作りになっているとは思っていなかったので、少し悔しかった。日常パートの空気——商店街の路地、親戚の家みたいな部屋の雑然さ、そのへんがずっと気持ちよかった。

「敵」と呼ばれた側が、それでも手を伸ばし続ける話

シャミコことユウコ・ヨシダは、一族の使命として魔法少女を打倒しなければならない。でも彼女には武器がない。体力がない。魔力がほぼない。バイトで生活費を稼ぎながら、「悪役」の看板だけは背負っている。このズレがギャグの源泉でもあるが、同時にこの作品の核だと思う。

重要なのはモモとシャミコの関係性の構造だ。二人は建前上「敵同士」なのに、実質モモがシャミコの生活を支え続ける。「強い者が弱い者を救う」という図式に見えて、実はそうじゃない。モモ自身が、誰かを必要としている。その孤独が丁寧に隠されながら1クールかけて滲み出てくる。鬼頭明里の演技が、表面上は淡々としているのに何かを抱えていることをにじませていて、2周目になると序盤から全部聞こえ方が変わる。

浅瀬先生(佐藤聡美)や佐田杏里(千本木彩花)が絡む場面で、商店街というコミュニティの温かさと変さが同時に出る。個人対個人の話ではなく、「小さな社会の中で、役割と本性がずれた者たちが居場所を見つけていく話」として読んだとき、この作品の奥行きが見えてくる。

吉田清子(大原さやか)というキャラクターも面白い。お母さんに見えて、底知れない何かを持っている。大原さやかの声が「生活感」と「謎」を同時に出せるのは、あの声だからだと思う。普通の家庭の母親として成立させながら、ちゃんと「この人は何者なんだ」という引っかかりを残す。

「日常系」と一括りにされることが多いが、単なる「何も起こらない日常」ではない。毎話ちゃんと事件があり、感情の動きがある。それを日常の手触りで包んでいるから、見終わった後に疲れない。その塩梅が、2019年放送のこの時期にしては珍しくうまかった。

特に刺さったシーン

序盤、モモがシャミコにあっさり手を差し伸べる場面。敵のはずなのに助ける。1周目は「ただのいい人キャラ」として流したが、2回目に見るとその動機に別の読み方ができて、「ああ、最初から設計されてたんだ」と思った。鬼頭明里の声のトーンが、優しさと疲れをぎりぎりのバランスで共存させていて、それが後半の展開と繋がる。

浅瀬先生が重要な設定をさらっと開示する場面も好きだ。佐藤聡美の声の「軽さ」が絶妙で、重大な情報なのにお茶でも飲みながら話しているみたいなトーン。この緩急のなさが、この作品の空気そのものだと思う。

吉田優子(小原好美)の演技は、シャミコの情けなさとひたむきさを両立させていて、どちらかに振り切らないのがいい。弱くて笑えるのに、応援したくなる。そのバランスを声だけで保っているのは、地味にすごいことだと思っている。

読んで見たくなったら——『まちカドまぞく』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ゆるく見たいけど、ちゃんと感情の動きがある作品を探している
  • 女の子たちの日常コメディが好き(非日常設定ありでも受け入れられる)
  • 「商店街」「ご近所づきあい」的な温かさに郷愁がある
  • 同じ作品を何度も見返すタイプ
  • キャラクター同士の関係性の変化をじっくり追うのが好き

合わない人

  • バトルや緊張感のある魔法少女作品を期待している(戦闘はほぼない)
  • テンポが速くないと集中が続かない
  • ギャグのテンションが低めの作品が苦手
  • 1話目で「なんか地味だな」と感じたら、正直3話まで持ちこたえるのがきついかもしれない

次に見るなら

小林さんちのメイドラゴン——異質な存在が日常に溶け込んでいく温かさと、ちゃんとした感情の起伏が似ている。笑えるのに、ところどころで真顔になるバランスが好きなら合うと思う。

ゆるゆり——女の子たちのコメディとして、同じ文脈で語られることが多い。こちらのほうがギャグのテンポが速めで、深みより笑いを優先している。まちカドまぞくが合ったならたぶん好き。

魔女の旅々——魔法設定を持ちながら日常の手触りで話が進む点が近い。こちらは一人旅の話なので空気感はかなり違うが、「魔法ものだけどバトルじゃない」という入口で選ぶならおすすめできる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『まちカドまぞく』はdアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。まずは1話のシャミ子の覚醒シーンから、そのゆるくてクセになる世界観を体験してみてください。

よくある質問

Q. まちカドまぞくはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要サービスで視聴できるため、すでに契約しているサービスから気軽に始められます。
Q. まちカドまぞくは何話あります?
A. 2019年放送の第1期は全12話です。続編となる第2期「2丁目」が2022年に放送されており、合わせて楽しむことができます。
Q. まちカドまぞくはどんな人におすすめですか?
A. 日常系コメディや魔法少女ものが好きな方に特におすすめです。ゆるくて笑えるだけでなく、意外としっかりした世界観と感動もあるため、幅広い層が楽しめる作品です。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメは原作漫画(伊藤いづも著)に忠実に作られており、大きな改変はありません。アニメで気に入った方は、より細かいギャグや設定が楽しめる原作漫画も読んでみることをおすすめします。

まとめ

『まちカドまぞく』はdアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。まずは1話のシャミ子の覚醒シーンから、そのゆるくてクセになる世界観を体験してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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