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キラキラ☆プリキュアアラモード
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 49話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
宇佐美イチカは甘いお菓子が大好きな中学2年生だが、お菓子作りが下手だった。ある日、お菓子に宿る「キラキラル」を感じられる妖精ペコリンに出会う。しかし悪い妖精がキラキラルを盗み始め、お菓子が黒く濁ってしまう。お菓子を守るため、イチカは伝説のパティシエの力を手に入れる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
お菓子が大好きな中学2年生・宇佐美イチカは、ある日お菓子に宿る輝きのエネルギー「キラキラル」を感じる妖精ペコリンと出会う。しかし悪の妖精たちがキラキラルを奪い始め、スイーツが闇に染まっていく。愛するお菓子を守るため、イチカは伝説のパティシエたちが持つ力「プリキュア」に変身し、仲間とともに戦いながらお菓子作りの腕も磨いていく、甘くて熱いガールズストーリー。
みどころ・魅力
① お菓子×魔法少女という新鮮なコンセプト
プリキュアシリーズ初の「パティシエ×魔法少女」コンセプトが本作最大の特徴。各キャラクターがケーキやマカロン、アイスクリームなどをモチーフにした衣装と必殺技を持ち、バトルシーンにも甘くカラフルな演出が散りばめられている。スイーツ好きなら見ているだけで楽しい視覚的な魅力が満載だ。
② 個性豊かな6人のキュアたちの成長
主人公イチカをはじめ、6人のプリキュアはそれぞれ異なるスイーツを象徴し、性格や得意分野も多彩。仲間が集まるまでの過程や、それぞれの夢や葛藤が丁寧に描かれており、チームとして成長していく姿に自然と感情移入できる。友情と個性のバランスが巧みに描かれたキャラクター群像劇としても見応えがある。
③ 子どもから大人まで楽しめる王道の熱さ
「キラキラル」を守るための戦いはシンプルながらも感情を揺さぶる展開が多く、シリーズ未経験者でも入りやすい構成になっている。テンポよく進むストーリーと明るいキャラクターたちのやり取りは日常回も充実しており、肩の力を抜いて楽しめる安心感のある作品に仕上がっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 田中仁 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 井野真理恵 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| OP | 駒形友梨「SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード」 |
| ED | 宮本佳那子「レッツ・ラ・クッキン☆ショータイム」 |
| ED | 宮本 加奈子「ビシュビドゥビ☆スイーツタイム」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュアシリーズを全部追うのはとっくに諦めている。タイトルが増えすぎた。でもアラモードは「スイーツがテーマ」という情報だけで見始めた。スイーツ系魔法少女、という組み合わせに抗える人間がいるなら会ってみたい。最初の数話は正直「ああ、子ども向けだ」と若干距離を置いて見ていた。ところが2周目に入ると、この作品が子ども向けという外皮の下に「作ること」への真剣なまなざしを隠していることに気づいた。イチカがお菓子を作るたびに失敗する描写——あれ、笑いどころじゃなくて、ちゃんとドラマとして機能している。「うまく作れない子」が主人公である必然——手作りの不完全さこそがキラキラルの正体
この作品の核心は、スイーツでも魔法少女でもなく、「作ることの非効率さ」への肯定だと思う。 イチカはお菓子作りが下手だ。主人公なのに。しかも最後まで劇的に上手くなるわけでもない。なぜそういう設計になっているか——作中の「キラキラル」という概念を追っていくと見えてくる。キラキラルとは、お菓子に宿るエネルギーの結晶だ。大切に作られたお菓子ほど強く輝く、という設定。これを悪意ある存在が奪うことで、お菓子が黒く濁り、食べた人の心まで陰る。 ここで重要なのが「うまく作れなくても、キラキラルは宿る」という描写だ。イチカが不格好なケーキを作るシーン、何度も出てくる。それでも光っている。つまりこの作品は「完成度」ではなく「気持ち」がキラキラルの源泉だと言いたいのではなく——もう少し精密に言うと、「作る行為そのものに向き合う誠実さ」を評価している。 この視点で見ると、黒樹リオというキャラクターの存在が俄然重くなる。皆川純子さんが演じる役で、声のトーンに独特の冷たさと孤独が混在していて、「この人、作ることから切り離されて生きてきたんだ」という文脈が声だけで入ってくる。製作陣が「作ることに関われない者の悲劇」を悪役サイドに置いたのは、テーマへの自覚があったからだろう。 魔法少女ジャンルのお約束として、敵幹部エリシオ(平川大輔さん)の役回りも単純ではない。平川さんの声質が持つ「理知的だが何かを欠いている」感じは、このシリーズの文脈でよく機能していた。 スイーツというモチーフを選んだのも必然だと感じる。料理の中でも菓子は「食べるための最低限の栄養」とは切り離されている。純粋に「誰かを喜ばせるため」に存在するジャンルだ。効率や機能性ではなく、手間と愛情だけが価値になる。そういう非効率なものを守るために戦う話として読むと、アラモードはかなり一貫した作品に見える。特に刺さったシーン
終盤でシエル——水瀬いのりさんが演じるキャラ——が本心を吐き出す場面がある。水瀬さんの芝居はこういうとき、感情を爆発させる方向ではなく、声がわずかに揺れながら押し込める方向に動く。その抑制が逆に刺さる。「このキャラ、ずっと我慢してたんだ」という情報が、台詞の内容よりも声の質感で入ってくる瞬間があって、そこで初めて前半の涼しい顔の意味が遡及的に変わった。2周目で気づいたのはそこで、1周目では単に「能力高いキャラ」として見ていたシエルが、全然違う人物になった。 ペコリン(かないみか)の存在感も外せない。マスコットキャラとしての役割を超えて、要所要所でちゃんとドラマの軸になる。かないみかさんはああいう小さくてかわいい声の中に、芯の強さを通すのが上手い声優で、アラモードのペコリンはその持ち味がよく出ていた。 ゆかり(藤田咲)が変身するシーンの音楽の使い方も印象的だった。藤田さんの落ち着いたトーンが変身バンクの浮かれたBGMと微妙にコントラストになっていて、「このキャラだけちょっと別の空気感だな」と最初に気づかせてくれた。読んで見たくなったら——『キラキラ☆プリキュアアラモード』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 魔法少女ジャンルを一定数こなしていて、「主人公が最初からうまくない」設計を新鮮に感じられる人
- スイーツ・お菓子作りがただの記号ではなくドラマの核に絡んでいる作品を探している人
- 水瀬いのり・かないみか・藤田咲あたりの仕事ぶりを声だけで追っているリスナー
- 子ども向けアニメに一定の敬意を持ちつつ、大人の解釈も持ち込める人
合わない人
- プリキュアシリーズに「前作との連続性・世界観の深み」を期待している人(各シリーズはほぼ独立)
- 戦闘描写やダークな展開に引っ張ってほしい人
- 話数が多い作品(全49話)を最初から通して見る気力がいまない人
次に見るなら
スイーツと魔法少女の組み合わせで「可愛いが機能している」作品が好きなら、Go!プリンセスプリキュアもおすすめしたい。アラモードよりも「夢と挫折」の重量感があり、主人公の成長が明確に描かれる。アラモードで感じた「作ること」への真剣さをもう少しシリアスな文脈で見たい人向け。 日常系の温度感とかわいいビジュアルを軸にして、もう少し大人向けに寄せた作品が見たいならきんいろモザイクシリーズが近い。魔法要素はないが、キャラクターの細部への愛の込め方とゆるい空気感はアラモードと通底するものがある。 お菓子・料理が物語の核になる作品として甘々と稲妻も挙げておきたい。アニメの文脈は全然違うが、「作る行為に真摯に向き合う」という軸は共通している。アラモードのキラキラルが「作ることへの誠実さ」から生まれるという解釈に乗れたなら、こちらも刺さるはず。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『キラキラ☆プリキュアアラモード』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも見放題プランで視聴できますので、好みのサービスをお使いの方はすぐに視聴を始められます。配信サービスを比較検討中の方も、上記4つのいずれかに加入すれば本作を楽しめます。



