※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

プリキュアドリームスターズ!
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
光の扉を抜けると、きらめく神秘的な世界が広がっていた。そこで彼らは一人の少女に出会う。満開の桜に包まれたこの世界で、プリキュアたちに何が起こるのか。この春、オールスターズではなく、まったく新しい物語が始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
キュアフローラ、キュアミラクル、キュアホイップ——3つの時代を生きる3人のプリキュアが、突然現れた光の扉に吸い込まれ、満開の桜に包まれた不思議な世界へと迷い込む。そこで出会ったのは、大切な何かを失い涙する一人の少女・ユキ。彼女を救うため、初めて出会ったプリキュアたちは力を合わせ、迫り来る闇に立ち向かう。シリーズ初の「ドリームスターズ」形式で描かれる、春の奇跡の物語。
みどころ・魅力
① 異なる世界のプリキュアが初共演——三者三様のぶつかり合い
「Go!プリンセス」「魔法つかいプリキュア!!」「キラキラ☆プリキュアアラモード」という個性の異なる3チームが初めて同じ画面に登場。性格も戦い方もバラバラな3人が、少女ユキを守るためにどう心を一つにするかが本作最大の見どころです。
② 満開の桜と幻想的なビジュアル——劇場版ならではの映像美
異世界の舞台となる桜の楽園は、TVシリーズとは一線を画す繊細な作画と色彩設計で描かれています。儚さと美しさが共存する世界観は劇場の大スクリーンで映える映像美で、プリキュアファン以外にも響く質の高さです。
③ 「オールスターズ」でない新形式——キャラクターの掘り下げが深い
大人数が登場するオールスターズ映画と異なり、3人に絞ったことで各キャラクターの感情や成長が丁寧に描かれています。初めて本作に触れる方でも感情移入しやすい構成になっており、それぞれのシリーズ未視聴でも楽しめる入口の広さも魅力です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 宮本浩史 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 中谷友紀子、宮本絵美子、井野真理恵 |
| キャラクターデザイン | 宮本浩史 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| 美術監督 | 倉橋隆 |
| OP | 北川理恵「桜MISSION~プリキュアリレーション~」 |
| ED | 木村佳乃「君を呼ぶ場所」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「プリキュアの春映画」というだけでチケットを取りに行く層というのが確実に存在していて、正直に言えば自分もそのひとりだ。毎年3月になると劇場に足を運ぶという行動様式がいつの間にかインストールされている。今作はオールスターズ形式ではなく「まったく新しい物語」と銘打っていたのが多少引っかかったが、見始めたら気にならなかった。桜に包まれた異世界、名前も素性もわからない少女との出会い——春の映画としての文法をきちんと守りながら、お祭り感とは別の落ち着きがあった。あのフォーマットが好きな人には物足りないかもしれないが、久しぶりに「ちゃんとした物語」を見た感覚があった。上映時間が短い中で詰め込みすぎないバランス感も、劇場版として誠実な判断だと思う。
「絞ること」で生まれた感情——オールスターズをやめた春映画の正しさ
プリキュアの春映画は長年、オールスターズ形式で展開されてきた。歴代プリキュアが集結して敵を倒す——それ自体は楽しいのだが、「キャラクターが多すぎて個々に尺が回らない」「毎年同じ構造」という批判が蓄積されていたのも事実だ。『プリキュアドリームスターズ!』はその流れを断ち切り、現役チームに絞ることを選んだ。この判断が、この映画の本質だと思っている。
「絞る」というのは勇気がいる。長年積み上げられたオールスターズのお約束を外すことで、既存ファンの期待を裏切るリスクがある。それでもキャラクター数を絞ったことで、はーちゃん(早見沙織)と海藤みなみ(浅野真澄)、朝日奈みらい(高橋李依)たちそれぞれに、きちんと感情を乗せるシーンが生まれた。特に早見沙織のはーちゃんは、声の透明感が桜の世界観と不思議なほど合っている。早見さんが演じると「存在感があるのに透き通っている」という矛盾した質感が出る——あの映画の神秘的な雰囲気はそこから来ていた部分が大きい。
満開の桜という舞台設定は、プリキュアの春映画としてこれ以上ない選択だ。ただ、「桜=きれい=感動」という安直な演出で終わらせていない点がこの映画の誠実さだと感じた。桜は散る。春は終わる。それでも次の春が来る——プリキュアというシリーズそのものの構造と、桜の季節感が重なっている。毎年新しいプリキュアが生まれ、旧チームは語り継がれていく。「繰り返しの中にある変化」を映像の文法として桜に託しているように見えた。深読みかもしれないが、深読みさせてくれる余白があるのは良い映画の条件だと思っている。
阿澄佳奈演じるサクラというキャラクター名と、桜の季節という設定の重なりも、意図的かどうかはともかく映画の中で機能していた。阿澄さんの声は「年上のお姉さん感」と「どこか不思議な空気感」を同居させるのが得意で、謎の多いキャラクターとして登場する序盤のシーンで、セリフの情報量より声のトーンで「この人物は何かを知っている」という印象をしっかり与えていた。
特に刺さったシーン
終盤の戦闘シーンで天ノ川きらら(山村響)が前に出るタイミングの話をしたい。山村さんはキャリアの初期にきらら役を得た声優で、「アイドルっぽい軽さの奥にある芯の強さ」という演技の二重構造が、劇場の音響でより鮮明に聞こえた。テレビサイズで見ていたときは流れてしまっていた部分が、スクリーンサイズと音量のおかげで前に出てきた感覚がある。映画館で見る意味のある作品というのはこういう体験を指しているのだと思う。
朝日奈みらい役の高橋李依の、感情が高まる場面での声の変化も印象に残った。高橋さんは静かなシーンとここぞという場面の落差が大きい声優で、序盤の柔らかいみらいから終盤にかけての声質の変化を追いかけるだけでも、劇場版として見る価値がある。上映時間が限られているからこそ、その落差が凝縮されて伝わってくる。桜の世界という非日常の舞台で、ああいう声を聞くと妙に記憶に刻まれる。
読んで見たくなったら——『プリキュアドリームスターズ!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- まほプリ・Go!プリンセスプリキュアの本編を見ていて、キャラクターへの愛着がある人
- オールスターズ形式に「キャラが雑に扱われる」と感じていた人
- 早見沙織・高橋李依・浅野真澄の演技を劇場音響で体験したい人
- 桜と魔法少女という組み合わせに即反応できる人
- 90分以内で起承転結がきれいに完結するシンプルな映画が好きな人
合わない人
- 歴代プリキュア総出演のお祭り映画を期待している人
- プリキュアを1作も見たことがなく、キャラクターの背景を知らない人
- 映画としての複雑な構造やどんでん返し、重いテーマを求めている人
- 上映時間の短い映画に「見た感」を感じにくい人
次に見るなら
同じ「春の劇場版プリキュア」という文脈で比較するなら、映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?は外せない。シリーズが勢いの頂点にあった時期の劇場版で、魔法少女×華やかな異世界という点で地続きの楽しさがある。オールスターズ以前のシンプルな構造で、今作との比較として見ると面白い。
「桜に包まれた異世界で少女たちが戦う」という雰囲気が気に入ったなら、映画 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語を続けて見るのが面白い対比になる。こちらは重さと密度で殴ってくるタイプだが、魔法少女と「世界の構造」という問いへのアプローチの差が際立つ。プリキュアが春の肯定であるとすれば、まどマギは春の終わりを問い続ける映画だ。
声優ファン目線で追いかけるなら、劇場版 魔法少女リリカルなのは Reflectionも良い。早見沙織が重要な役どころを担っており、同じ劇場版魔法少女という文脈で声の使い方の違いを比較できる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『プリキュアドリームスターズ!』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも月額サブスクリプションで視聴できますので、すでに加入しているサービスからすぐに楽しめます。春の劇場版らしい温かみのある作品ですので、プリキュアシリーズを知らない方でもお子さんと一緒に気軽に視聴できます。


