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Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
『Go! プリンセスプリキュア』の4人のプリキュアが、捕らえられた姫君を救出する。第2部では、昼間を失った夜の王国が舞台となり、プリキュアチームと姫君レフィが力を合わせて昼間を取り戻すために戦う。第3部ではキュアフローラが登場し、セリフなしのストーリーが展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『Go!プリンセスプリキュア』の映像化作品として制作された劇場版3本立て。第1部では、何者かに捕らわれた姫君を救出するため、4人のプリキュアが力を合わせて立ち向かう。第2部の舞台は昼間を永久に失ってしまった夜の王国。プリキュアたちは姫君レフィとともに、失われた昼の光を取り戻すべく強大な敵と戦う。第3部はキュアフローラがひとりスクリーンに立ち、セリフを一切使わない映像表現だけで物語を紡ぐ異色のショートストーリー。3つの異なる世界観が1本に詰まった贅沢な構成となっている。
みどころ・魅力
① 3つの物語が1本に凝縮された豪華な構成
本作の最大の特徴は、それぞれ異なるテイストを持つ3つの独立したストーリーが1本にまとめられている点。姫君救出の冒険活劇、王国を舞台にしたスケールの大きなバトル、そして映像美で魅せるサイレント作品と、バリエーション豊かな楽しみ方ができる。
② 昼と夜の対比が生むドラマティックなバトル
第2部では「昼間を失った王国」という幻想的な世界設定が舞台となる。プリキュアと姫君レフィが力を合わせて光を取り戻す展開は、プリンセスプリキュアのテーマである「夢と希望」と深く呼応しており、感情移入しやすいドラマが展開される。
③ セリフなしで魅せるキュアフローラの第3部
第3部はキュアフローラが主役を務めるサイレント形式のショートストーリー。台詞に頼らず、映像・音楽・動きだけで感情を表現するアプローチは劇場版ならではの演出で、アニメーションの表現力を存分に感じられる見応えのある作品となっている。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 座古明史、宮本浩史 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 中谷友紀子、宮本浩史、香川久 |
| 音楽 | 高木洋 |
| 美術監督 | 真庭秀明 |
| OP | 礒部花凜「Miracle GO!プリンセスプリキュア」 |
| ED | エヴリ・リトル・シング「KIRA KIRA」 |
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「3本立て」という時点で、正直ちょっと笑った。プリキュア映画の通常盤って1本でも十分お腹いっぱいになるのに、それを3本詰め込んでくる豪快さ。しかも上映時間が普通の映画より短め、という意味ではなく、本当に3つの独立した短編を劇場でまとめて観る、という構成だ。
Go!プリンセスプリキュアというシリーズ自体、「夢を諦めさせる」悪役を設定した時点でかなり尖ったコンセプトだと思っていた。だからこそ劇場版でどこまでそのテーマを掘り下げるのか、それとも祭り的なお祭り映画に振り切るのか、見るまでは半信半疑だった。結論から言うと、3本それぞれが全然違うトーンで、その落差がむしろ面白い体験になっていた。
「夢を持つこと」より難しい、「夢を守り続けること」の話
Go!プリンセスプリキュアの本編が徹底して描いていたのは、夢を持つこと自体ではなく、それを諦めさせようとする力と戦い続けることだった。劇場版3本立ても、その軸は崩れていない。
第1部の姫君救出劇は王道だが、「捕らえられた姫君」という設定が示唆するのは単なる悪役に攫われた話ではない。プリキュアシリーズにおける「姫」は常に夢の象徴として機能していて、それを救出するという構図は「諦めそうになっている誰かの夢を取り戻す」という本編のテーマをそのまま圧縮したものだ。
第2部の夜の王国というのが特に面白い。昼間を失った世界、という設定は単純に見えて、「夢を見られなくなった状態」のメタファーとして読める。眠れるが昼が来ない——前進できるが希望が見えない——そういう状態を擬似的に体験させながら、プリキュアたちが力を合わせることで光を取り戻す展開は、子供向けと割り切るには惜しいほど層が厚い。姫君レフィとの共闘という構造も、「外から助けるのではなく、一緒に戦う」という姿勢を示していて好感が持てる。
そして第3部。セリフなしのストーリー。キュアフローラが一人で展開するこのパートは、ある意味でシリーズ全体の結論に近い。言葉を使わずに夢を語ること、声を出さなくても伝わること。東山奈央のパフが見せる表情芝居、沢城みゆきの紅城トワが持つ静かな強さ——こうした部分は台詞がなくても画と演技だけで伝わる。むしろ無声だからこそ、声優の「存在感」が際立つという逆転現象が起きている。
3本合わせてみると、これは「夢を諦めるな」という表面的なメッセージではなく、「夢を諦めさせようとする力は外からだけではなく、内側からも来る」という、少し重い認識を下敷きにしていると感じる。劇場という密閉空間で3本連続してその世界に浸かるのは、テレビの1話を見るのとは別の体験になる。
特に刺さったシーン
第3部のセリフなし展開、これに尽きる。キュアフローラがスクリーンの中で動き続けるあのパート、劇場の音響が相当な力を持っていて、台詞がない分だけ音楽とSEが前景化してくる。映画館の大スクリーンで見ると、花澤香菜のパンプルル姫の存在感が視覚だけで成立していて、「台詞がなくてもキャラクターが生きている」という体験は正直珍しい。
もう一点、第2部で夜の王国に昼間が戻る瞬間の演出。暗い劇場の中でスクリーンが急に明るくなる、あの体験は映画館でしか成立しない。テレビで見ると「明るくなったね」で終わるが、劇場のスクリーンサイズと音響が重なると、視界がぱっと開く感覚が物理的に起きる。プリキュア映画がなぜ劇場でかかり続けるか、の答えの一つがここにあると思う。
山村響の天ノ川きらら、浅野真澄の海藤みなみも含めたチーム全体の掛け合いは短い尺でも息が合っていて、本編を追っていたならば「このチームのこの空気感」がそのまま持ち込まれていることへの安心感がある。
読んで見たくなったら——『Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- Go!プリンセスプリキュア本編を最後まで見た人(テーマの文脈が全部つながる)
- プリキュア映画を毎年劇場で観るのが習慣になっている人
- セリフなしの演出・音楽主導の場面展開が好きな人
- 沢城みゆきと花澤香菜が同じ画面にいることに価値を見出せる人
- 子供と一緒に観たい大人(3本立てなので飽きにくい)
合わない人
- 本編を見ていない状態でキャラクターに感情移入できるか不安な人(事前視聴を強く勧める)
- 1本の映画として起承転結を求める人(あくまで短編3本の集合体)
- プリキュアというフォーマット自体に乗り切れない人
- セリフなし展開に「何も起きていない」と感じてしまうタイプ
次に見るなら
映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪——プリキュア劇場版の中でも特に感情面に振り切ったタイプの作品。短編集ではなく1本完結なので、キャラクターの掘り下げをじっくり味わいたい人に向いている。
映画 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語——「夢と現実」「誰かを守るために何を諦めるか」というテーマを全く別の角度から描く。Go!プリンセスが「夢を守り続けること」を肯定するなら、こちらはその代償を徹底的に問う。劇場体験の密度という点でも対になる。
フリクリ オルタナ——セリフや説明より映像と音楽で語るタイプのアニメが好きなら。第3部のセリフなし展開に何かを感じたなら、このくらい情報密度の高い映像演出も合うはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』は、現在dアニメストアおよびDMM TVで視聴できます。どちらのサービスも対応デバイスが幅広く、スマートフォンやテレビなど好みの環境でお楽しみいただけます。プリキュアシリーズのファンはもちろん、劇場版ならではの凝った演出を体験したい方にもおすすめです。

