ラディアン

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2018ラディアン

ラディアン

★ 3.2 / 5.0アクション冒険コメディファンタジー
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数21話
原作その他
制作Lerche

セスは偉大な魔法使いになることを夢見ている。彼は強力になり、空から降りてくるネメシスという怪物を倒したいのだ。しかし彼の熱心さは絶えず彼を困難に陥れる。村人たちや保護者のアルマさえも怒らせることが避けられない。ある日、巨大なネメシスが村を襲撃する。世界を救うと決意したセスは「ラディアント」を求めて旅に出る。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

魔法使いを目指す少年セスは、空から降り注ぐ凶悪な怪物「ネメシス」を倒し、世界を救うことを夢見ている。しかし、その粗削りな情熱は周囲を巻き込む騒動を引き起こしてばかり。ある日、巨大なネメシスが村を襲撃したことをきっかけに、セスはネメシスの源とされる伝説の地「ラディアント」を目指して旅立つ。困難と出会いを重ねながら、少年は本物の力と信念を問われていく。

みどころ・魅力

① フランス産マンガ原作が描く独自の魔法世界観

本作はフランス人作家トニー・ヴァレントによるバンド・デシネ(フランスのコミック)が原作。西洋ファンタジーと少年漫画の文法が融合した独特の世界観は、日本のアニメとは一味違う異質な魅力を放つ。呪術的な魔法システムや独創的なクリーチャーデザインが見どころだ。

② 社会的偏見と闘う熱血主人公の成長物語

ネメシスに触れて生き残った者「感染者」は差別と迫害を受ける存在として描かれる。セス自身もその一人であり、力への渇望の裏に社会的弱者としての葛藤がある。単純な勧善懲悪でなく、差別や偏見をテーマに織り込んだ重層的なストーリーが物語に深みを与える。

③ テンポよく展開するアクションとコメディのバランス

シリアスな設定の一方で、セスの天然ぶりやキャラクター同士の掛け合いがコミカルに描かれ、重くなりすぎないテンポ感が心地よい。スピード感あふれる戦闘シーンとの緩急が絶妙で、ファンタジーアクションとして純粋に楽しめるエンターテインメント性の高さも魅力だ。

キャスト・声優一覧

セト
セト
メイン
›
花守ゆみり
メリ
メリ
メイン
›
悠木碧
ドク
ドク
メイン
›
大畑伸太郎
サブ
›
村瀬克輝
ミス・メルバ
ミス・メルバ
サブ
›
東山奈央
ツェペシュ・フォン
ツェペシュ・フォン
サブ
›
寺島拓篤
ミスター・ボブリー
ミスター・ボブリー
サブ
›
小市眞琴
トミー
トミー
サブ
›
小市眞琴
トルク
トルク
サブ
›
三宅健太
アルマ
アルマ
サブ
›
朴璐美
サブ
›
興津和幸
ヤガ
ヤガ
サブ
›
吉野裕行

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スタッフ

監督岸誠二
シリーズ構成上江洲誠
OP04 Limited Sazabys「Utopia」
EDポルカドットスティングレイ「ラディアン」
EDハメライン「君の未来」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「フランスの漫画原作」と知ったのは見始めてからしばらく経ってのことで、最初はどこかヨーロッパ的な世界観だなとぼんやり感じていた。絵柄はジャンプ系の少年漫画に近いのに、街や建物のデザインがどこか違う。その「なんか違う」感が気になって2話3話と続けていたら、いつの間にか止まれなくなっていた。

原作がフランスのBD(バンド・デシネ)だと知ったときの「あーそういうことか」感は結構大きかった。和製少年漫画ともアメコミとも違う空気感の正体がそこにある。フランス人作者が日本の少年漫画文法で描いた作品を、今度は日本がアニメ化する——という多重構造が面白い。2期まで作られているのも、国内外でちゃんと届いた証拠だと思う。2回目に見たとき、序盤のコメディ展開の裏に既にシリアスな種が埋まっていたことに気づいて、ああこの作品は最初から本気だったんだと認識を改めた。

嫌われ者が、それでも守りたい人を守ろうとする話

ラディアンが描いているのは、魔法少年の冒険譚ではなく、根本的には「差別と帰属」の話だ。

ネメシスという怪物の攻撃を生き延びた者は魔法が使えるようになるが、同時に「汚染された者」として普通の人間から迫害される。セスたちソルスレールはネメシスと戦う力を持ちながら、その力ゆえに人間から憎まれる。守る力と、守られない立場が同居している。

この構図、よくできていると思う。ファンタジーの衣をまとっているが、やっていることはかなりシリアスな差別問題の寓話だ。「なぜ戦うのか」という問いに対して、セスが出す答えは単純なヒロイズムではなく、もっとぐちゃぐちゃした感情から来ている。嫌われていても守りたい。それが弱さから来る選択なのか強さから来る選択なのか、1期と2期を通じて少しずつ変化していくのが見どころだと思う。

朴璐美が演じるアルマが序盤からセスに厳しく当たる理由も、単なる師匠キャラの定型ではない。彼女自身がソルスレールとして生き延びてきた年数の重さが、あの声に全部乗っている。朴さんのキャリアが生み出す「疲弊しているのに諦めていない」声質が、アルマというキャラクターをただの保護者以上のものにしていた。

フランス原作という出自が、この「差別と帰属」テーマの解像度に影響しているのかもしれない。移民・難民問題と地続きな感覚があって、日本の少年漫画が同じテーマを描くときよりも、痛みの角度が少し違う気がする。単なる異能バトルだと思って見始めると、中盤以降の重さに足をすくわれる。

特に刺さったシーン

悠木碧が演じるメリとセスの絡みで、序盤のコメディタッチのやり取りから一転して感情的な場面になる瞬間がある。悠木さんのメリは、ふだんのおどけた演技と、本気で怒ったり傷ついたりする演技のギャップが鋭くて、「ここで切り替えるか」というタイミングが台詞より少し早い。感情が言葉より先に来る感じ。2回目に見ると、コメディの場面でも既に感情の地雷が埋まっていたのがわかる。

東山奈央のミス・メルバは、中盤以降の立ち位置がかなり複雑になっていく。善意と悪意が混在するキャラクターを演じるとき、東山さんは「善意の部分を強調することで悪意が見えにくくなる」やり方をとることがあって、このキャラクターでもそれをやっていた。1回目は普通に流してしまう場面が、2回目だと全部フラグに見える。

吉野裕行のヤガは、声だけで「この人は信頼できる」と思わせる安定感があって、終盤の展開でその安定感がどう機能するかは自分で確かめてほしい。三宅健太のトルクは出番こそ多くないが、体格の大きさが声に出ているキャスティングで、画面に映るたびに存在感が違う。

読んで見たくなったら——『ラディアン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 少年漫画の王道展開を楽しみながら、その裏にある社会的なテーマも受け取れる人
  • 「差別される側が戦い続ける」という構図が好きな人
  • フランス発のファンタジー世界観に興味がある人(設定の「源泉」が違う面白さがある)
  • 悠木碧・朴璐美・東山奈央のファン(どちらもかなり本気の演技をしている)
  • 2期まで続く長丁場のストーリーを追うのが苦にならない人

合わない人

  • 1クールで完結する作品が好きな人(1期だけだと消化不良になる)
  • 主人公が最初から強い作品が好きな人(セスは長い間ポンコツ寄り)
  • ファンタジー設定の説明が多い序盤を乗り越えられない人
  • 差別・迫害テーマが重くて苦手な人

次に見るなら

才能ゼロの主人公が魔法の頂点を目指す王道少年ファンタジーなら、ブラッククローバーが近い。ラディアンより展開のテンポが速く、差別と実力の関係を別の角度から描いている。長いが中盤から加速する。

異世界の政治的な複雑さと冒険を両立させた作品が見たいなら、マギを。後半にかけて「楽園を設計する者」的なテーマが出てきて、冒険ファンタジーの外皮を脱ぎ始める。ラディアンと同じく、善意と悪意が混在する陣営が多い。

迫害されながら生き延びる者たちの話として見るなら、青の祓魔師も選択肢に入る。悪魔の子として生まれた主人公が人間として生きようとする構図が、ソルスレールの置かれた立場と重なる部分がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ラディアン』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスで広くラインナップされているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始めることができます。フランス原作ならではの独自世界観を、ぜひ手軽な環境でチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『ラディアン』はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。各サービスの会員であればすぐに視聴できます。
Q. 原作はどんな作品ですか?
A. フランス人作家トニー・ヴァレントによるバンド・デシネ(フランスのコミック)が原作です。日本の少年漫画的な熱量と西洋ファンタジーを融合させた作風が特徴で、フランス本国でも高い人気を誇ります。
Q. 何シーズンまで放送されましたか?
A. 2018年放送の第1期と、2019年放送の第2期があります。合わせて全21話構成で、それぞれ独立した章として楽しめる作りになっています。
Q. ファンタジー初心者でも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。王道の少年冒険譚をベースにしており、コメディ要素もあるため難解さはありません。独自の用語は作中で丁寧に説明されるので、ファンタジー入門作としても適しています。

まとめ

『ラディアン』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスで広くラインナップされているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始めることができます。フランス原作ならではの独自世界観を、ぜひ手軽な環境でチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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