ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

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2010ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

★ 3.7 / 5.0音楽SF日常系
放送年2010年
フォーマットOVA
話数2話
原作オリジナル
制作A-1 Pictures

「ソラノヲト」のBlu-rayとDVDの第4巻と第7巻に、追加エピソードが収録される。第4巻は6月23日に第7.5話を、第7巻は9月22日に第13話をそれぞれ収録して発売される予定である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」のBlu-ray/DVDに収録された追加エピソード2本のOVA作品。第4巻には第7.5話、第7巻には第13話が収録されており、本編では描かれなかった砦の日常や物語の補完エピソードが展開される。廃墟と化した世界でトランペットを吹きながら暮らす少女たちの、穏やかで温かな時間がより丁寧に描かれている。

みどころ・魅力

① 本編を補完する「もうひとつの日常」

第7.5話・第13話ともに、本編の隙間や後日談を丁寧に描いた補完エピソード。テレビ放送では尺の都合で省かれた砦内のやりとりや季節の情景が細やかに描かれており、キャラクターへの愛着がさらに深まる構成になっている。

② 静謐な世界観と音楽が作る独特の空気感

「音楽」をジャンルに冠するだけあり、劇中に流れるトランペットの旋律や環境音が物語と密接に絡み合う。廃墟と自然が共存する美しい背景美術と相まって、見ているだけで心が落ち着くような独特の余白ある雰囲気が本OVAでも健在だ。

③ 少女たちのキャラクター描写がより深まる

短い尺の中でも各キャラクターの個性や関係性が丁寧に掘り下げられており、本編視聴後に見ることでカナタ・クレハ・ノエルたちへの理解が一段と深まる。ファン向けのサービス的な側面も強く、本編を愛した人ほど楽しめる内容になっている。

キャスト・声優一覧

和宮梨旺
和宮梨旺
メイン
小林ゆう
フィリシア・ハイデマン
フィリシア・ハイデマン
メイン
遠藤綾
ユミナ
ユミナ
メイン
福圓美里
墨埜谷暮羽
墨埜谷暮羽
メイン
喜多村英梨
寒凪乃絵留
寒凪乃絵留
メイン
悠木碧
空深彼方
空深彼方
メイン
金元寿子
ナオミ
ナオミ
サブ
八十川真由野
シュコ
シュコ
サブ
ミシオ
ミシオ
サブ
高橋まゆこ
クラウス
クラウス
サブ
石塚運昇
マリア
マリア
サブ
戸松遥

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スタッフ

シリーズ構成吉野弘幸
原案キャラデザ岸田メル
キャラクターデザイン赤井俊文
音響監督清水勝則
OPKalafina「光の旋律」
ED戸松遥「Girls, Be Ambitious」

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アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

TVシリーズを全部見た人間だけが来るところ、それがこのOVAだ。Blu-rayの4巻と7巻にそれぞれ封入されている7.5話と13話で構成されていて、単独では販売されていない。つまり「買った人へのご褒美」か「今ならdアニメかU-NEXTで見られる」かのどちらかしかない。

最初に7.5話を見たとき、正直「こういうやつか」と思った。本編の緊張感をいったん横に置いて、キャラクターたちが緩く過ごすタイプのエピソード。でも2回目に見ると気づくことがある。日常のひとつひとつが、あの世界観のなかでどれだけ貴重かという重みが、すでに積み上がっているから、緩さが緩さだけで終わらない。13話はその逆で、TV本編の着地点をもう一段先へ連れていく。見終えた後に静かに息を吐いた。

戦争の気配の中で、それでも音が鳴り続けるということ

ソ・ラ・ノ・ヲ・トという作品が何を描こうとしていたか、TVシリーズを通して見るとある程度わかる。少女たちが軍に属していながら、日常を丁寧に生きている。銃よりもトランペットを、命令よりも祭りを、敵よりも隣人を。戦争の匂いが遠くに漂いながらも、カナタたちの日々は妙に穏やかで、それがこの作品の核心だった。

OVAはその延長線上にある。7.5話は本編の中断点に挿入される形で、少女たちの「何でもない時間」を切り取る。13話は本編が終わった後の世界を描く。どちらも派手なことは何も起きない。でもそれが正しい。

この作品が描いているのは、単に「日常は大切」という話ではない。廃墟と化した文明の残骸の中で、それでも音楽が鳴り続けることの意味だ。カナタが一生懸命トランペットを練習するのは、誰かを感動させたいからだけじゃない。音が鳴っている間は、そこに生活があるということを証明できるから。悠木碧が演じるカナタの声には、そういう一種の無邪気さと切実さが同居していて、特に演奏シーンでは台詞よりも息遣いの方が情報量が多かったりする。

喜多村英梨演じる暮羽のぶっきらぼうな優しさ、小林ゆうの梨旺が持つ飄々とした重さ、金元寿子の彼方が見せる幼さと孤独——この座組みが揃っているから、「日常」の一コマ一コマに質量が生まれる。OVAはその質量を確認するための作品だ。本編で何かを感じた人間が、もう一度その温度を確かめに来る場所。

特に刺さったシーン

13話の終盤、時間が少し経過した後のカナタが再びトランペットを吹くシーン。本編で積み上げてきたものが、あの音に全部乗っていた。「うまくなったな」と思う前に、先に目が滲んだ。悠木碧の演技は台詞よりも音との組み合わせで最大値を出すことがあって、このシリーズはそれを最もわかっているタイプの演出をしている。

戸松遥演じるマリアとの関係性が絡むくだりは、本編から引き続き「言葉にならない何か」として処理されていて、そこを説明せずに置いておく判断が好きだ。全部わかりやすく回収しようとする作品が多い中で、あえて余白を残したまま終わらせる。2回目に見ると、その余白が意図的だと気づく。

読んで見たくなったら——『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」を最後まで見て、余韻が残っている人
  • 派手な展開より「何でもない日常の空気」を映像で味わいたい人
  • 悠木碧喜多村英梨の演技を追いかけているファン
  • 音楽・音響が物語に深く絡んでいる作品が好きな人
  • ポスト黙示録的な世界観で日常系をやる、というアンバランスさに引っかかる人

合わない人

  • TVシリーズを未見のまま単体で見ようとしている人(文脈が全部飛ぶ)
  • OVAに「本編では描けなかった大きな謎の回収」を期待している人
  • テンポの速い展開や明確なカタルシスを求める人
  • 軍・戦争設定から戦闘アクションを期待してしまった人

次に見るなら

けいおん!との比較で語られることが多い作品だが、実は「日常の重さ」という点で近いのはこちらだ。少女たちの何でもない時間を丁寧に積み上げるスタイル、音楽が感情の核になる構造——ソ・ラ・ノ・ヲ・トの余韻を引きずっているなら素直に見るといい。

たまゆらは、廃れた町を舞台に少女が写真を撮り続ける話で、「喪失と日常の共存」というテーマが近い。OVAと劇場版があるので、ソ・ラ・ノ・ヲ・トのOVA的な楽しみ方をそのまま持ち込める。石田燿子の音楽が刺さった人には特におすすめ。

灰と幻想のグリムガルは設定のトーンが異なるが、「世界の終わりに近い場所で丁寧に生きる」という感覚が共鳴する。日常系×世界の重さ、という組み合わせが好きならここに繋がる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」OVAは、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。本編と合わせてOVAも配信されていますので、テレビシリーズを見終わった後にそのまま続けて楽しめます。

よくある質問

Q. OVAはどこで見られますか?
A. dアニメストアとU-NEXTで配信中です。いずれも本編テレビシリーズと合わせて視聴できる環境が整っています。
Q. 本編を見ていなくてもOVAだけで楽しめますか?
A. OVAは本編の補完エピソードのため、テレビシリーズを先に視聴することをおすすめします。本編を見た後に視聴するとキャラクターや世界観の理解がより深まります。
Q. OVAは何話収録されていますか?
A. 全2話です。第7.5話と第13話がそれぞれBlu-ray/DVDの第4巻と第7巻に収録されており、合計2エピソードのOVA作品となっています。
Q. ジャンルは何ですか?どんな人におすすめですか?
A. 音楽・SF・日常系のジャンルです。のんびりとした雰囲気のアニメが好きな方や、終末世界でも前向きに生きる少女たちの物語に興味がある方におすすめです。

まとめ

「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」OVAは、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。本編と合わせてOVAも配信されていますので、テレビシリーズを見終わった後にそのまま続けて楽しめます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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