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かくりよの宿飯 第2期
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | GONZO |
霊が見える少女・葵は、祖父の借金の返済を求める鬼・小田原から結婚を迫られる。この荒唐無稽な申し出を拒否した葵は、天神屋という宿での労働により家族の借金を返済することを決める。シーズン2では、葵が天神屋での仕事を続ける中での新たな物語が展開する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
霊が見える少女・葵は、祖父が残した多額の借金を返すため、あやかしの宿「天神屋」で働くことになる。鬼の若旦那・小田原と距離を縮めながら、第2期では天神屋のさらなる謎や、個性豊かなあやかしたちとの新たな出会いが描かれる。ご飯を通じて縁を結び、隠り世で懸命に生きる葵の成長と、積み重なっていく絆の物語。みどころ・魅力
① 料理×あやかしが生み出す温かな世界観
隠り世の宿で葵が振る舞う料理は、物語の核心。食事を通じてあやかしたちとの心の距離が縮まる場面は、日常系ならではのじんわりとした温かさに満ちており、シーズン2でもその魅力が存分に発揮される。② 葵と小田原の関係性の進展
傲慢な鬼・小田原と人間の少女・葵。対等に渡り合う葵の芯の強さと、少しずつ変化する小田原の態度が見どころ。2期では2人の関係が一歩踏み込んだ展開を迎え、ラブコメ要素も見逃せない。③ 個性豊かなあやかしキャラクターたちの掘り下げ
天神屋に集うあやかしたちはそれぞれに背景と個性を持ち、葵との交流を通じて深く描かれる。シーズン2では新キャラクターの登場も予想され、隠り世のさらに広い世界が広がっていく。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 金春智子 |
|---|---|
| 原作 | 友麻碧 |
| 原案キャラデザ | Laruha |
| キャラクターデザイン | 澤田慶宏 |
| 音楽 | 伊賀拓郎 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 東山奈央「とおりゃんせ」 |
| ED | 東山奈央「涙のレシピ」 |
| ED | ウーダンナ「ひと匙の光」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——2期の存在で気づいた、見逃していた作品
「かくりよの宿飯 第2期」というタイトルを見て、少し止まった。1期があったのか。妖怪旅館ものだったのか、と。アニメを追いかけていると、気づかないうちに2期まで来てしまっている作品というのが必ず存在していて、これがそれだった。
遡って1期から見始めたら、思っていたより引っかかりがあった。霊が見える主人公・葵が祖父の借金を背負い、鬼に結婚を迫られ、それを断って働くことを選ぶ——最初は「ちょっとファンタジーな少女漫画原作もの」と距離を置いていたが、2話、3話と進むうちに、この作品の「落ち着いた空気の作り方」が気になり始めた。東山奈央の演じる葵が思っていたより芯のある声で、それがキャラクターの地に足ついた感じとぴったり合っている。2期で改めて見ると、1期で流していたシーンの細部に気づく。こういう作品を「日常系」と一言で済ませるのは少し乱暴だと思い直した。
「結婚より労働を選ぶ」という、地味に強い宣言の話
この作品の出発点は、実は相当に尖っている。借金を返せと言われた女の子が、「じゃあ結婚します」ではなく「働いて返します」を選ぶ。ファンタジー設定の中に包まれているから見落としがちだが、それは「誰かの妻になることで問題を解決する」選択肢を、主人公自身が蹴ることを意味している。
葵は特別強い人間ではない。霊が見えるという特性はあっても、それで戦えるわけでも、特殊能力で局面を打開するわけでもない。天神屋という妖怪旅館の中で、料理を作り、客をもてなし、少しずつ居場所を作っていく。その過程が2期でさらに積み重なっていく。
小西克幸が声を当てる大旦那(小田原)のキャラクターが面白いのは、最初から「好意がある」というより「どこか試している」ような立ち方をしていること。小西克幸の声は低くて落ち着いていて、感情が揺れるシーンでもわずかな変化にとどまる。それが「つかみどころのない上位者」を表すのに非常に合っている。葵が一方的に押しつけられている関係のようで、実は葵の選択が常に先行している——この構造が、この作品のロマンスに独特の緊張感を生んでいる。
2期での展開は、その「労働による自立」がさらに深まる方向へ進む。天神屋での仕事を通じて葵が積み上げてきたものが、単なる借金返済の手段ではなく、彼女自身の軸になっていく。石川界人の乱丸や日野聡の雷獣といった周辺キャラクターが絡むシーンも、葵の立ち位置を外側から照らすような役割を持っていて、人間関係の重層感が出てきている。
「働いて、対等になろうとする話」というのが、結局この作品の核だと思う。それを妖怪旅館というファンタジーの枠に入れることで、直接的な現実感を薄めながら、でもその本質はちゃんと残っている。地味に、しっかりと。
特に刺さったシーン
葵が天神屋の常連客に料理を出すシーンで、加隈亜衣演じるお涼が画面に出てくると、空気がふっと変わる。加隈亜衣の声は柔らかいようで芯があって、お涼というキャラクターの「表向きは穏やかだが何かを見透かしている」感じをうまく出している。2回目に見ると、最初に聞き流していたセリフに含みがあることに気づいて、少し背筋が伸びた。
もう一か所、大旦那が葵に対してわずかに態度を崩す終盤の場面。小西克幸の声がほんのわずか、低さの質が変わる瞬間がある。セリフの内容より先に、声の変化で「あ、ここが転換点だ」とわかる。声優の演技が物語の構造を先読みさせてくれる感覚で、そういう体験がアニメを繰り返し見る理由のひとつだと改めて思った。
読んで見たくなったら——『かくりよの宿飯 第2期』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 妖怪・和風ファンタジーの雰囲気が好きで、戦闘よりも人間関係と日常描写を好む人
- ゆっくり積み上がっていくロマンスに耐性がある人(焦れる展開を楽しめる人)
- 声優の演技の細部を拾いながら見る習慣がある人
- 少女漫画原作の作品を食わず嫌いにせず見られる人
- 花咲くいろはや夏目友人帳のような「場所に根ざした物語」が好きな人
合わない人
- 展開のテンポに速さを求める人(2期もゆったりした時間が続く)
- 主人公の感情があまり表に出ないことにストレスを感じる人
- バトルや明確なクライマックスを軸に物語を追う人
- 1期を見ていない状態で2期から入ることへの抵抗が強い人(2期単体では文脈が薄い)
次に見るなら
妖怪・神様との関係が中心にありつつ、主人公が「居候」として場所に馴染んでいく構造が好きなら、神様はじめましたが近い。人間の少女が神社に転がり込み、土地神を続けることになる話で、上位者との距離感の縮まり方がかくりよに似ている。こちらはもう少しコメディ色が強め。
「和風の場所に突然放り込まれ、そこで働くことで成長する」という骨格が刺さったなら、花咲くいろはを強くすすめる。旅館での労働という舞台設定がほぼそのままで、こちらは現実ベース。主人公が働くことで自分の軸を作っていく描写の重なりが面白い。
大旦那と葵の「人間と異類の間の距離感」という部分に引っかかりを感じたなら、夏目友人帳を。妖怪との関係が戦いではなく対話と共存で描かれる点、主人公が特別な力より「誠実さ」で局面を切り開く点が共通している。全体のトーンも静かで、かくりよに近い時間が流れる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『かくりよの宿飯 第2期』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+の主要配信サービスで視聴できます。サブスクをご利用中の方はすぐに視聴を始められます。シーズン1未視聴の方は合わせて第1期から配信で楽しめますので、ぜひまとめて視聴してみてください。


