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も〜っと!おジャ魔女どれみ
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
魔法の力を失ったことで、魔女であることをやめていた彼女たちだが、再び魔女になる。しかし今、魔法界の魔女たちからの試験に合格する必要がある。また、アメリカ・ニューヨークから来た新しいメンバー、ももこ(黄色いおジャ魔女)と出会う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
魔法の力を失い、一時は魔女をやめていたどれみたちが、再び魔女修行に挑む第3シリーズ。今度は魔法界の試験に合格しなければならないという新たなハードルが待ち受ける。そこへ、アメリカ・ニューヨークからやってきた明るく元気な少女・ももこが「黄色いおジャ魔女」として仲間に加わり、5人でにぎやかな魔女修行の日々が始まる。みどころ・魅力
① 5人になって広がるチームの掛け合い
ももこの加入でメンバーが5人となり、それぞれのキャラクターの個性がより際立つ。日英バイリンガルのももこが生み出すズレたコミュニケーションが笑いを生みつつ、チームの絆が深まる様子を丁寧に描く。ファンには「5人揃った瞬間」のカタルシスが大きい。② 魔法界の試験というシリーズ最大の試練
これまでの修行とは一線を画す「魔法界公認試験」という外部からのプレッシャーが加わり、物語に緊張感が生まれる。試験を通じて描かれる努力・挫折・仲間との支え合いは、子ども向けアニメを超えた感動を届ける。③ 日常とファンタジーが溶け合う温かいエピソード群
MAHO堂の経営や学校生活を軸にした日常回と、魔法界を舞台にしたファンタジー回がバランスよく展開する。各話の丁寧な人情劇と柔らかい作画が生み出す世界観は、何年経っても色褪せない魅力を持つ。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 五十嵐卓哉 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦 |
| 音楽 | 奥慶一 |
| OP | 宮原永海「おジャ魔女どれみ」 |
| ED | 小室ゆい「Takaramono」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
どれみシリーズは全部見ていた、という前提でいう。も〜っと!が2作目か3作目かという話は、当時から曖昧で、今もって正確に即答できない。リアルタイムで追いかけていた子どもにとって「シリーズ何作目」なんて概念はなく、ただ毎週土曜の朝に始まったら見る、それだけの話だった。
も〜っと!に入ったときの印象は「あれ、また1から?」という軽い戸惑いだった。魔法が使えなくなって、試験をやり直す。ハンデを背負ったままで再出発する構図が、妙に子どもの感覚に刺さった。子ども向けコンテンツで「やり直し」を丁寧に描いてくる作品はそう多くない。その誠実さが、何十年か経って見直してみても、全然色あせていない。
「やり直し」は後退ではない——もう一度選び直すことの重さ
も〜っと!の核にあるのは、成長の話ではなく「選択のやり直し」の話だと思っている。どれみたちは魔法を失い、もう一度試験を受けなければならない。これをナイーブに読むと「挫折からの立ち上がり」に見える。だが、もう少し丁寧に見ると、そう単純ではない。
魔法を持っていた頃の彼女たちは、力があったから行動できていた面がある。力を失った後に、それでも同じ選択をもう一度できるか——そこを問われているのがも〜っと!という作品だ。試験に合格するための努力ではなく、試験がなくても同じことをしていたか、という問いかけ。その深さが、子ども向けの皮をかぶった大人向けテーマとしてじわじわ効いてくる。
そこにももこ(黄色いおジャ魔女、ニューヨーク出身)という異物が加わることで、どれみたちの「当たり前」が外部から可視化される構造になっている。アメリカから来た女の子の目を通して、日本の魔法見習いたちの常識がいちいち問い直される。これが単なる賑やかし要員の追加ではなく、テーマの補強として機能しているのが巧い。
松岡由貴が演じる妹尾あいこのキャラクターは、このシリーズ全体を通じてずっと「背景にある生活感」を担っていた。家族の話になるとあいこのパートだけトーンが変わる。松岡由貴の声がそこに乗ると、コメディとドラマの境界線がふっと消える瞬間がある。それがも〜っと!でも随所に残っている。
特に刺さったシーン
終盤、魔女試験の佳境で、どれみたちがそれぞれ個別に何かを問われる場面がある。試験の内容ではなく、その前後の「なぜそれをやり続けているのか」という瞬間の会話が刺さった。理由を聞かれて即答できない子の描写が、やたらリアルだった。
能登麻美子が岡田ななこ役として出ているのだが、あの声の柔らかさが、シリーズ全体の「優しい世界観」の底を支えている。いくつかのシーンでぽつりと出る一言の抑制が、逆に感情を引き出してくる。2回目以降で見直すと、最初は素通りしていたそういう台詞が急に重くなることがある。
大谷育江が演じる巻機山花は、どれみシリーズの中でも特別な立ち位置のキャラクターで、も〜っと!でのその扱いは、子どもに見せるには少し複雑だったかもしれない。でも複雑なものを複雑なまま出してきた、その誠実さを今は評価している。
読んで見たくなったら——『も〜っと!おジャ魔女どれみ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- どれみシリーズを1作目から通しで追いかけていた、あの頃の視聴者
- 「魔法少女」ではなく「日常系」として魔法少女アニメを楽しめる人
- 子ども向けコンテンツに埋め込まれた大人向けの問いかけを拾うのが好きな人
- 声優演技のニュアンスを細かく聞くタイプのオタク
- 「やり直し」「再挑戦」のテーマに個人的に引っかかりがある人
合わない人
- シリーズ未履修でいきなりも〜っと!から入ろうとしている人(前作の文脈がないと刺さらない)
- テンポが速いバトルや派手な演出を期待している人
- 話数が多い作品を完走するスタミナがない状態の人
- 子ども向けアニメの文法(ゆっくりした感情の積み重ね)を退屈と感じる人
次に見るなら
も〜っと!の「やり直しと選択」というテーマに近い作品として、おジャ魔女どれみ♯を挙げるのは反則かもしれないが、シリーズとしての続きをまだ見ていないなら素直に続けるのが一番だ。どれみシリーズは積み重ねで味わうもので、切り取りで評価する類の作品ではない。
プリキュアシリーズ(初代)は、どれみと同じ東映アニメーションの流れを汲みつつ、少し別の軸——「戦う」という形で自己選択を描く作品だ。どれみとの作風の違いを比べながら見ると、2000年代初頭の女児向けアニメがどういう思想で作られていたかが見えてくる。
テーマではなく「日常と魔法の混在する空気感」として近い作品を選ぶなら、魔法使いサリー(リメイク版)よりはカードキャプターさくらが今の感覚に近い。魔法を持つことの責任と喜びを丁寧に描いていて、どれみシリーズが好きな感覚の人には自然にはまるはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『も〜っと!おジャ魔女どれみ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluの5サービスで配信中です。主要なサブスクサービスで幅広くカバーされているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。懐かしい作品の再視聴はもちろん、初めて触れる方にも入りやすい環境が整っています。



