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おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 13話 |
| 制作 | Toei Animation |
5人の魔法使いのロマンチックな展開を描く13話のOVAシリーズ。TVシリーズよりも成熟した内容で、~motto~シーズン中の出来事が舞台。花那は赤ちゃんに戻り、魔法の店はベーカリーになっている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『おジャ魔女どれみ』のTVシリーズ第3期「〜motto〜」と並行する時系列で描かれる、全13話のOVAシリーズ。どれみたち5人の魔法使いの日常をより深く、成熟した視点から描いた作品です。魔法の店はベーカリーに様変わりし、赤ちゃんに戻ってしまった花那との生活など、TVシリーズでは描ききれなかった各キャラクターの内面や人間関係が丁寧に掘り下げられています。
みどころ・魅力
① キャラクターの内面に迫るエピソード構成
本作は1話ごとにメインキャラクターを絞り込み、そのキャラクターの悩みや成長を丁寧に描くオムニバス形式を採用しています。TVシリーズでは描かれなかった各キャラクターの繊細な感情が掘り下げられており、ファンにとっては新鮮な発見が多い一作です。
② TVシリーズより一歩踏み込んだ成熟したドラマ
子ども向けとして制作されたTVシリーズとは異なり、本OVAはやや年齢層を上げた内容となっています。恋愛・友情・家族といったテーマが現実的な視点で描かれ、成長したどれみたちの姿を改めて楽しめる作品に仕上がっています。
③ 「motto」シリーズの裏側を補完するサイドストーリー
TVシリーズ第3期と同時期の出来事を別視点から描くため、並行して視聴することで物語の奥行きが増します。花那が赤ちゃんに戻った経緯や魔法のベーカリーでの日常など、本編では語られなかったエピソードが明かされます。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| シリーズ構成 | 山田隆司 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 馬越嘉彦 |
| 音楽 | 奥慶一 |
| OP | 宍戸留美「Naisho Yo!」 |
| ED | 宍戸留美「Suteki Mugendai」 |
| ED | 宮原永海「たからもの」 |
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
どれみのTVシリーズを一通り見終えた後、「まだナイショがある」と知って手を伸ばした。完走後の達成感みたいな状態で見始めたせいか、最初の印象はわりと薄い。「OVAだし、番外編っぽい感じかな」と思って気軽に再生したら、1話目からもう空気が違った。
TVシリーズのあの騒がしさと賑やかさがない。代わりにあるのは、子どもたちが日常のどこかに抱えている、誰にも打ち明けられない気持ちの話。「ナイショ」という言葉をタイトルに掲げているだけあって、全体的にトーンが低く、静かで、やけに刺さる。
2回目に見たときは、序盤のさりげない描写が後半への伏線になっていることに気づいて少し悔しくなった。最初は「なんとなく切ない話だったな」で終わったのに、見返すとその「なんとなく」の解像度がぐっと上がる。それがこのOVAの怖いところだと思う。
子どもだから言えない、大人には見えない——「秘密」が照らす等身大の孤独
このOVAを一言で表すなら、「子どもが抱える秘密の重さ」を丁寧に描いた13話だと思う。TVシリーズの『どれみ』は魔法・友情・成長という骨格で走り続けてきたが、ナイショはその骨格をいったん脱いで、もっと内側にある部分を掘りにいく。
「ナイショ」とは何か。友達に言えない家庭の事情、親に見せられない弱さ、自分でも気づいていなかった感情——各話が扱うのはそういう類のものだ。派手な魔法バトルはない。魔法の店はベーカリーに変わっているし、花那は赤ちゃんに戻っている。どちらもシリーズを知っているファンへの「あ、そういう時期の話ね」という合図として機能していて、本編既視聴者のための設計だと最初から宣言している。
面白いのは、「秘密」の話なのに最終的に誰かに打ち明けることを結末に据えていない回が多いこと。抱えたまま前に進む、あるいは抱えていることに気づくだけで終わる。「秘密は解決するもの」という物語の文法を外してくる。そこが単純な子ども向けOVAとは違う重さを生んでいる。
TVシリーズのmotto!の時系列と並行している設定なので、本編を知っていれば「あのときのあの子はこういうことを考えていたのか」という読み方ができる。補完作品として機能しながら、単独でも一話完結として成立する構造になっている。ただ正直なことを言うと、シリーズをきちんと見ていないと登場人物への感情移入が薄くなる。コアファン向けという前提は頭に入れて再生ボタンを押してほしい。
特に刺さったシーン
あいこに関わる話が個人的にはずっと残っている。松岡由貴さんの演技は、あいこのキャラクターが持つ「強がりの裏側」を声のトーン一つで出してくる。明るくて面倒見がよくて、でも家庭のことでずっと何かを抱えているあいこ——そのキャラクターの内側を、セリフよりも「声の揺れ」で伝える場面があって、そこで思わず止まった。TVシリーズから通して聴いているからこそ、その微妙な変化に気づいてしまう。
大谷育江さんが声を当てる巻機山花は、出てくるだけで画面の質感が変わる。大谷さんは子どもの声をやっているときと、そうじゃないときとで声の「重力」が違う俳優だと思っていて、このOVAではその使い方が意図的に見える。台詞の量は多くないのに、存在感が場を引っ張っている。
切なかった、という記憶の話をすると——終盤の、ある登場人物が「ずっと黙っていた理由」を話す場面が一番しんどかった。泣かせにくる演出ではない。むしろ淡々としている。その淡々さがきつい。
読んで見たくなったら——『おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズ『どれみ』を全シーズン通して見ているファン
- 子ども向けアニメが「実はちゃんと感情を描いていた」と気づいてしまった人
- 静かで地味だけど後から効いてくる話が好きな人
- 声優の演技の「余白」を楽しめる人
- 日常系アニメを感情の解像度が高い作品として好む人
合わない人
- 本編未視聴でOVAから入ろうとしている人(先にTVシリーズを見てほしい)
- 魔法少女らしいバトルや派手な展開を期待している人
- 見終わった後にすっきりしたい人(消化されないまま残る感情が多い)
- キャラクターの背景を知らないまま感情移入しようとしている人
次に見るなら
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲は劇場作品だが、子ども向けの外側を持ちながら大人に刺さる感情の構造という点でかなり近い。派手さは全然違うが、「子どもの視点で描かれる、ちゃんと複雑な感情」という軸はナイショと確かに共鳴する。
カードキャプターさくら クリアカード編は魔法少女ものでありながら、主人公の感情の細かさを丁寧に追いかけるという点で親和性がある。どれみシリーズに慣れた目で見ると、さくらの「分からないけど怖い」という感情の扱い方が似て見えてくる。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。はジャンルが違うが、「子ども時代の感情を、後になって掘り起こす」構造として繋がるものがある。ナイショを見た後の感触を引きずりながら見ると、何かが重なる気がする。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスで幅広く配信されているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。OVA全13話をじっくり楽しみたい方は、ぜひお気に入りのサービスからチェックしてみてください。



