※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

あおおに ~じ・あにめぇしょん~
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Studio DEEN |
「青鬼 THE ANIMATION」テレビシリーズは、オリジナルストーリーのコミカルな翻案で、おなじみのキャラクターがスーパーデフォルメスタイルで描かれています。
作品概要・あらすじ
あらすじ
謎の洋館に迷い込んだ少年・ひろしと仲間たちを、不気味な青い怪物「青鬼」が追いかける――。原作ゲームの恐怖体験をベースにしながら、キャラクターをスーパーデフォルメ化したコミカルなアニメ作品。青鬼は迫ってくるのに、なぜかゆるい空気が漂う独特の世界観で、ホラーとギャグが絶妙に同居するショートアニメシリーズ。みどころ・魅力
① ホラーなのに笑える、唯一無二のゆるいカオス
原作ゲームの「恐怖」という要素を残しながら、キャラクターのデフォルメと演出のズレによって独特のシュールなコメディに仕上がっている。怖いはずなのに怖くない、この絶妙なバランスが本作最大の魅力。② 青鬼の”可愛さ”という新解釈
原作では恐怖の象徴だった青鬼が、デフォルメスタイルによってどこかとぼけた愛嬌のあるキャラクターに変貌。ホラーキャラとしての威厳を保ちつつも笑いを生む造形は、原作ファンにとっても新鮮な発見となっている。③ 1話完結のショート形式で気軽に楽しめる
テレビショートアニメという形式を活かし、テンポよくギャグとストーリーを詰め込んだ構成。1話が短いため隙間時間に視聴しやすく、シリーズ通して飽きさせないサクサク感が続く。キャスト・声優一覧













スタッフ
| 監督 | 前田地生 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 坂井久太 |
| ED | マチゲリータ「キミこそ青鬼」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
あおおにのアニメ化、知らなかった。いや、存在は知っていたんだろうけど、完全に脳内でスルーしていた。あのゲームの印象が強すぎて——薄暗い洋館、青い怪物、なぜか走り方がおかしいひろし——あれのアニメ化と聞いてもピンとこなかったのだと思う。ある日、短編アニメを流し見していたら偶然ヒットして、「あ、これがそうか」という感じで見始めた。
最初の数分で察した。ホラーではなく、コメディだと。スーパーデフォルメのキャラたちがわちゃわちゃする、ゲームのパロディ的な短編シリーズ。2016年の作品だから、ゲームがフラッシュ動画で一世を風靡した頃の熱を引きずっている感じが妙に懐かしかった。2回目に見たとき気づいたのは、ギャグのテンポが思ったより計算されているということ。短い尺の中で、ちゃんと起承転結を詰め込んでいる。
ホラーゲームをギャグに変換することで生まれる、奇妙な愛着の話
原作ゲームの「あおおに」は、ほぼ何も語らない作品だ。洋館、青い怪物、逃げ惑う高校生。ストーリーらしいストーリーはなく、プレイヤーの解釈と二次創作の余白だけで成立していた。そのゆるい輪郭こそが人々の想像力を刺激して、ニコニコ動画やYouTubeで大量の実況動画を生んだわけだが、逆に言えば「正解」を持たないキャラクターたちだった。
このアニメ版がやっていることは、その「正解のなさ」をコメディに変換することだ。ひろし役の逢坂良太の声を聞いたとき、最初は違和感があった。ゲームでは無口で、プレイヤーが勝手に人格を投影していたキャラが、ちゃんとしゃべる。でも数話見ていると、これが意外とはまっている。声があることで、ひろしがただの「逃げるやつ」ではなく、微妙にポンコツで愛嬌のある人物になる。
みか役の喜多村英梨も同様で、ゲームでは背景に徹していたキャラが、短い尺の中でちゃんとキャラ立ちしている。この作品の核心は「キャラクターに声と感情を与えることで、恐怖の文脈をまるごと書き換えてしまう」という転換にある。青鬼はもはや怖くない。ただし、怖くなくなったからといって消耗するわけではなく、むしろオリジナルへの愛着が増す方向に働く。ホラーとコメディは表裏ではなく、コメディ化することで初めてキャラに親しめるという、二次創作文化の文法がそのままアニメになったような作品だと思う。
東地宏樹のナレーションが要所で入るのだが、この重低音の声でデフォルメキャラの日常を実況されると、ギャップだけで笑える。ナレーターの声質がシリアスであればあるほど、絵との落差が広がる構造で、これもちゃんと計算されている。
特に刺さったシーン
たくろう役の水島大宙の演技が妙に印象に残っている。主人公たちの中では一番おいしい役どころで、ちょっと情けなくてちょっと憎めない。笑いの要所に絡んでくる使われ方が上手くて、「ああ、この配役は意図的だな」と思った。水島大宙はこういう、コメディの中に薄くシリアスを混ぜてくる演技が得意で、声だけで「こいつ本気で怖がってる」を表現しつつギャグとして着地させる。短編アニメの限られた尺で、声優の技術差が一番はっきり出るのはこういう部分だと思う。
ゲームをある程度知っている身からすると、洋館の外観やBGMの雰囲気が再現されている箇所で「あ、これはあのシーンのオマージュか」と気づく瞬間がある。デフォルメになっても、ゲームの「空気」が残っているカットがあって、そこだけ不思議な懐かしさがある。怖くはないんだけど、ゲームで感じた不気味さの残滓みたいなものがちらつく。2回目に気づいてから、そのポイントを探しながら見るのが地味に楽しくなった。
読んで見たくなったら——『あおおに ~じ・あにめぇしょん~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2010年代前半のニコニコ動画文化、特にあおおに実況を見ていた世代
- 短編アニメを隙間時間に流せるコンテンツとして使っている人
- 原作ゲームへの敬意よりも「キャラとして愛したい」派のファン
- 逢坂良太・喜多村英梨のコメディ演技を聞きたい人
合わない人
- 原作ゲームのホラー・不気味さを大切にしている人(方向性がまるで違う)
- 話数を跨ぐ連続ストーリーを期待している人(各話完結の短編シリーズ)
- 作画クオリティや演出の密度を求めて見る人
- あおおにを一切知らない状態で見ると、前提知識のないギャグが滑る
次に見るなら
異世界かるてっとは、複数の異世界転生作品のキャラクターをデフォルメ化してギャグショートアニメにするという構造が近い。あおおに~じ・あにめぇしょん~と同じく「知っているキャラが別文脈でわちゃわちゃする」のを楽しむ作品なので、このフォーマットが好きならそのまま入れる。
てーきゅうは、短い尺の中でギャグを高速で詰め込むスタイルの先駆け的なショートアニメで、テンポの気持ちよさという点で似た満足感がある。話の長さと密度のバランスが独特で、あおおにを気軽に流せた人なら同じ感覚で見られる。
原作ゲームへの興味が出たなら、実況動画から入るのが早い。アニメより先にゲームの雰囲気を知ることになるが、むしろ逆順で「あのキャラがあのアニメになったのか」と理解してから見直すと、また違う見方ができる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『あおおに ~じ・あにめぇしょん~』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、利用中のサービスからすぐに楽しめます。ショートアニメなので全話まとめ視聴もしやすく、気軽に試してみるのにちょうどよい作品です。