異世界かるてっと

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2019異世界かるてっと

異世界かるてっと

★ 3.6 / 5.0コメディファンタジー日常系
放送年2019年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数12話
原作オリジナル
制作Studio PuYUKAI

ある日突然現れたボタン。押すなという警告はない。だから押すしかない!罠なのか、それとも新しい冒険の始まりなのか。『リゼロ』『オーバーロード』『このすば』『幼女戦記』のキャラクターたちが異世界から別の世界へ移動し、教室に取り残される。彼らが巻き起こすかわいいカオスの数々を目撃しよう。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ある日突然、目の前に現れた謎のボタン。押してはいけない理由もなく、気づけばボタンを押してしまった彼らが辿り着いたのは、見知らぬ異世界の教室だった。『Re:ゼロから始める異世界生活』『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『幼女戦記』——それぞれ別の世界で活躍する個性豊かなキャラクターたちが一堂に会し、強制的に学園生活を送ることに。まったく異なる常識を持つ者たちが同じ教室に押し込まれたとき、何が起こるのか?賑やかすぎる日常が幕を開ける。

みどころ・魅力

① 4作品のキャラクターが同じ画面に集結する夢のクロスオーバー

スバル、アインズ、カズマ、ターニャといった各作品の主要キャラが同じ空間でやり取りする様子は、ファンにとってたまらない見どころ。それぞれのキャラクターの個性がぶつかり合い、原作では絶対に実現しない組み合わせのやりとりが随所に生まれる。各作品を知るほど笑いが増す構造になっている。

② SD(ちびキャラ)デフォルメで描かれるゆるふわギャップ

普段はシリアスな展開も多い原作作品のキャラクターたちが、かわいらしいSDキャラとして描かれることで独特のギャップが生まれる。物々しい雰囲気を持つアインズやターニャがわちゃわちゃと日常をこなす姿は、原作ファンほど新鮮に映る。12分という短い尺に笑いが凝縮されており、さくっと楽しめる。

③ 各作品のあるある・お約束ネタへのセルフパロディ

それぞれの原作の名シーンや定番パターンをネタとして活用したセルフパロディが随所に散りばめられている。原作を見ていなくても楽しめるが、知っていればより深く笑える二重構造のギャグが魅力。異世界転生ものお約束をまとめて突っ込む視点も痛快で、異世界アニメファンなら必見の一作。

キャスト・声優一覧

アクア
アクア
メイン
›
雨宮天
アルベド
アルベド
メイン
›
原由実
佐藤和真
佐藤和真
メイン
›
福島潤
レム
レム
メイン
›
水瀬いのり
モモンガ
モモンガ
メイン
›
日野聡
エミリア
エミリア
メイン
›
高橋李依
ナツキ・スバル
ナツキ・スバル
メイン
›
小林裕介
ターニャ・デグレチャフ
ターニャ・デグレチャフ
メイン
›
悠木碧
ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
メイン
›
早見沙織
ダクネス
ダクネス
サブ
›
茅野愛衣
パック
パック
サブ
›
内山夕実
ヴォーレン・グランツ
ヴォーレン・グランツ
サブ
›
小林裕介

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スタッフ

監督芦名みのる
シリーズ構成芦名みのる
原案キャラデザ篠月しのぶ、三嶋くろね、大塚真一郎
キャラクターデザインたけはらみのる
音楽川田瑠夏
美術監督戸杉 奈津子
OP小林裕介「異世界かるてっと」
ED高橋李依「異世界ガールズ♡トーク」
ED雨宮天「Hollow Veil」
ED原由実「異世界かるてっと」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「リゼロ×オーバーロード×このすば×ターニャ」という組み合わせを最初に聞いたとき、正直「やりすぎでは」と思った。それぞれが独立した世界観と空気を持つ作品だし、コラボ系ショートアニメってだいたい薄味で終わるイメージがある。半信半疑でとりあえず1話だけ見るか、という気持ちで始めた。

そうしたら10分後には続きを押していた。

2回目に見たとき気づいたのは、キャラのセレクションの妙さだ。各作品から「なんかズレてる人」が集められている。スバルは空回りしがち、アインズは内心ガクガクしながら外面だけ完璧に保つ、カズマは怠惰、ターニャは合理主義すぎて教室という概念そのものが合わない。この「ズレ」の組み合わせが、短い尺でも化学反応を起こしている。

「俺TUEEE」を自覚しているキャラたちが、ただの生徒になる話

この作品、表面上はコメディだけど、構造としてやっていることはかなり意地悪だと思う。各作品のキャラクターたちは、それぞれの世界では「強者」か「有能な人間」として描かれている。アインズはナザリック最強の支配者、ターニャは戦場で天才と呼ばれる軍人、エリスとアクアは女神だ。ところがここでは全員等しく「生徒」に落とされる。

この「格の剥奪」が、コメディとして機能しているだけでなく、各キャラの素の部分を引き出すフィルターになっている。アインズ(日野聡さんの、外面を保ちながら内心でツッコむあの演技は何度聞いても笑う)が教室でオロオロする姿は、本編でのアンデッドの帝王としての威厳と対比されるから面白い。ターニャ(悠木碧さんが低学年キャラとして完全にハマっている)が授業中にまじめに板書しているシーンも、彼女の「有能さ」が脈絡なく出てくるから可笑しい。

単なる「有名キャラ集めました」ではなく、「この人たちを同じ条件に置いたらどうなるか」という実験的な視点がある。そのため各作品のファンが「うちのキャラらしい」と思える行動をしながら、同時に「らしくない状況」に置かれている、という二重のギャグ構造が成立している。

早見沙織さんのヴィクトーリヤが、本編での実直な副官キャラのまま教室でターニャを気遣っているのを見ると、「キャラの核はちゃんと守られている」という安心感もある。コラボ物でありがちな「キャラが薄くなる」問題をかなり意識的に回避している。

特に刺さったシーン

ダクネス(茅野愛衣さん)が教室のなかでも変わらずマゾっ気を発揮するくだりは、何回見ても笑う。茅野さんの声質はダクネスの「貴族然とした真剣さ」を出すのにすごく合っていて、だからこそギャグとして機能するという逆説がある。本編での彼女の役割をちゃんと知っていると、教室内での言動ひとつひとつがノイズなく「ダクネスだ」と認識できる。

もうひとつ、エミリア(高橋李依さん)が普通の生徒として馴染んでいく序盤の流れ。スバルとの掛け合いは本編の空気感を保ちながらも、学校というフォーマットの中でどこかのびのびしていて、「こういう日常もあったらよかったのに」という気持ちになる。高橋さんのエミリアは本編では感情の起伏が大きい場面が多いぶん、こういう穏やかなシーンでの声のトーンが印象に残る。

読んで見たくなったら——『異世界かるてっと』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 4作品のうち少なくとも2作品以上を見たことがある人。知識がないと笑えないギャグが多い
  • 12分の尺でサクッと見たいとき。1話の密度が高いのでまとめ見にも向く
  • 各作品のキャラの「らしさ」を大切にしてほしいファン。キャラ崩壊系コラボが嫌いな人でも比較的安心
  • 声優陣の掛け合いを楽しみたい人。豪華すぎて純粋に笑える

合わない人

  • 4作品を全部未視聴、またはどれか1本しか知らない状態だとかなり置いてけぼりになる
  • ストーリーの進展や感情的な深みを求めている人。この作品にそれはない
  • 12分ショートというフォーマット自体が苦手な人

次に見るなら

この素晴らしい世界に祝福を!(本編)——異世界かるてっとでカズマたちが好きになったなら、元の文脈で見るとギャグの解像度が上がる。アクアの使えなさとダクネスのブレなさはやはり本編で積み上げられたものだと実感できる。

オーバーロード(本編)——アインズの「内心ガクガク・外面完璧」というギャップはかるてっとで初めて知った人も多いはず。本編はバトルとシリアスが多いが、このギャップを軸に見ると全話が違って見える。日野聡さんの演技が本編でどれだけ仕事をしているか確認しに行ってほしい。

幼女戦記(本編)——かるてっとのターニャは「子供×真剣」のギャップがメインだが、本編のターニャは笑えるだけでなく本当に怖い。悠木碧さんが高音域と低音域を使い分けながら軍人ターニャを作り上げているのは、かるてっとを見た後だと余計にしんどく響く。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『異世界かるてっと』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Hulu・Disney+と多数の主要配信サービスで視聴可能です。ほぼすべての大手プラットフォームに対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。1話12分と短い作品なので、隙間時間にさっと楽しめるのもうれしいポイントです。

よくある質問

Q. 原作4作品を全部見ていないと楽しめませんか?
A. 1作品だけ知っていても十分楽しめますが、4作品すべてを視聴済みだと笑いが何倍にも増します。知らない作品のキャラクターを知るきっかけにもなるので、入門編としても活用できます。
Q. 1話どのくらいの長さですか?
A. 1話約12分のショートアニメです。全12話なので、シーズン1を全部見ても約2時間半ほど。まとめて一気見しやすい作品です。
Q. 続編はありますか?
A. 2019年にシーズン1、2020年にシーズン2が放送されています。また「異世界かるてっと2」としてシーズン2が配信中のため、気に入ったらそのまま続けて楽しめます。
Q. 子どもでも見られますか?
A. ギャグ中心のほのぼのとした内容で暴力描写や過激なシーンはほとんどありません。ただし原作作品に年齢制限がある場合もあるため、保護者の判断で視聴することをおすすめします。

まとめ

『異世界かるてっと』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Hulu・Disney+と多数の主要配信サービスで視聴可能です。ほぼすべての大手プラットフォームに対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。1話12分と短い作品なので、隙間時間にさっと楽しめるのもうれしいポイントです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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