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聖闘士星矢: Knights of the Zodiac
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 6話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
ゼウスの娘アテナは戦いの女神でした。多くの若き戦士たちが「聖闘士」としてアテナを守るため戦いました。聖闘士の証は「聖衣」という戦闘用の防具です。長い時を経て、この聖衣をめぐる新たな争いが始まろうとしていました。少年セイヤはギリシャに渡り、修行を受けることを決意します。
作品概要・あらすじ
あらすじ
戦いの女神アテナを守るため、選ばれし若き戦士たちは「聖闘士」として戦ってきた。その証である戦闘用防具「聖衣」をめぐり、長い時を経て新たな争いが幕を開けようとしていた。少年セイヤはギリシャへと渡り、過酷な修行に身を投じる決意を固める。古代から続く神話の因縁と、現代を舞台にした壮大な戦いが今始まる。
みどころ・魅力
① 3DCGで蘇る「聖衣」の迫力
Netflixオリジナルとして制作された本作は、フル3DCGアニメーションを採用。歴代ファンに馴染み深い黄金・白銀の聖衣がリアルな質感と動きで再現されており、装着シーンや戦闘シーンの臨場感は従来の2Dアニメとは一線を画す映像体験となっている。
② 世界中のファンに向けた新解釈のストーリー
1986年のオリジナル作品の世界観を継承しつつ、現代的な視点でアレンジした脚本が特徴。セイヤたちの動機や人間関係がより深く掘り下げられ、聖闘士星矢を知らない新規視聴者でも楽しめる構成となっている。グローバルな制作体制が生んだ新鮮な切り口に注目だ。
③ 神話とバトルが交錯する重厚な世界観
ギリシャ神話の神々や星座の伝説をベースに、アテナを守る聖闘士たちの宿命が壮大なスケールで描かれる。聖衣の継承と争奪をめぐるドラマは、単純な勝ち負けを超えた哲学的テーマを内包しており、バトルアニメとしてだけでなく神話叙事詩としても楽しめる作品だ。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 芦野芳晴 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 西位輝実、岡崎能士 |
| OP | 「PEGASUS SEIYA」 |
| ED | 「サムバディ・ニュー」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「NetflixがCGで星矢やるらしい」という話を聞いたとき、正直「やめてくれ」が先に来た。あの原作をCGで、というのがどういう意味なのか、予告映像を1分見れば大体わかる。案の定、Twitterの反応は地獄みたいな二分裂で、「原作ファン怒りの発狂スレ」と「案外ありじゃね派」が延々やり合っていた。
それでも見始めたのは、単純な興味本位だった。賛否両論というのはそれ自体が一つの現象で、「なぜここまで人を怒らせたのか」は見ないとわからない。見た。序盤、星矢がギリシャに渡って修行を始めるあたりで、確かにCGの質感が気になった。動きが滑らかすぎて、どこか人形劇っぽい。ただ、全部がダメというわけでもなく、アテナをめぐる聖衣の争いの設定はちゃんと機能していると思った。今も途中で止まっているのは、「駄作だから」ではなく「続きを見る気力の順番が回ってこない」が正確なところだ。
「英雄の証明」を外見で語ろうとして、それが裏目に出た作品
この作品の核にあるのは、「聖衣」という概念だ。聖闘士の証としての鎧、戦う資格の可視化、英雄であることの外部化。原作の車田正美がマンガという媒体でやっていたのは、その「外見」を線と影と汗と血でドラマに変換することだった。ページをめくるたびに、聖衣の重さが腕に伝わるような、あの密度。
CGアニメにしたとき何が起きるか。逆説的に、「外見が完璧すぎる」問題が起きる。3Dで作られた聖衣はフォトリアルに美しい。光が当たって金属の質感が出る。でもそれは「鑑賞できる聖衣」であって、「戦いの中で輝く聖衣」ではない。見せ方が丁寧なほど、なぜかドラマが遠のく。
Netflixのオリジナル配信という形式も、この問題に乗っかっている。予算をかけて映像品質を上げれば上げるほど、原作が持っていた「泥臭さ」「血反吐を吐く少年漫画の体臭」が薄まっていく。TVシリーズと比べたとき、配信オリジナルの強みは映像の精度にあるはずなのに、この作品では逆にその精度がノイズになっている。
星矢という物語は「弱い者が信念で強者を超える」話だ。その信念を描くには、キャラクターが「みすぼらしく」「傷ついて」「それでも立ち上がる」瞬間の落差が要る。CGはその落差を作ることが苦手で、常にきれいに整っている。整っている英雄に、感情移入はしにくい。
この作品が「賛否両論」で終わったのは、技術的な失敗ではなく、方向性の選択ミスだったと思う。星矢に必要だったのはリアリティではなく、様式美だった。
特に刺さったシーン
終盤の聖衣をめぐる対決シーンで、森田成一の声が変わる瞬間がある。絞り出すような叫びというか、少年が限界を超えようとしているときの特有の声質。森田さんはキャリアの中でも「若い熱量をそのまま乗せる」演技が巧みで、このシーンはCGの硬い映像の中で数少ない「体温がある」場面だった。
一方で、櫻井孝宏の紫龍はまったく別のアプローチで来る。静かで、感情を押し込んだ声。420本超えのキャリアが培った「感情の抑制の仕方」が出ていて、星矢の熱さと並べると一つの画面の中で温度差が生まれる。この対比は意図的だと思うし、音声だけ聴いていると普通に良かった。
折笠富美子の城戸紗織も、守られる側のキャラクターとしての「重さ」を声に込めていた。160本超えのキャリアで積み上げた、品のある緊張感。この3人の声がある場面は、映像の違和感を一時的に忘れさせてくれる。
読んで見たくなったら——『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 原作・旧アニメを知らずにフラットに見られる人(前情報がないほど楽しめる)
- CGアニメの映像品質それ自体を楽しめる人
- 声優陣のアンサンブルだけで1クール持つ人(森田・櫻井・小西・折笠・佐藤の布陣は普通に豪華)
- ギリシャ神話・聖闘士の設定を今の映像で体験したい若い視聴者
合わない人
- 旧アニメや原作に強い思い入れがある人(比較が始まった瞬間にきつくなる)
- CGキャラクターの動きに生理的な違和感を感じるタイプ
- 星矢に「泥臭さ」「血と汗の少年漫画感」を求めている人
- 「なぜここをCGで作ったのか」を考え始めると止まれない人
次に見るなら
聖衣をめぐる戦いと「守護」のテーマが好きなら、Fate/stay night [Unlimited Blade Works]もおすすめ。「証を持つ英雄」「守るための戦い」という構造が近く、ufotableの映像品質はCGアニメとは別のアプローチでその問題を解決している。見比べると制作論的に面白い。
NetflixのCGオリジナルという文脈で見るなら、ULTRAMAN(2019年)。同じくCG×往年ヒーローの組み合わせで、こちらは「CGの使い方の正解例」として機能している。なぜこちらは成功してあちらは賛否になったのか、ということを考えながら見ると2倍楽しめる。
星矢の「少年が神話の戦いに挑む」スケール感を別の形で体験したいなら、神撃のバハムート GENESIS。ギリシャ・バビロニア的な神話世界観と主人公の熱量が近い。こちらは旧来の2Dアニメの強みをそのまま使っている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。フル3DCGで描かれる迫力の聖闘士バトルを、ぜひお好みのプラットフォームでご覧ください。
よくある質問
まとめ
『聖闘士星矢: Knights of the Zodiac』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。フル3DCGで描かれる迫力の聖闘士バトルを、ぜひお好みのプラットフォームでご覧ください。




