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東京喰種-トーキョーグール-:re
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
翼赫の物語 アンテイク襲撃から2年が経過した。CCGの影響力が増し、東京の雰囲気は一変したが、グールは依然として脅威である。特にテロ組織青桐樹は、CCGの脅威を認識し警戒を強めている。CCGが新設した特別部隊クインクスは、この状況を変える可能性を持っている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
アンテイク襲撃から2年。CCGの影響力が拡大し、東京からグールの気配は薄れたかに見えた。しかし、テロ組織「青桐樹」が台頭し、新たな脅威として浮上する。そんな中、CCGが組織した特別部隊「クインクス」が結成される。グールの力を宿しながら人として生きる彼らは、複雑な任務の中で自分たちのアイデンティティと向き合っていく。みどころ・魅力
① 前作から一変した世界観と新主人公の謎
前作『東京喰種』から時が経ち、組織も人物構成も大きく様変わり。記憶を失った状態でCCG側の捜査官として登場する主人公・佐々木琲世の正体と過去をめぐるミステリーが、序盤から強烈な引きとして機能する。前作ファンほど「なぜこうなったのか」という疑問が止まらない構成になっている。② グールと人間の境界を問う重厚なテーマ性
クインクスというグールの力を持ちながら人間社会に生きる存在を軸に、「人とは何か」「正義とは何か」という問いが全編を通じて描かれる。単なる戦闘アクションに留まらず、登場人物それぞれの葛藤と選択が丁寧に積み重ねられている点が本作の核心だ。③ 激化する組織間抗争と怒涛の終盤展開
CCG・青桐樹・旧来のグール勢力が複雑に絡み合い、予測不能な展開が続く。特に終盤に向けて物語は急加速し、伏線の回収と衝撃の真実が次々と明かされる。アクションシーンのクオリティも高く、緊張感の持続が最後まで途切れない。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡部穏寛 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 御笠ノ忠次 |
| キャラクターデザイン | 中嶋敦子 |
| 美術監督 | 緒続学 |
| 音響監督 | 原口昇 |
| OP | Cö shu Nie「asphyxia」 |
| ED | 椎名林檎「HALF」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
:reを最初に見たとき、金木研がいなかった。それどころか、見たことのないキャラクターが見たことのない組織で戦っていて、あの独特の歪んだ世界観だけが辛うじて「あ、これ喰種だ」と思わせてくれた。正直に言うと、旧作を見ていなければ3話で投げていたと思う。
花江夏樹がまた別の顔で画面に出てきたとき、「ああ、そっちか」と声が出た。2周目になってはじめて、序盤の匂わせの密度に気づいた。制作側の意地悪さに少し笑った。:reから入った人が置いてけぼりになるのは構造上しかたないとしても、旧作をちゃんと見てから来てほしいとは毎回思う。
「敵を倒す」という行為が最初から成立しない戦場に立たされること
:reが描こうとしているのは、「人間とグールの対立」という構図そのものの解体だ。CCGという正義の側に、グールの能力を持つ者を組み込んでしまうことで、戦うことの意味が最初から宙吊りになっている。クインクスは人間でもグールでもなく、「どちら側にも完全には帰れない」存在として物語に置かれている。
米林才子(佐倉綾音)が自分の内側にある「グールに近い何か」を恐怖とともに引き受けていくプロセスは、旧作で金木研が「喰種である自分」を受け入れていく過程と鏡写しになっている。佐倉綾音の演技は、強がりと脆さが混在する声色が持ち味で、才子がチームの中で「普通のふりをしようとしている」場面のひずみが細かく出ていた。
一方で瓜江久生(石川界人)は、クインクスの中でもっとも「自分が何者か」に対して攻撃的な人物として描かれている。石川界人はこういう、感情を力に変換するしかない役をやらせると凄みが出る。怒りがそのまま存在証明になっているキャラクターの痛さが、台詞の端々から出ていた。
そしてエト(坂本真綾)の存在が、この作品のバランスをいちばん崩している。グールでありながらCCGにとっての最大の脅威であり、かつ人間社会に紛れ込んでいる。坂本真綾の声は、柔らかさと刃のような鋭さが共存できる稀有な質感があって、エトの「どこにも属さない自由さ」を体現するのに過不足がなかった。単純な「黒幕」ではなく、この物語の歪みを楽しんでいるような佇まいが怖かった。
:reが単なる旧作の続編でなく、「喰種という設定を使って別の問いを立て直した作品」だと思うのはそこだ。人間とグールを戦わせることで描けるのは「共存か対立か」ではなく、「自分が何者であるかを決めるのは誰か」という問いだったと、2周目でようやく理解した。
特に刺さったシーン
有馬貴将(浪川大輔)が関係する場面で、何度見ても同じところで止まってしまう。浪川大輔はセリフが少ない役を演じるとき、沈黙の質が人によって全然違う。有馬の沈黙は、感情を殺しているのか、最初からないのか——視聴者に判断を委ねたまま画面が切り替わる。そのもったいぶり方が、旧作から積み上げてきた「有馬貴将という謎」を維持するのにちょうどよく機能していた。
終盤にかけての展開で、金木研の記憶と「今の彼」が交差していくくだりは、花江夏樹の演技の幅を正面から見せられる構成になっている。普段おだやかな声のトーンが、特定の場面で突然ひびを入れてくる瞬間があって、そこだけ再生を止めた。旧作を見ているとその落差がより重くのしかかる。:reだけで見ていたら、たぶんただ「感情的なシーン」として流してしまっていたと思う。
読んで見たくなったら——『東京喰種-トーキョーグール-:re』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- 旧作(無印・√A)を一通り見ている人
- 「善悪の二項対立がないまま話が進む」構造が好きな人
- 声優の細かい演技の変化を拾いながら見る習慣がある人
- グロ描写・暗い展開に対して一定の耐性がある人
合わない人
- :reから入ろうとしている人(正直やめたほうがいい。旧作から見てほしい)
- 主人公が序盤から活躍する話を求めている人
- 1クールでスッキリ完結してほしい人(:reはそういう作りではない)
- グロテスクな映像表現が苦手な人
次に見るなら
東京喰種トーキョーグール(旧作・無印)を未視聴なら、まずこちらから。:reの登場人物の背景と感情の重さは、旧作を踏まえてはじめて機能する。金木研が「何を経てあの状態になったのか」を知っているかどうかで、:reの見え方がまるごと変わる。
PSYCHO-PASSは、「正義の側に組み込まれた存在が、その正義を疑い始める」構造が近い。システムに管理される社会で、執行者という立場に置かれた人間の葛藤は、クインクスたちの状況と重なる部分が多い。ダークな世界観・アクション描写が好きなら入りやすい。
進撃の巨人は、「敵だと思っていた存在の内側に視点が移る」展開に慣れているなら、:reの語り口とも相性がいい。どちらも「正しい側」が物語の途中で崩れていく作りになっていて、見終わったあとに似た後味が残る。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『東京喰種-トーキョーグール-:re』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中だ。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに加入しているサービスからすぐに見始められる。前作シリーズも多くのサービスで配信されているので、まとめて一気見するのがおすすめだ。



