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BEASTARS
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Orange |
肉食動物と草食動物が共存する動物の世界。チェリートン学園の生徒たちの学園生活は、希望、恋愛、不信感、不安に満ちている。主人公はオオカミのレゴシで、演劇部に所属している。威圧的な外見とは異なり、彼は非常に優しい心を持っている。人生のほとんどを通じて、彼はいつも
作品概要・あらすじ
あらすじ
肉食動物と草食動物が共存する世界を舞台に、名門チェリートン学園の演劇部員たちの青春を描く。主人公のオオカミ・レゴシは、その威圧的な外見とは裏腹に繊細で思いやり深い性格の持ち主。ある夜、草食動物のウサギ・ハルに出会ったことで、肉食と草食の間に芽生えた禁断の感情と向き合うことになる。捕食本能と優しさの間で葛藤しながら、自分とは何者かを問い続ける姿が胸を打つ青春群像劇。みどころ・魅力
① 「強さ」と「優しさ」が共存する主人公レゴシの葛藤
最大の魅力は、捕食者であることへの恐怖と向き合いながら自己を律するレゴシの内面描写にある。本能と理性の狭間で揺れる姿はリアルな等身大の苦悩として描かれており、種族の違いを超えた普遍的な「自分らしく生きることの難しさ」として深く刺さる。② 肉食×草食という独自の世界観が生み出す緊張感
共存社会という建前の裏に潜む恐怖・差別・欲望を、学園ドラマという形式でリアルに描き出す。捕食行為が禁忌とされる社会でも消えない本能的な衝動の描写は、種族間の関係性に鋭い問いを投げかけ、ミステリー的な緊張感と社会風刺を同時に楽しめる。③ 個性豊かな脇役たちが織りなす群像劇
レゴシだけでなく、演劇部の仲間たちそれぞれが深く掘り下げられているのも見逃せないポイント。強さへの執着を抱えるライオンのルイ、自己肯定感と孤独を抱えるハルなど、一人ひとりが複雑な背景を持ち、絡み合うことで物語に奥行きをもたらしている。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 松見真一 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 大津直 |
| 音楽 | 神前暁 |
| 美術監督 | 春日美波 |
| OP | アリ「Wild Side」 |
| ED | ユリカ「Le zoo」 |
| ED | ユリカ「眠れる本能」 |
| ED | ユリカ「Marble」 |
| ED | ユリカ「月に浮かぶ物語」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「Netflixのオリジナルアニメ、CGらしいけど」という情報だけで身構えた。2019年当時、国産CGアニメへの警戒心はまだかなり高かったし、実際に第1話冒頭で動き出したキャラクターたちを見て「あ、やっぱりこれかあ」と一瞬引いた。毛並みの描写は細かいのに、動きのリズムが手描きと違う。その違和感がどこから来るのかを分析しながら見ているうちに、気づいたら3話まで進んでいた。
2周目で気づいたのは、あのCGの「重さ」が意外と作品に合っているということ。レゴシの体の大きさ、肉食動物としての質量感——それがあの独特な動きによって強調されていた。手描きだったら軽すぎたかもしれない。慣れた後に振り返ると、あれは弱点ではなく選択だったと思う。好きになるのに3話かかったが、好きになってからは相当しつこく見た。
「本能」を恥じることでしか、優しくあれなかった話
BEASTARSを「肉食と草食の共存社会もの」として語るのは正確じゃない。あれは、自分の中にある衝動を知っている人間の話だ。
レゴシはオオカミで、肉食で、体が大きくて、夜目が利く。そういう「スペック」を持ちながら、演劇部でひっそり裏方をやっている。誰かを傷つけることへの恐怖と、傷つける側の自分への嫌悪感。その二層構造が、このキャラクターの核にある。
序盤の重要なシーンで、レゴシは無意識の行動に気づき、自己嫌悪に陥る。2回目に見ると、あの場面のレゴシの表情の細かさが違って見える。種﨑敦美さん演じるジュノの「本能に正直」な立ち位置が、レゴシの抑圧と対比になっていることも、1周目よりずっとはっきりわかる。
この作品が面白いのは、「本能を受け入れろ」という話をしていないところだと思う。レゴシは最後まで、自分の衝動を完全には肯定しない。でも否定もしきれない。その着地点のなさが、妙にリアルだった。成長物語として綺麗にまとめようとしない、その誠実さが好きだ。
堀内賢雄さんのオグマは、「折り合いをつけた先輩」として機能している。あの声の落ち着きが、レゴシが向かうかもしれない未来の一形態に見えて、複雑な気持ちになる。理想像でもあり、警告でもある。大塚明夫さんのゴウヒンは、そのさらに先——折り合いどころか、自分を律することを生き方にした存在で、あの低音の威圧感が「厳しさの中の愛情」を一声で伝えてくる。台本だけでは絶対に出ない説得力がある。
特に刺さったシーン
小野友樹さんのルイが、レゴシに対して弱さを見せる場面がある。ルイというキャラクターは「草食動物の誇り」を体現した存在で、その取り澄ました美しさが終盤に崩れる瞬間——あそこで思わず巻き戻した。小野さんの声って、普段から凛としているぶん、ひびが入ったときの落差が大きい。ルイという役が要求するものと、小野さんの声質がこんなに合うとは思っていなかった。
もう一つは、榎木淳弥さんのジャックの存在感。主人公の親友という、ともすれば「賑やかし」になりがちなポジションを、あの演技は全然そうさせない。レゴシの独白に対するジャックの相槌一つひとつに重さがあって、「聞いている」感じが伝わってくる。主役じゃないキャラクターが画面にいるだけで場が安定する、というのを体感した。
読んで見たくなったら——『BEASTARS』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「善意だけど傷つける」人間関係のリアルさに覚えがある人
- 成長物語が「きれいに解決しない」ほうが信用できると思っている人
- 学園ものとして見始めて、どんどん重くなっていくのを歓迎できる人
- Netflix CGアニメに抵抗がない、あるいは克服できる人(慣れる)
- 声優の演技を聴くことそのものが楽しみの人
合わない人
- 擬人化動物キャラクターのビジュアル自体がどうしても無理な人
- 主人公が「ぐずぐず悩んでいる」と感じるとストレスになる人
- ラブコメ成分に明確な進展を求める人(かなり焦らす作品です)
- 1話のCGで無理と判断した人(3話まで見れば変わる可能性はある)
次に見るなら
デビルマン crybaby(Netflixアニメ)——「善良な心を持つ者が、化け物的な力を抱える」という構造が共通している。こちらはもっと直線的で暴力的だが、BEASTARSの「本能と理性の間」が刺さった人には同じ文脈で語れる作品。湯浅政敏の演出は手描きの暴力性で迫ってくる。
文豪ストレイドッグス——「異能力を持つことへの罪悪感と誇り」という心理的テーマが近い。組織と個人、強さと孤独の関係がきちんと描かれていて、キャラクターの掘り下げが好きな人には刺さりやすい。BEASTARSよりエンタメ寄りなので見やすい。
約束のネバーランド(1期)——「閉じた世界の秩序と、その外側を知ってしまった後」というテーマで重なる部分がある。BEASTARSの「共存社会の建前と裏側」に居心地の悪さを感じた人は、同じ感覚をこちらでも味わえると思う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
BEASTARSは現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluと、主要な動画配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。すでに加入しているサービスがあればすぐに視聴をはじめられるため、配信環境に困ることはないでしょう。気になる方はぜひ今すぐチェックしてみてください。




